米国経済誌が発表した「犬を甘やかす」について考えてみる

米国経済誌が発表した「犬を甘やかす」について考えてみる

アメリカの経済誌『フォーブズ』が犬の飼い主を対象に行ったアンケート調査の結果から、犬を甘やかしている飼い主の多い州のランキングを発表しました。「犬を甘やかす」ことについて色々考えたくなる結果です。

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アメリカの経済誌が愛犬家へのアンケートを実施

トリーツをもらっているジャックラッセルテリア

皆さんは「愛犬を甘やかす」というとどんな行動を思い浮かべるでしょうか。昔の「犬は外でつなぎ飼い」という考えで見れば現代の犬の多くは甘やかされていると思う人もいるでしょうし、「犬は家族の一員なのだから大切にすることは甘やかしとは違う」と考える人もいるでしょう。

そのような考え方の違いを超えて、飼い主から愛犬への態度や行動をスコア化した結果をアメリカの世界的経済誌『フォーブズ』が発表しました。

5,002人の犬の飼い主を対象としてアンケート調査を行い、9つの主要な指標を分析したものです。分析結果から、アメリカで最も愛犬を甘やかしている人が多い州はどこかのランキングが出されました。

愛犬「甘やかし」の9つの指標とは?

セーターを着たラブラドールの子犬

愛犬甘やかし度ランキングを算出するための9つの指標とは次のようなものでした。

  • 1.愛犬の健康やグルーミングに、自分に対してよりお金をかけている
  • 2.愛犬を甘やかすために、恋人や配偶者に対してよりもお金をかけている
  • 3.バケーションは愛犬といっしょに出かける
  • 4.犬の食事を定期的に手作りしている
  • 5.愛犬のためにバースデーパーティーを開いた
  • 6.愛犬に洋服やアクセサリーを購入する
  • 7.愛犬が散歩を嫌がる時には抱っこする
  • 8.カフェやレストランで犬用特別メニューを注文する
  • 9.愛犬をストローラーで散歩させる

これらの項目を分析して算出されたランキング、犬に甘い飼い主の多い州トップ5は次の通りでした。

1位 ニューヨーク州 100点満点の44.95点
なんとなく納得の結果ですね。回答者の40%が「パートナーを甘やかすよりも愛犬を甘やかすことにお金をかけたことがある」と答え、55%が愛犬の健康やグルーミングに自分自身よりもお金をかけていると答えています。

59%が犬に洋服やアクセサリーを買ったことがあり、38%が手作りの食事を定期的に作っているということです。

2位 カリフォルニア州 41.25点
これもまた納得のランキングです。カリフォルニアの飼い主はスターバックスの「パプチーノ」など、犬用特別メニューを注文する人が他のどの州よりも多い56%でした。

犬の健康やグルーミングに自分よりもお金をかける人は53%、犬が歩きたがらない時には抱っこする人が51%でした。

3位 ワシントン州 40.05点
ワシントン州は愛犬をおいて旅行に行く人が最も少ない州で、52%がバケーションに愛犬を連れて行ったことがあると回答しました。

また、カフェやレストランで犬用の注文をする人がカリフォルニアに次いで多く54%で、定期的に手作りの食事を作る人がニューヨークと並んで最も多い38%でした。

4位 ペンシルバニア州 39.4点  
ペンシルバニア州は愛犬に洋服やアクセサリーを買ったことがあると答えた人が最も多い64%でした。

5位 ニュージャージー州 39.2点
ニュージャージー州は犬をストローラーで散歩させる人がニューヨークに次いで多い22%で、愛犬のバースデーパーティーを定期的に開く人は40%でした。

アメリカの飼い主たちが愛犬のためにしていること

グルーミングされたポメラニアン

全国的なスコアでは、愛犬を甘やかすこととして最も多くの人がYESと答えたのは洋服やアクセサリーを買うという項目でした(45%)1〜2着の洋服を持っているという人が一番多く32%で10着以上持っている人は4%でした。

1〜2着の洋服なら、寒い時期のコートや雨の日のレインコートなどでお洒落や甘やかしというよりも必需品という気がします。

歩きたがらない犬を抱っこする人(43%)も、犬用ストローラーを使う人(10%)も甘やかしているだけでなく、病気や高齢、厳しい気候から守っているという要素がきっとあると思います。

回答者全体の39%が、犬の健康とグルーミングに自分自身のことよりもお金をかけていると答えています。19%の人が自分の食事では気にしないがドッグフードの原材料に何が使われているか気を配っていると答えています。

「あるある」と思った方も多いのではないでしょうか。定期的に手作りの食事を作っている人は24%いました。

19%の人がペットカメラを購入して外出先から愛犬の様子を観察しています。ペットカメラやビデオ通話を利用している人は20代や30代の若い飼い主の割合が高くなっていました。

愛犬への甘やかしとして、ネイルペイントや香水をあげた人も18〜19%いました。これらは犬にとっては不要なもので、犬の食事に気を配っている人と同列に並べてはいけない気がしますね。

まとめ

マッサージを受けているプードル

アメリカの経済誌が発表した「犬が甘やかされている州ランキング」についてご紹介しました。

経済誌ですから、愛犬に対してこのような態度や行動をとっている人がどのくらいいるのかを知ることが、新しいビジネスチャンスや投資の機会につながることを見越しての記事とも言えます。犬の専門誌ではないですから、細かい点に目くじらを立てなくてもいいかとも思います。

しかしこのような普段犬と関わっていない人から見た「犬の生活」を客観的に知ることで、自分の中で「犬を大切にすること」と「甘やかすこと」の区別がクリアになるような気がしました。皆さんはどう思われたでしょうか?

《参考URL》
https://www.forbes.com/advisor/pet-insurance/states-with-most-spoiled-dogs/

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