犬の飼い主がしてはいけないマナー違反
「ちょっとそれは非常識すぎるんじゃないの!?」と怒りたくなってしまうことってありますよね。
これからご紹介するのは、マナー違反をする犬の飼い主、非常識すぎる犬の飼い主に困ってしまった、という人から実際にお聞きしたお話です。
1.愛犬が他の犬を追いかけ回しているのに対応しない
愛犬が他の犬を追いかけ回しているのに対応しないのは、犬の飼い主がしてはいけないマナー違反です。
「あのワンちゃんの飼い主さんどこなの!?自分の愛犬を見守っていないなんて非常識すぎる!」と、ドッグランではよく見かける光景なのですが…。正直、他人の犬に手を出すことはなかなかできないものですよね。
飼い主が対応するのが最もよいはずなのですが、飼い主同士でお喋りに夢中になっていたり、スマートフォンを見ていたりして、愛犬の様子は全く見ていないようなのです。
2.愛犬が他人にマウンティングをしているのに対応せず笑っている
愛犬が他人にマウンティングをしているのに対応せず笑っているのは、犬の飼い主がしてはいけないマナー違反です。
犬が人の足にしがみつくようにして腰を振ることを「マウンティング」と言います。「あなたより自分の方が優位です」と主張するための行為です。
意外と犬の飼い主は慣れているものなのですが、それでも不快に感じてしまうことがあります。超小型犬であれば「可愛らしい」で済まされることも、大型犬となると非常に力が強く、人が転倒したり怪我を負ったりしてしまうことだってあります。
私は中型犬の愛犬にマウンティングされることがありますが、力では勝てないですし、自分だけでは引き離すこともできないほどです。
愛犬が他人にマウンティングしてしまった時の対応は「笑う」ではありません。相手が犬の飼い主であれば、ある程度の理解はあると思いますので、サッと引き離して謝るようにしましょう。
3.他人の靴や足元にかけションしたことに気づいているのに知らないふりをする
私は最近になって「かけション」という言葉を知りました。犬が人の靴や足元におしっこをかけることを言うのだそうです。みなさんはご存じでしたか?マーキング行動の一種だと思います。
ニオイによってかけションされたことに気づいた、という人がほとんどのようです。(正直に言ってくれれば別に怒らないのに…)と思いますよね。
(あの飼い主…自分の犬がかけションしたのに気づいてて相手に言わないんだ…)と、思わず目撃してしまったという人も多くいらっしゃるようです。
愛犬がいけないことをしてしまったら、それは全て飼い主の責任です。どんなにいけないことでも心から謝罪されたのに「許さんぞ!」なんて思う人はいないと思います。誠意を持って対応してほしいなと思います。
4.ペットカートに乗せていれば安全だと思っている行動をする
犬の飼い主のマナー違反や非常識すぎる行動に関して、最も多かったご意見が「ペットカートの使用方法」でした。
- 混雑する犬のイベント会場でわざとペットカートをぶつけてくる(わざとではなくても謝らない)
- ペットカートで足を轢かれた(人の足も犬の足も)
- ペットカートに乗った犬が上からギャン吠えしてきた(自分の犬は下を歩いていた)
- 犬をペットカートに乗せたまま飼い主がどこかへ行っている
- リードには繋がれていたけど犬がペットカートから落ちていた(飼い主は不在)
私は実際に経験したことがありません。見かけたこともありません。しかし、聞いているだけでも「非常識すぎる!」と声を荒げてしまいそうになる気持ちでした。
便利なものだからこそ、マナーを守って正しく使用しなければなりませんね。
まとめ
犬の飼い主がしてはいけないマナー違反を4つ解説しました。
- 愛犬が他の犬を追いかけ回しているのに対応しない
- 愛犬が他人にマウンティングをしているのに対応せず笑っている
- 他人の靴や足元にかけションしたことに気づいているのに知らないふりをする
- ペットカートに乗せていれば安全だと思っている行動をする
あえて含めなかったのですが、犬の飼い主も、犬を飼っていない人も、(こんな犬の飼い主は非常識すぎる!)と感じているのはやはり「うんちの放置」です。
公園・広場・ドッグラン・遊歩道など、『犬の糞の後始末は飼い主の責任です』という立て看板もだいぶ増えたな…と感じています。
マナー違反だと感じることは人それぞれに違うかもしれませんが、犬の飼い主である自分の行動を、他人ははどう感じるだろうか?と考えてみるとよいのではないでしょうか。