犬が飼い主にちょっかいをかけてくる心理
1.飼い主の反応が面白くて楽しんでいる
犬が飼い主にちょっかいをかけてくるのは、飼い主の反応が面白いからです。
どんなことにもオーバーリアクションで応える飼い主っていますよね。私はリアクションが薄いタイプなので、愛犬たちが退屈してしまうのではないかと思うことがあります。
(あ、いけない…)と思い出し、わざとオーバーリアクションで応えると、やはり愛犬たちも楽しんでくれているように感じます。
そのちょっかいが、犬と人のお互いに安全なものであって、怪我をするような危険な行為でない場合には、ぜひオーバーリアクションで応えてあげてください。よいスキンシップやコミュニケーションになると思います。
2.やることがなくて退屈している
犬が飼い主にちょっかいをかけてくるのは、やることがなくて退屈しているからです。
お昼寝も終えていまい、ひとり遊びも終えてしまい、お散歩の時間までまだまだだ…という時、犬も退屈しますよね。退屈しのぎにちょっと飼い主にちょっかいをかけて遊ぼうかな、と考えているのでしょう。
ちょっかいをかければ相手をしてもらえることを、犬は恐らく分かっているのだと思います。
(さすがに今は忙しいから困るな…)という時は、知育玩具を用意してみてはいかがでしょうか。一番のおすすめは、おもちゃの中におやつやフードを入れて遊ぶ知育玩具です。おもちゃを転がすと、おやつやフードが飛び出てくる仕組みです。食べすぎには注意が必要ですが、長く遊んでいられるので退屈しないと思います。
3.もっと自分に注目してほしい
犬が飼い主にちょっかいをかけてくるのは、もっと自分に注目してほしいからです。
飼い主が自分以外の何かに夢中になっている時、寂しさを感じてしまうのではないでしょうか。ちょっかいをかけた後、目の前で仰向けになって寝転がることがあります。お腹を撫でてほしいアピールをしに来たのです。
ちょっかいをかけた後、逃げるように走り去ることがあります。またしばらくすると、ちょっかいをかけにやって来ます。きっと、追いかけてほしい、探してほしいという気持ちがあるのだと思います。
4.お願いしたいことがある
犬が飼い主にちょっかいをかけてくるのは、お願いしたいことがあるからです。
- このドアを開けてほしい
- お散歩に連れて行ってほしい
- おやつがほしい
- おもちゃを出してほしい
- 庭に出て遊びたい
ほとんどがこのようなお願いなのではないでしょうか。うっかり開けてしまわないように気を付けたいですが、立ち入りを禁止している部屋に限って入りたがることってありますよね。
5.元気を出してほしい
犬が飼い主にちょっかいをかけてくるのは、元気を出してほしいからです。
(飼い主が何だか元気がないな…)と感じたからなのではないでしょうか。ちょっかいを出すことで飼い主が笑ったり、大袈裟に楽しんだり、元気になってくれたという経験があるのだと思います。
飼い主の元気がない時、犬も一緒になって元気がなくなってしまったり、大人しくなってしまったり、伝染してしまうこともありますよね。伝染することなく、飼い主を元気づけたい!と考えて自ら行動してくれた時は嬉しいですよね。
6.知らせたいことがある
犬が飼い主にちょっかいをかけてくるのは、知らせたいことがあるからです。
おそらくですが、犬にしか感じることのできない何かを感知し、知らせているのだと思います。不安や緊張や恐怖を感じるような危険を察知したのではないでしょうか。
人が叫ぶような声がした、激しい衝突音がした、などが挙げられると思います。ちょっかいをかけて遊んでいるように見えて、実は大事なことを知らせてくれていることもあるのかもしれません。
まとめ
犬が飼い主にちょっかいをかけてくる心理を6つ解説しました。
- 飼い主の反応が面白くて楽しんでいる
- やることがなくて退屈している
- もっと自分に注目してほしい
- お願いしたいことがある
- 元気を出してほしい
- 知らせたいことがある
心理は様々にありますが、基本的には飼い主に構ってほしいようですね。犬にとっては、飼い主に構ってもらいやすい方法なのかもしれません。