犬が不機嫌な時に見せる仕草や行動
愛犬に以下のような仕草や行動を見かけたら、不機嫌になっている可能性があります。
1.完全無視!
犬が不機嫌な時に見せる仕草や行動は、飼い主を完全無視することです。
「おやつ食べよっか!」なんて言葉にも簡単には騙されません。目を閉じて体を丸くして寝ていることがあります。
そしてそんなときは絶対に目を開けてもくれません。でも、耳だけはこちらを向いていることがあります。
「お散歩に行く?」なんて言葉も完全無視です。(さっき『お散歩に行こう?』とおねだりした時には言うこと聞いてくれなかったくせに…)と思っているのかもしれません。
2.あくびばかりする
犬が不機嫌な時に見せる仕草や行動は、あくびばかりすることです。
ただでさえ不機嫌な時に構われるとストレスになります。気持ちを落ち着かせるためにあくびをするのです。
犬が“不機嫌だから今は放っておいて”と言いたい時、あくびをしながらちょっぴり声が出ちゃうというのがポイントです。その声にイラっとした気持ちが込められているのではないかと思います。
「あ~あ…」と聞こえることありませんか?“嫌になっちゃう…”と続きそうな気がしますよね。
3.深~いため息をつく
犬が不機嫌な時に見せる仕草や行動は、深~いため息をつくことです。
人がイラっとして、さらに呆れた気持ちである時の「はぁ~…」というため息のような感じです。不機嫌で放っておいてほしいのに、飼い主にしつこく構われた時によく見られる仕草や行動だと思います。
「機嫌直して?ジャーキーあげるから♡」という言葉に反応して、チラっと飼い主の顔を見た後で深~いため息をつくことがあります。(またその作戦か…)と呆れられているのかもしれません。
4.威嚇する
犬が不機嫌な時に見せる仕草や行動は、威嚇することです。
イラっとした時はマズルにシワを寄せて唸り声をあげます。「やめてよ!」と言いたい時はムキッと前歯や犬歯を見せます。「いい加減にして!」と言いたい時は飛びかかったり咬みつくふりをしたりします。
どのように威嚇するかは、犬のイライラ度によって変わるようです。
5.ごはんを全く食べなくなる
犬が不機嫌な時に見せる仕草や行動は、ごはんを全く食べなくなることです。
食欲がなくなってしまうほど機嫌を悪くしてしまったようです。ケージやベッドに入り、体をキュッと丸めて寝てばかりいるかもしれません。
体調が悪いのかな?どこか痛いのかな?病気かもしれない…病院に行かなきゃ!と心配になりますよね。
大きな症状が見られない場合はしばらく様子を見てみてください。声をかけることなく放っておいてあげてください。ごはんは犬のそばに置いてあげるか、いつもの位置に用意してあげるとよいと思います。
放っておいてあげれば、一切構うことがなければ、そーっと起きてきて食べてくれるはずです。その時も声はかけない方がよいです。きっとまだ機嫌が悪いので…。
6.とにかく荒ぶる!
犬が不機嫌な時に見せる仕草や行動は、とにかく荒ぶることです。
狂ったかのように荒ぶることがあります。室内を猛ダッシュしてみたり、クッションやソファーを全力でホリホリしてみたりします。急に走ってきて、飼い主に向かって「ギャンギャン!」と吠えた後、また猛ダッシュすることもあります。
我が家の愛犬は、動物病院に連れて行かれた後にこのような仕草や行動をよく見せます。
動物病院ではスタッフさんにも獣医さんにも「本当にいい子ですね」と褒めていただくのですが、本当は不安と緊張で、ただジッと耐えているだけなのです。自宅に戻り、一気にストレスが爆発してしまうのだと思います。
まとめ
犬が不機嫌な時に見せる仕草や行動を6つ解説しました。
- 完全無視!
- あくびばかりする
- 深~いため息をつく
- 威嚇する
- ごはんを全く食べなくなる
- とにかく荒ぶる!
犬の機嫌が悪い時は、しばらく放っておくのが最もよい方法なのかもしれません。
おやつでも機嫌を直してくれない時の「これをやったら犬の機嫌が絶対に直る!」という魔法のような方法があったらいいのに…と思います。