犬が嬉しそうな顔をする理由
1.期待している
犬が嬉しそうな顔をするのは、期待しているからです。
- お散歩
- ごはん
- おやつ
- 遊び
- お出かけ
このようなことを期待して嬉しそうな顔をすることがよくあります。
まだ「お散歩に行こう!」などとは言っていないのに、なぜか嬉しそうな顔をして見つめてくることがありますよね。(そろそろお散歩だよね?準備してるところだよね?)という期待が込められた気持ちなんです。
愛犬が何を期待しているのか分かった時は、「(お散歩の)準備するからちょっと待ってね」と声をかけてあげるとよいと思います。もっと嬉しい顔をしてくれますし、犬をポジティブな気持ちにしてあげることができます。
2.相手を落ち着かせてあげたい
犬が嬉しそうな顔をするのは、相手を落ち着かせてあげたいからです。
例えば、初対面の犬に対して嬉しそうな顔をする時は、相手の犬が緊張して警戒しているからです。(大丈夫だよ、仲良くしよう)という気持ちを伝えたいのです。相手の犬が寄って来てくれるのを座ったり伏せたりして待つことがあります。
そして、飼い主の機嫌が悪くイライラしている様子である時、犬が嬉しそうな顔をして見つめてくることがあります。落ち着いてほしい、怒りを鎮めてほしい、そのような気持ちなのです。
愛犬からの落ち着いてほしいサインだと分かると、イライラした感情が態度に出てたかも…と反省する気持ちになりますよね。
3.リラックスしたい
犬が嬉しそうな顔をするのは、リラックスしたい時です。不安や緊張を感じた時、嬉しそうな顔をすることがあります。動物病院の待合室で順番を待っている時によく見られます。
嬉しいのではなく、不安や緊張でちょっぴり興奮してしまい、呼吸が荒くなることで微笑んでいるような笑顔のような表情になってしまうのです。口角が上がるためです。
不安や緊張や興奮が高まると、激しいパンティングに変わることがあります。そのような時は一度その場から離れた方がよいです。犬がリラックス…とまでは難しいと思いますが、少し落ち着くのを待ちましょう。
4.満足している
犬が嬉しそうな顔をするのは、満足しているからです。
お散歩から帰った時、ごはんを食べ終わった時、お気に入りの場所でくつろぎながら嬉しそうな顔をすることがあります。目を細めていることもありますよね。
お散歩やごはんに満足することができたというサインです。犬の表情はコロコロと変わりますが、(お散歩楽しかったよ)という気持ちを飼い主に伝えるための手段でもあるのです。
嬉しそうな顔をしているかどうかによって、その日の愛犬の満足度を知ることができると思います。
5.興味がある
犬が嬉しそうな顔をするのは、興味があるからです。
初めての場所・物・食べ物・経験など、まだそれが何だかよく分からないけれど、興味があってワクワクする気持ちから嬉しそうな顔をすることがあります。
積極的・怖いもの知らず・活動的な性格の犬なのではないでしょうか。飼い主が愛犬に対して新しい経験や刺激を常に与えているという場合もあります。怖がり・ビビリ・神経質な犬であれば絶対に嬉しそうな顔にはならないですよね。
6.飼い主が嬉しそうだから
犬が嬉しそうな顔をするのは、飼い主が嬉しそうだからです。
飼い主が嬉しそうな時、犬は何だかよく分からない状況でも嬉しそうな顔になってしまうことがあります。そのような犬の場合、飼い主が緊張すれば犬も緊張しますし、飼い主が怖がっていると犬も怖がってしまいます。
飼い主を信頼し、飼い主をよく見て判断し、飼い主と同じように行動をする犬なのだと思います。
まとめ
犬が嬉しそうな顔をする理由を6つ解説しました。
- 期待している
- 相手を落ち着かせてあげたい
- リラックスしたい
- 満足している
- 興味がある
- 飼い主が嬉しそうだから
犬が嬉しそうな顔をする時の気持ちは「嬉しい」「楽しい」ばかりではありません。ネガティブな気持ちであることもあります。
表情だけではなく、その時の状況や犬の態度にも注目してみると、愛犬の気持ちをさらに深く知ってあげることができると思います。