散歩に行きたがらない犬を散歩好きにする方法
犬にとって散歩は必要不可欠なものです。
- 飼い主とのコミュニケーション
- ストレスの発散
- 好奇心や本能を刺激する
- 筋力の維持
- 社会化の勉強
このような目的があるからです。基本的には散歩や運動が好きな犬ですが、散歩に行きたがらない犬もいますね。もともと行きたがらない犬、その時だけ理由があって行きたがらない犬、ある日突然行きたがらなくなる犬など様々です。
なぜ散歩に行きたがらないのか、理由も考えながら(愛犬に合うかも…!)と感じる犬を散歩好きにする方法があったらぜひ試してみてください。
1.お気に入りの寄り道を作る
ただ歩くだけの散歩が苦手な犬には、お気に入りの寄り道を作ってあげるのがおすすめ♡
- 公園に立ち寄る
- ドッグランに立ち寄る
- 犬友達のお家に立ち寄る
- お花屋さんに立ち寄る
- 動物病院に立ち寄る
私が愛犬とよく寄り道する場所です。
公園やドッグランには人も犬も集まりますから、社交的な犬であれば喜んでくれるはずです。人・犬見知りをする場合でも社会性を学ぶチャンスです。
庭に出ていたり、庭で暮らしていたり、外にいる犬友達がいると、散歩の時に立ち寄るのが犬も飼い主も楽しみになると思います。お花屋さんは犬同伴OKのお店もあるので立ち寄りやすいと思います。
動物病院は少し難易度が高い場合もありますが、かかりつけの患者さんにのみドッグランを貸し出している病院もあります。我が家では受付のスタッフさんに挨拶をするだけですが、愛犬お気に入りに寄り道スポットです。
2.散歩の後におやつを習慣にする
何をしてもダメだ…という散歩嫌いな犬には、散歩の後におやつを習慣にしてみるのがおすすめ♡
散歩から帰ったらおやつの時間にします。拒否して散歩に行かなかった日はおやつの時間はありません。
習慣化した後は、「散歩」という言葉を聞くだけで、犬はその先にある「おやつ」まで読み取ることができるようになります。
3.ニオイを嗅がせてあげる
運動は苦手だし、ニオイは嗅がせてもらえないし、だから散歩には行かない…という犬を散歩好きにするにはニオイを嗅がせてあげるのがおすすめ♡
飼い主が“ここなら安全で清潔だ”と思う場所を選んで嗅がせてあげるだけでもよいと思います。
「ニオイを嗅いでばかりで散歩にならない」などとよく言いますが、犬にとってはニオイを嗅ぐことも散歩をする目的のひとつです。ニオイを嗅ぐことで情報を集め、刺激を受け、好奇心を満たしているのです。
家族の中で、この人とは散歩に行くけど、この人とは行かないということはありませんか?もしかすると、散歩中にニオイを嗅がせてくれる人、嗅がせてくれない人の違いがあるかもしれません。
4.抱っこと歩くを繰り返す
外には行きたいけれど歩くのは嫌い、抱っこしてほしい、という犬を散歩好きにするには、抱っこと歩くを繰り返すのがおすすめ♡
散歩の途中で歩かなくなったり、抱っこをおねだりしたり、ついには家から出たがらなくなってしまうことがありますよね。
散歩の途中で歩かなくなった時は、100歩だけ抱っこして歩いてみてください。その後で「よし!歩こう♡」と声をかけて地面に下ろします。
家から出たがらない時は、抱っこしてしばらく歩いてみてください。それから地面に下ろします。
甘やかし過ぎだと言われることもありますが、私は目的地まで抱っこで歩き、公園や広場やドッグランで思いっきり運動をさせる日もあります。
まとめ
散歩に行きたがらない犬を散歩好きにする方法を4つ解説しました。
- お気に入りの寄り道を作る
- 散歩の後におやつを習慣にする
- ニオイを嗅がせてあげる
- 抱っこと歩くを繰り返す
散歩中の恐怖体験がトラウマになっていたり、体に不調があったり、精神的または肉体的な理由で散歩に行きたがらない場合もあります。
急に散歩を嫌がるようになった時は、疑ってみる必要があるかもしれません。