犬が亡くなる『前兆』8つ 死の直前に見せる行動や症状を解説

犬が亡くなる『前兆』8つ 死の直前に見せる行動や症状を解説

わんこの一生は短く、いつかは別れが訪れるもの。悲しみは避けがたいですが、もし亡くなる『前兆』がわかれば心の準備をしておくことができます。今回はわんこの死の前兆についてまとめました。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

️体調面の前兆

ごはんを前に伏せている犬

1.食欲がなくなる

食事誘発性熱産生という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これは「ごはんを食べる」という行為によって起こるカロリー消費のことを言いますが、このように実は食事という行為自体が実は体力を大きく消耗する行為なのです。

そのため死が近づいて体力が衰えてくると、自力でごはんを食べることが難しくなります。ただ、流動食などを少しずつ与えると受け付けてくれる場合もあります。

2.体温が下がる

わんこの平熱は人間より高いため、体に触れるといつもポカポカ温かく感じますよね。冬場は愛犬が湯たんぽ代わりなんて幸せを味わっている人もいるのではないでしょうか。

ですが死が近づいてくると基礎代謝が落ちるため、体温を維持することができずに体温が下がってきます。毛布や暖房を使って暖めてあげましょう。

3.呼吸が不規則になる

呼吸が不規則になったり、短時間止まったりするのも死の間際の特徴です。呼吸の間隔が長くなったり、呼吸回数が減ることもあります。またゼエゼエと音を立てて息をする死前喘鳴という現象が見られることもあります。見るからに苦しそうなため飼い主さんも辛いですが、体勢を変えることで和らぐ場合もあります。

4.下痢や嘔吐をする

死が近づくと筋肉が緩んでくるため、下痢や嘔吐をする場合があります。最初にご紹介したとおり、食欲が落ちて普通のごはんが食べられなくなることも原因の1つです。

同時におしっこの量も徐々に減っていく傾向があります。排泄物や吐瀉物で体が汚れてしまった場合にはキレイに拭いてあげましょう。

️行動面の前兆

眠っている犬

1.眠っている時間が長くなる

そもそもシニア期のわんこは若い頃よりも睡眠時間が長くなり、1日のうち20時間近くを寝て過ごす場合もあります。これは老化により体力が衰えることが主な原因であり、生命維持のためにある種避けられないことです。

それでもごはんをしっかり食べていて元気という場合は問題ありませんが、すでにご紹介した体調面の前兆が伴う場合はお別れのときが迫っているのかもしれません。

2.反応が鈍くなる

眠っている時間が長くなったうえで、名前を呼んだり話しかけたりしても目を開けず、反応が鈍くなってきた場合は「そのとき」が近づいていると思っていいでしょう。これはいわゆる「昏睡」状態に陥っています。

ですが反応がないからと言って諦めてしまうのではなく、積極的に声をかけたり撫でてあげたりしてください。反応できる体力が残っていないだけで、きっとあなたの優しさや体温は伝わっています。

3.やたらと甘えん坊になる

病気や老衰で長く寝たきりの期間を経て徐々に亡くなる子もいれば、つい数日前までは元気だったのに突然倒れて亡くなる子もいます。そんな突然体調が急変する子の前兆としてありがちな行動が、甘えん坊になることです。

子犬の頃のように後追いをしてきたり、やたらと寄り添おうとしてきたり、お留守番を嫌がってみたり。これらの甘えん坊行動は、自分の体の中の異変に本能的に気づいたことで、漠然とした不安を和らげようとしているものとも、最期に大好きな飼い主さんをたくさん感じたいと思っているとも考えられます。

4.物陰に隠れようとする

わんこの外飼いや放し飼いが普通だった一昔前には、よく「犬は死ぬ前に姿を隠す」と言われていました。

これは野生の本能によるもので、体がいよいよ弱ってきたとき、敵に襲われずに安らかな死を迎えるために身を隠すとも、誰にも見つからない場所で体力回復を図ろうとするとも言われています。

わんこも室内飼いが主流になった今では、「死を予感して失踪した」という話はほとんど聞かなくなりましたが、家の中でやたらと物陰に隠れようとする、いつもは行かないような部屋の隅や家族があまり立ち入らない場所に行きたがるといった行動は見られることがあります。

️まとめ

虹の橋のイメージ

いかがでしたでしょうか?もちろん何の前兆もなく「突然死」に近い形でお別れのときを迎えてしまう子もいます。ですがもしこれらのお別れを予感させる前兆が見られた場合には、飼い主さんは心の整理の時間をもらったと思い、後悔のないように行動したいですね。

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