犬はどんな時に疲労を感じるの?サインを見逃さないで!
犬は体を動かしている時はもちろん、緊張状態にある時などにも疲れを感じます。主に以下のような状況で疲労を感じていることが多いので、疲労サインを見逃さないようにしましょう。
- 散歩中
- 運動中(アジリティ、ドッグラン、激しい遊びなど)
- 初対面の人や犬と接している時
- 初めての場所に訪れた時
- 苦手なことをしている時(シャンプー、病院、乗車など)
このような状況や環境では、飼い主が愛犬の疲労度を見極めなければいけません。「疲れた」と行動や仕草、態度に表すことが多いので、きちんと様子を把握しておきましょう。
今すぐ休憩を!犬の『疲労困憊サイン』5選
では、犬は疲れた時にどのようなサインを見せているのでしょうか。ここでは犬の『疲労困憊サイン』を紹介するので、このようなサインが見られたらすぐに休憩を取り入れたり、やっていることを中断したりしましょう。
1.動きが遅くぎこちない
歩くスピードが遅くなったり、なんとなく足元がおぼつかないような様子を見せたりする時は、犬の疲労度が上がっている可能性が高いです。
特に散歩中やドッグランで遊んでいる時などに見られることが多く、このような様子を見せた時は一度休憩を挟み、水分補給などをさせましょう。
2.舌を出しながら呼吸が荒くなっている
舌を出しながら呼吸することを『パンティング』と言います。犬の疲労度を確認する時に、このパンティングの様子を確認する人は多いでしょう。
もしも呼吸が荒い、呼吸のスピードが速い、呼吸のリズムがバラバラになっているなどの状態がある場合は、疲れが溜まっているサインです。早めに休憩をしてください。
3.その場から動かなくなり座り込む
散歩中によく見かける光景です。その場から動かなくなり、おしりをぺたんと地面につけるように座り込んでしまう様子は、犬が「もう疲れた」「これ以上歩けないよ」と訴えかけている時に見せるサインです。
ただし、中には「こうすれば抱っこしてくれる」「歩かなくて済む」と悪知恵を働かせている犬もいるので、他にも疲労サインを見せていないか確認したり、状況から判断しましょう。
4.何度もあくびをする
あくびは犬のストレスサインの1つとして有名です。特に緊張状態に置かれている時に見せることが多く、「なんだか嫌だな」「早く終わらないかな」といった不満やストレスを感じているサインでもあります。
また、慣れない車に長時間乗っている場合、何度もあくびをすることで不快感を和らげようとしていることもあります。車酔いしている恐れもあるので、早めに休憩ポイントに連れて行き、外の空気を吸わせてあげましょう。
5.表情から快活さや明るさが消える
犬が疲れている時は表情にも注目です。普段から人間ほど大きな変化を見せることの少ない犬たちの表情ですが、それでも疲れている時は目に輝きがなくなったり、快活さが見られなくなったりといった変化が現れます。
ぼーっとした表情を見せていたり、呼びかけても反応が薄いなど、快活さがなくなることが多いので、他のサインと合わせて表情も確認しましょう。
まとめ
いかがでしたか。今回紹介した犬の『疲労困憊サイン』は、最初に紹介したような環境や状況で起こりやすいです。普段とは違った場所へ行く時、いつもより長めに散歩する時などは、特に注意して様子を見守りましょう。