犬を飼うと生活が変わる?
1.犬を飼うと生活は一変する
新しい家族として犬を迎え入れると、犬がいなかったそれまでの生活とは一変してしまうもの。犬との生活はしつけから始まり、お散歩、様々なケア、コミュニケーションタイムを持つなど「犬のために使う時間」は相当かかります。
極端に愛犬が中心すぎる生活を送るつもりではなくても、愛犬が居るからこその生活リズムになるのは当たり前のことだと思います。
2.愛犬と一緒に幸せになる生活を考えよう
しかし、愛犬を可愛がりすぎるあまりに「愛犬が中心すぎる飼い主」になってしまうと、気づいた時には様々な悪影響が出てしまう可能性があります。
犬がいる生活は癒される時間や幸せな時間も多く充実した毎日が送れるものでもありますが、一歩間違うと時間の使い方や人との距離感などバランスが崩れてしまいます。
愛犬だけを幸せにすることを考えるのではなく、飼い主さんも一緒に幸せな生活を送るためにも「愛犬が中心すぎる飼い主」に起こりえる悪影響をチェックしてみて下さい。
『愛犬が中心すぎる飼い主』に起こりえる4つの悪影響
1.人との交流がなくなる
犬と暮らしている飼い主さんも多くの方がお仕事されていますよね。なかには一人暮らしで犬と暮らしている方もいらっしゃるかと思います。愛犬をひとりぽっちでお留守番させるのが心配だと感じている飼い主さんもいらっしゃると思います。
仕事が終われば急いで帰宅し、愛犬との時間を過ごす。
お休みの日もどうしても「いつもお留守番を頑張ってくれている愛犬のため…」と、一日中愛犬と過ごす。このように、愛犬が中心すぎてお仕事以外の全ての時間を費やしてしまうと、今まで仲良くしていた友人とも距離が出来てしまう可能性があります。
愛犬が安心してお留守番できる環境を用意するなどして、たまには飼い主さんだけでお出かけもしましょうね。
2.愛犬の性格がワガママになる
犬は色々と飼い主さんに要求をすることがあります。「お散歩に行きたい!」「おやつが食べたい」など、おねだりされたことがある飼い主さんも多いですよね。
犬の要求行動はすり寄ってきて甘えた仕草を見せたり、おもちゃを自分で持ってきて「遊ぼー!」と誘ってきたりと飼い主さんとしては、なかなかお断りしずらいほど可愛いものが多いです。
愛犬の要求に応えすぎているとワガママな性格になってしまうこともあります。「ダメな時はダメ」としつけでしっかりと教えてあげましょう。
3.飼い主さん自身の負担
愛犬中心すぎる飼い主さんは、負担を感じてしまう一面も少なからずあると思います。まず自分だけの時間がなく、つねに愛犬と一緒に過ごしていることで外出や外泊ができない、もちろん長期の旅行も難しくなることが多くなるはず。
また体力的な問題も出てくると思います。毎日のお散歩はもちろん、ご飯を用意すること、汚れたトイレを掃除することなど、ごく当たり前のお世話だけで済めばいいですが、病気になってしまうと毎日のケア、通院などいつも以上に負担が増えます。
飼い主さんが愛犬のお世話をすべてするのは当然ですが「愛犬のことだけを考える」のではなく、自分の時間も作れるよう工夫して生活をしましょう。
4.無駄遣いしてしまう
ふと気づくと愛犬にお金を使いすぎているなんてことはありませんか?可愛らしいお洋服も、品質の良い高価な犬グッズを用意するのも悪いことではありませんが「必要以上に高価なもの」を購入してはいないでしょうか。
お金の使い方はもちろん人それぞれですが「高いものが良いもの」とも限りません。何を選ぶにしても「愛犬に適しているもの」を購入するほうが愛犬のためにもなると思います。
犬は思いがけず大病を患ってしまうこともあります。動物病院の治療費はどうしても高額になってしまうので、愛犬貯金をしたり保険加入を考えるなど不測の事態にも備えていきましょう。
まとめ
「愛犬を大切に育てる生活」と「愛犬が中心すぎる生活」は紙一重であり、個々の考え方によってかなり差があるものだと思います。
何が間違っていて何が正しいということもないと思いますが、愛犬と飼い主さん互いが「負担」を感じない生活を送ることが出来ることが一番良いのかもしれません。
愛犬の性格を踏まえたうえで、しっかりと信頼関係を築くことが出来れば、飼い主さんも自由な時間を作りやすくなりますし、愛犬自身は不安を感じづらくなるはずです。
いつでも愛犬が中心の生活になっている飼い主さんは、いちど愛犬との距離感を見直してみるのも良いかもしれませんね。