1.転落してしまう
犬をベランダに出すことの最も恐ろしいリスクは転落してしまうことです。
簡単に乗り越えてしまうことができる場合があります。ちょっとした隙間から顔を出し、体が通り抜けてしまい、転落してしまうことがあります。ベランダに置いてある椅子や室外機などを踏み台にし、下を覗こうとした時に転落してしまう可能性も考えることができると思います。
ベランダから犬が転落する瞬間をSNSの動画で見たことがあるのですが、たまたま下に生い茂った植木があり、大怪我を負った様子はありませんでした。
犬をベランダに出したまま外出し、転落してしまったら…と考えると本当に恐ろしいですよね。
やるべき対策
- 犬が顔を出せそうな隙間や穴を塞いでおく
- 踏み台になるようなものを置かない
- 室外機に上らないようにガードしておく
2.家の前を通る人や犬にギャン吠えしてしまう
犬をベランダに出すリスクは、家の前を通る人や犬にギャン吠えしてしまうことです。
愛犬や飼い主には何のリスクも無さそうですが、吠えられた人や犬は驚いてしまいますよね。ギャンギャン吠えることで近所迷惑にもなります。
犬の鳴き声に関するトラブルは絶えることのない問題のひとつです。
やるべき対策
- 人通りの多い時間帯を避ける
- しつこく吠える時は室内に入れる
- 人や犬に対してむやみに吠えないためのしつけをする
- 飼い主の目が離れるお留守番中はベランダに出さない
3.お隣さんとのトラブル
アパートやマンションのベランダでは、手を伸ばせば隣のベランダに届いてしまうほど近距離なことがありますよね。近いが故に隣人を噛んでしまったりするリスクもゼロではありません。
また反対に隣人から食べ物を投げて与えることだってできてしまうのではないでしょうか。飼い主が知らないうちに勝手に食べ物を与えられては困りますよね。
お互いに不幸な事故が起きないためにも対策をしましょう。
やるべき対策
- 隣のベランダの方へ近づかないようにカードをしておく
4.抜け毛と排泄物によるトラブルになる
犬をベランダに出すリスクは、抜け毛が落ちてしまうこと、排泄をしてしまうかもしれないことです。
抜け毛と排泄物のニオイは、意外と多い近所トラブルです。隣の家の犬の抜け毛が庭に飛んでくる、排泄物のニオイがして臭い、と言った苦情が自治体に寄せられるそうです。
自宅の庭やベランダだからいっか、といって排泄させてしまうものですよね。
やるべき対策
- ベランダの掃除をこまめにする(抜け毛の回収)
- おしっこはシートで出来るようにする
シート以外で排泄をしてしまった時は、その日のうちに中性洗剤などを使ってお掃除しておくとよいと思います。
5.脱走してしまう
犬をベランダに出すリスクは、脱走してしまうかもしれないことです。
ベランダは1階にもありますよね。ベランダ・バルコニー・ウッドデッキなど、愛犬が日向ぼっこをしたり、遊び場として利用したりすることがあるのではないでしょうか。
自宅が道路に面している場合、交通事故にも遭いやすくなってしまいます。迷子札や鑑札を付けていない時、マイクロチップの挿入がない場合など、迷子になったまま帰ることができなくなってしまうかもしれません。
やるべき対策
- 脱走防止ネットや防止柵を設置する
- 踏み台になるようなものを置かない
まとめ
犬をベランダに出すリスクを5つ解説しました。
- 転落してしまう
- 家の前を通る人や犬にギャン吠えしてしまう
- お隣さんとのトラブル
- 抜け毛と排泄物によるトラブルになる
- 脱走してしまう
ベランダは愛犬をノーリードで過ごさせてあげることができる安全な場所だと考えていますよね。しかし、意外なリスクが潜んでいることを知ってほしいです。