小型犬の人気犬種ランキングTOP3
日本では住宅環境などを考慮し、小型犬の人気が高い傾向にあります。まずはそんな小型犬に分類される犬種の中から、最新の人気犬種ランキングTOP3を紹介します。
1位 トイプードル
ここ数年、ずっとランキングのトップに躍り出ている犬種が『トイプードル』です。可愛らしい見た目と知能の高さを併せ持つ犬種で、散歩の時間もあまり多く必要としないため、飼いやすい犬種としても人気です。
比較的しつけもしやすい犬種ですが、可愛らしさから甘やかしてしまい、わがままに育ってしまったり、あるいは賢すぎるあまり悪知恵を働かせる犬もいるため、しつけ方法や正しい関係性を築く方法を理解しておきましょう。
2位 チワワ
犬の中でも最も小さな犬種として知られるチワワは、活発で明るい性格の犬が多いです。ただし家族と家族でない人をはっきり区別し、家族を守ろうとする勇敢さも持ち合わせているため、それゆえに吠え癖がついてしまうことも少なくありません。
チワワを飼う際は、無駄吠えのしつけや社会性などを育てる接し方がポイントとなります。散歩量は少ないですがしっかり外へと連れて行き、さまざまな人や犬と触れ合う機会を設けましょう。
3位 ミニチュアダックスフンド
胴長短足の小型犬として人気の高いミニチュアダックスフンドは、見た目とは裏腹に非常に活発で、小型犬の中でも運動量を必要とする犬種です。遊び好きなので、足腰に負担のかかりにくい遊びを積極的に行ってあげると喜びます。
ミニチュアダックスフンドを飼う上で、食事管理は重要です。胴長短足犬種であるミニチュアダックスフンドの場合、肥満体型になってしまうと足腰に負担がかかりやすく、ヘルニアなどを発症する恐れがあるからです。
中型犬の人気犬種ランキングTOP3
中型犬も日本では人気の高い犬種が多くいます。中型犬の中でも日本国内で人気の3犬種は、以下の通りです。
1位 柴犬
世界的にも人気の高い柴犬は、日本国内でも根強い人気を誇っています。他の犬と比べると、独特の距離感があったりマイペースな性格が強かったりと、柴犬ならではの特徴が多く見られ愛好家も多いです。
テリトリーを重要視する傾向にある柴犬は、飼う際に必ず柴犬専用のケージやハウスを用意してあげることが大切です。また、マイペースさと頑固さを併せ持つため、難しいようであれば、しつけ教室などに通わせる覚悟も必要でしょう。
2位 フレンチブルドッグ
筋肉質なフレンチブルドッグは少々顔が強面な印象がありますが、実は遊び好きで活発、甘えん坊な子が多い犬種です。シワの多い短頭犬種という特徴が人気で、フレンチブルドッグを一度飼ってしまうと、以降はフレンチブルドッグから離れられないと言う人もいるほどです。
フレンチブルドッグは短頭犬種であるがゆえに、呼吸器系の症状を引き起こしやすいです。運動は適度に必要ですが、あまり激しすぎる運動をさせすぎないようにするなど、体調管理を怠らないようにしましょう。
3位 コーギー(ウェルシュコーギーペンブローク)
コーギーの胴長短足、ふわふわの毛、プリッとした独特のおしりと、愛嬌が詰め込まれたような愛らしい見た目は、日本のみならず世界中で人気です。賢く好奇心旺盛な性格の犬が多いため、運動を取り入れた遊びを好む傾向があります。
コーギーは犬の中でも食欲旺盛な子が多いと言われているため、食事量はきちんと管理する必要があります。肥満になってしまうと足腰に大きな負担がかかるため、ヘルニアなどの病気を発症する原因となってしまうからです。
大型犬の人気犬種ランキングTOP3
日本では住居環境などの理由で大型犬の人気が低い傾向にあります。しかし、それでもその愛らしさやパートナーとしての素晴らしい性質から、人気の高い犬種も多いです。
1位 ゴールデンレトリバー
日本国内で最も人気の高い大型犬は、優しく穏やか、時にやんちゃな一面も見せてくれる表情豊かなゴールデンレトリバーです。世界中で広く愛されている犬種で、小さなお子様がいるご家庭でも兄弟犬として人気があります。
ゴールデンレトリバーに限ったことではありませんが、大型犬を飼う際はしつけを徹底する必要があります。とても力が強いため、少しでも甘やかしてコントロールができなくなってしまうと、手に負えなくなってしまうからです。
必要であれば、大型犬の場合はドッグスクールなどに通わせ、しっかりとしつけを行ってあげると良いでしょう。
2位 ラブラドールレトリバー
同じレトリバー犬種として、ラブラドールレトリバーも人気があります。非常に賢く愛情深い性格の犬が多く、家庭犬として小さなお子様と相性も良いです。
ラブラドールレトリバーは体力がありパワーもあります。そのため、運動不足になると家中のものを噛んでしまう問題行動を起こす可能性があるので注意が必要です。
毎日最低1時間の散歩を1日2回、また休日には思い切り運動できる施設に連れて行ってあげるなどして噛み癖を回避しましょう。家中のコード類などにカバーをつけるなどの対策も必要です。
3位 秋田犬
日本犬の代表格とも言われる秋田犬は、大型犬の中でも根強い人気を誇っています。秋田犬はしっかり信頼関係を築くことができれば忠実な行動を見せてくれますが、しつけが難しい犬種の代表とも言われているため、初心者には向きません。
秋田犬を飼う上で、徹底した正しいしつけは必要不可欠です。ドッグスクールなどに連れて行き、一緒に信頼関係を築きながらしつけを行っていく飼い主さんは多くいます。
子犬期のしつけが失敗してしまうと、噛み付いたり吠えかかったりと、相手に怪我を負わせてしまうほどの凶暴犬となってしまう恐れがあるので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか。2022年版では、今回紹介したような犬種が人気を獲得しています。やはり、上位には一般的に飼いやすい、しつけがしやすいと言われている犬種が多い傾向があります。
これから犬を迎える予定のある方は、それぞれの犬種の特徴を理解した上で迎え入れましょう。