犬の多頭飼いで『仲良くさせる』4つのコツ!ケンカが絶えない時の対処法とは

犬の多頭飼いで『仲良くさせる』4つのコツ!ケンカが絶えない時の対処法とは

犬好きであれば「もう一頭迎え入れたい…」と考えたことがある飼い主さんも少なくないですよね。愛犬同士が仲良く過ごしてくれると飼い主さんも嬉しいはず!この記事では犬の多頭飼いで仲良くさせるコツとケンカが絶えない時の対処法をご紹介いたします。

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犬の多頭飼いで『仲良くさせる』4つのコツ!

ご飯と2頭の柴犬

犬が大好きな方なら何頭かの犬と共に暮らす生活に一度は憧れたことがありますよね。賑やかで楽しい毎日の裏側には、もちろん大変なことも多くあるかと思います。

第一に愛犬同士が仲良くしてくれないことには、犬も飼い主さんもストレスだらけになってしまうはず。多頭飼いで愛犬同士が仲良くするコツを確認していきましょう。

1.相性を見極める

愛犬同士に仲良くなってもらうには相性の良さがとても重要になってきます。飼い主さんがどんなに頑張って仲良くさせようとしても、相性の悪さの壁を乗り越えるのはかなり難しいもの。

可能であれば新しく迎え入れる犬はトライアル期間を設けるのがベストです。犬の相性は個体の性格ももちろんありますが、同じ犬種同士が最も相性が良いと言われています。

また性別に関しては雄と雌が一番相性が良く、つぎに雌同士と言われています。雄同士だと喧嘩が多くなる傾向が強いと言われています。新しい犬を迎え入れる前に検討してみて下さい。

2.先住犬を優先する

犬を多頭飼いするのであれば、日常の様々な行動を先住犬優先にするようにしましょう。先住犬の性格を十分に考慮したうえで、新しく迎え入れた犬を「家族」としてゆっくりと認識してもらいます。

新しく迎え入れた犬を優先的に構ってしまうと先住犬は精神的にストレスを感じてしまう危険性があります。

先住犬を優先することで、新しく迎えいれた犬にも「先輩なんだ」と認識してもらうことが出来るのです。ご飯を上げる時も帰宅した時に「ただいま」と声をかけるのも先住犬を優先して下さい。

3.ケージやベッドは個々に用意する

犬同士それぞれがゆっくりと落ち着いて休むことが出来る空間を用意するために、ケージやベッドは共有せずに個々に用意してあげましょう。犬同士に仲良く過ごすてもらうためには、個体ごとに気持ちが穏やかに過ごせることが大切です。

犬が問題行動を起こしてしまう原因のひとつに「安心して眠れる場所がない」という理由もあります。互いに仲が良く勝手に一緒に寝てくれる犬同士もいますが、基本的には1頭だけでゆっくりと落ち着いて寝ることが出来る空間を用意してあげることで、ストレスを軽減することが出来ます。

4.競争させない

多頭飼いの犬同士ではケンカも珍しいことではありません。飼い主さんの愛情に対しての嫉妬はもちろん、オヤツやオモチャの奪い合いからケンカに発展してしまうこともあります。

わざとひとつのオモチャで何頭かの犬を遊ばせて競争心を煽るようなことはせず、一緒に楽しく穏やかに遊べる工夫と穏やかに過ごせる環境を作ってあげましょう。

犬同士のケンカが絶えない時の対処法とは

じゃれる2頭の子犬

多頭飼いのケンカの原因は飼い主さんの愛情への嫉妬、またオヤツやご飯への独占欲などが多くなります。

しかし、飼い主さんの目から見るとケンカに見えるような行動も、じゃれて激しく遊んでいるだけのことも多いので見極めはしっかりとしましょう。ケガをしてしまうような激しいケンカの場合は、飼い主さんがしっかりと対処してあげましょう。

1.しっかりとストレス発散する

犬同士の相性が悪く些細な原因でケンカをしてしまうこともありますが、ストレスが溜まっていることで、なおさら喧嘩は起こりやすくなってしまいます。

運動不足や生活環境などストレスの原因をつきとめしっかりとストレスを発散し、日頃からケンカが起こりずらい精神状態を保てるよう心がけてみましょう。

2.ご飯を別々に与える

多頭飼いのケンカではご飯の最中に起こることも多いと思います。ご飯を早く食べ終わった犬がまだ食べている犬のご飯を奪おうとしてケンカし始めてしまうことが多いよう。

このような理由でケンカが起きてしまう場合は、ご飯を別々に与えられるよう工夫してみましょう。それぞれのケージ内で扉を閉めた状態でご飯を与える、また犬同士が至近距離にならないような離れた場所で与えてみるのもひとつの方法です。

3.無理に仲裁しない

犬同士が本気の激しいケンカをしている時は、飼い主さんが無理に仲裁に入るのはとても危険です。興奮状態の犬は飼い主さんを認識できなくなることもあるので、力加減なく噛まれてしまうこともあります。

どうしても相性が悪く仲良くできない場合は悲しいことではありますが、飼育環境を分ける決断も必要になると思います。またプロのドッグトレーナーの力もお借りして、環境を整えしつけをしていきましょう。

まとめ

2頭の犬の後ろ姿

多頭飼いをしたら愛犬同士には仲良く過ごしてもらいたいもの。しかし相性が悪く仲良くできない犬同士もどうやら少なくはないようです。人間も相性が悪く嫌いな人と無理に仲良くするのは難しいですよね。

ストレスのない環境を与え、先住犬を優先し愛情を平等に与えるという接し方が多頭飼いには良いですが「相性が良い」に勝るものはないかと思います。悲しい結果にならないよう、迎え入れる前に先住犬と新入りの犬は何度か会わせておくことが一番です。

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