犬がする困った行動…どう改善すべき?3つの行動別に対処法から改善策まで解説

犬がする困った行動…どう改善すべき?3つの行動別に対処法から改善策まで解説

『犬がする困った行動』についてまとめました。どんな犬にも必ず飼い主を困らせる行動があるものですよね。行動別に対処法と改善策を解説します。

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1.他の犬に吠える

吠える茶の垂れ耳の犬

犬がする困った行動には「他の犬に吠える」がよくあります。

相手を驚かせたり怖がらせたりしてしまいますよね。嫌な顔をされることもあるでしょうし、(しつけの出来ていない犬だなと思われているかも…)なんて考えてしまうこともあるのではないでしょうか。

対処法

お散歩中に他の犬に吠えてしまうのは、「ビビリ」「社会化不足」「トラウマ」「縄張り意識」などが原因かもしれません。

道幅が狭い場所では犬同士の距離が近くなります。犬の警戒心が強くなりやすいため、なるべく広い場所をお散歩するとよいと思います。

社会不足やトラウマが原因である場合、他の犬に対して激しく吠えますよね。飛びかかる勢いなのではないでしょうか。なるべく他の犬がお散歩をしない時間帯を選んだり、すれ違わないように道を変えたりなど対処してみてください。

解決策

ビビリだからといって他の犬を避けてばかりいると慣れることができません。吠えるだけで危害を加えることがないのであれば、公園やドッグランなどの犬が集まる場所へ積極的に出かけてみてください。

社会化不足やトラウマによって他の犬に吠える場合、状況によっては飼い主だけで解決することは難しいです。もしも苦痛に感じているのであれば、すぐに専門家に相談されることをおすすめします。

2.家の中でマーキングをする

電柱にマーキングのあと

犬がする困った行動には「家の中でマーキングをする」がよくあります。

  • 飼い主よりも自分の方が偉いぞ!強いぞ!と主張したい
  • 構ってほしい
  • 縄張りを主張したい
  • 飼い主に対しての反抗

犬が家の中でマーキングをする理由は本当に様々です。オス犬の場合、去勢をしたからといってマーキングをしなくなる…とも限らないのです。

ちなみに我が家の愛犬は去勢をしていませんが、家の中でマーキングをしたことがありません。庭に出さないと排泄もできないタイプだからかもしれません。

対処法

マーキングをしても厳しく叱らないことです。叱られたからといってマーキングをしなくなることはありません。叱られたことに腹を立て、わざとマーキングをするようになってしまうこともあるようです。

仕草や行動でマーキングをしそうだなと感じた時、トイレに誘導してみてください。よくマーキングをする場所にトイレを置いておくという方法もよいかもしれません。

解決策

飼い主への不満やストレスがマーキングをする理由なのであれば、適度に構ってあげたり、犬が満足するまでお散歩に連れて行ってあげたり、ストレスを発散できる機会を作ってあげるとよいと思います。

去勢手術を受けさせるという方法ですが、マーキングの回数が減った!という声が多くあります。完全に無くすことは難しいかもしれませんが、だいぶ楽になるのではないでしょうか。

3.物を噛んで破壊する

ドアを破壊したボストンテリア

犬がする困った行動には「物を噛んで破壊する」がよくあります。

噛んで遊ぶことができるおもちゃを与えていても、やっぱり飼い主の物を噛んでボロボロにしてしまいますよね。犬用のおもちゃよりも噛み心地が良かったり、破壊し甲斐があったりするのかもしれません。

対処法

いけない物を噛んでいたら叱ってもOKです。厳しく叱る必要はありません。「いけない」ということが伝わるように叱りましょう。

無理やり取り上げなくてもよいです。物を掴み、「放せ」「ちょうだい」と声をかけます。物を放すことができたら思いっきり褒めてあげてください。

飼い主の放せやちょうだいの指示に従うことができるための練習にもなります。誤飲や誤食を防ぐことにも繋がります。

解決策

犬に噛まれて破壊されては困る物を出しっ放しにしないことです。常に片づけと整理整頓をすることを心がけるとよいです。愛犬の安全と命を守ることができます。

コンセントから抜くことができない家電製品のコードには必ずカバーを取り付けてください。ケーブルプロテクター・コードチューブ・配線カバーなどがあります。犬用もあります。

まとめ

靴下をくわえた犬

犬がする困った行動3つの対処法と解決策を解説しました。

  • 他の犬に吠える
  • 犬の中でマーキングをする
  • 物を噛んで破壊する

どれも犬がする困った行動あるあるですよね。我が家ではこれまでに4匹の犬を迎えていますが、ご紹介した3つの困った行動を全くしない犬は1匹だけです。ほとんどの犬と飼い主が経験する困った行動なのだと思います。

そして、加齢と共に自然と解決される場合もあります。深刻な状況でない場合、見守ってあげることも必要なのかもしれません。

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