愛犬が飼い主に寄りかかってくるのには理由があります
愛犬に寄りかかられた経験のある飼い主さんは多いのではないでしょうか。『寄りかかる』ということは『体を預ける』ということなので、愛犬のサイズによっては重かったりもするでしょう。
それでも愛犬が寄りかかってくるのはやっぱり可愛いし、幸せな気持ちにもなりますよね。幸せな気持ちに浸っていたくて、トイレへ行きたくても多少我慢してしまったりする飼い主さんもいるのではないかと思います。
ところで飼い主の皆さんは、どうして愛犬が自分に寄りかかってくるのか考えたことはありますか?愛犬が飼い主さんに寄りかかってくるのには理由があるのです。
愛犬が飼い主に寄りかかってくる理由は?
では、愛犬が飼い主に寄りかかってくる理由をご紹介していきますので、ぜひ参考になさってくださいね。
1.温まりたい
寒いときに愛犬とくっついていると温かいですよね。愛犬も飼い主さんにくっつくと温かいことを知っていて「寒いな〜。温まりたいな〜」というときに、飼い主さんに寄りかかって暖を取ろうとすることがあります。
一般的に犬は寒さに強いと言われていますが、寒さに弱い犬種もいます。また子犬や老犬、持病のある犬なども寒さに弱いです。冬場の寒さはもちろん、夏場の冷房の効かせすぎにも注意しましょう。
2.安心したい
不安や恐怖を感じることがあったときに、安心感を得るために愛犬が飼い主さんに寄りかかってくることもあります。犬は、信頼する飼い主さんのそばにいると安心できるのです。
寄りかかってきた愛犬が震えている、耳を倒しているといった不安や恐怖のサインを見せている場合は、落ち着いた態度で「大丈夫だよ」と声をかけてあげましょう。
特別何かがあったわけではなく、ただ「安心してくつろぎたい」というときにも、飼い主さんに寄りかかります。
3.甘えたい、構ってほしい
愛犬が寄りかかってくるのは、甘えたいアピールや構ってアピールであることもあります。
飼い主さんが座って作業などをしているときに、寄りかかってアピールしてくることが多いかもしれません。甘えたいアピールや構ってアピールとして寄りかかってきたときは、撫でたり遊んだりしてあげると喜ぶでしょう。
しばらく寄りかかっているのに飼い主さんが無反応だと、前足でちょいちょいしてきたり、お腹を見せてきたりすることもあります。「寄りかかってダメなら別の方法でアピールだ!」ということなのでしょう。
4.大好き♡
大好きな相手のそばにいたいと思うのは、犬も人も同じです。愛情表現として飼い主さんに寄りかかることもあります。飼い主さんがソファに座ったりすると、決まって愛犬が寄りかかってくるという場合は、愛情表現であるケースが多いようです。
そう言えば、寄りかかってくる愛犬の温もりとともに「大好き♡」が伝わってくる感じがするのではないでしょうか。
5.心配
飼い主さんが体調の悪いときや落ち込んでいるときに、愛犬が寄りかかってくることはありませんか?犬は大好きな飼い主さんのことをよく観察していて、飼い主さんの元気がないときは「飼い主さん大丈夫かな?」と、心配になってしまいます。
そして心配な気持ちの表れとして飼い主さんの顔を舐めたり覗き込んだり、遠くから見守ったりしますが、飼い主さんに寄りかかることも。『寄りかかる』よりも『寄り添う』のほうがしっくりくるかもしれませんね。
まとめ
今回は、愛犬が飼い主に寄りかかってくる理由を5つご紹介しました。愛犬が自分に寄りかかってくるだけでも可愛いのに、ご紹介したような心理が隠れているのかと思うと、可愛さマシマシですよね。
愛犬が寄りかかってくる根底には、飼い主さんへの信頼があるはず。信頼していない相手に体を預けることなんてできないからです。いつまでも愛犬に信頼され、安心して体を預けてもらえる飼い主でありたいですね。