犬に豆腐をあげても大丈夫?!
「そもそも犬に豆腐を与えても大丈夫なの?」と気になる方もいるかと思いますが、豆腐は犬に食べさせても大丈夫でな食材です。
豆腐は栄養素がたっぷり入っている上に高タンパク質で低カロリーなので、犬の体を作るのに良い食材といえます。
なお、犬に豆腐を与える場合は一丁そのままあげるのではなく、少量を普段のエサのトッピングとして取り入れましょう。
犬に与えても良い豆腐の量は体の大きさによって変わり、目安は以下のとおりです。
- 超小型犬(4kg未満):10〜20g
- 小型犬(10kg未満):30〜40g
- 中型犬(25kg未満):50g
- 大型犬(25kg以上):150g
犬に豆腐を与えるメリット
では、ここからは、犬に豆腐を与えるメリットについてみていきましょう。
1.丈夫な体づくりにつながる
豆腐は植物性たんぱく質が豊富に含まれており、犬の皮膚や筋肉を作るうえで必要な栄養素を取ることができます。
また、サポニンやイソフラボンが含まれているため、脂肪の吸収を抑えたり循環器疾患を予防することも期待できます。
2.消化しやすいので年齢に関係なく食べやすい
豆腐はやわらかく消化もしやすいので、子犬やシニア犬でも食べやすいのがメリットです。
豆腐自体は元々やわらかい食材ですが、つぶしてペースト状にすることでより食べやすく、消化もしやすくなります。
3.加工する必要がない
豆腐は何も加工をする必要がなく、買ってきたままの状態で与えられるのがメリットです。
健康的なご飯を手作りしてあげたいけど手間が…と不安に思う方も少なくないと思いますが、豆腐はドッグフードにそのまま混ぜるだけで済むので、手間をかけることなく手軽に栄養のあるご飯を作ることができます。
犬に豆腐を与えるデメリット
1.冷えたままだとお腹を壊す
冷蔵庫から出した豆腐をすぐに犬に与えると、冷たすぎてお腹を壊してしまう可能性があります。
愛犬に豆腐を食べさせるときには、常温にもどし、冷えの元になる水気をじゅうぶんに切ってから与えましょう。
2.エサの食いつきが悪くなる可能性がある
豆腐を与えすぎていると、エサへの食いつきが悪くなることがあります。豆腐には栄養素が豊富に含まれているとはいえ、主食となるエサを食べなくなっては元も子もありません。
豆腐はあくまでもトッピングやおやつ程度であげるようにしてください。
3.与えすぎると肥満になる
豆腐はカロリーが低いとはいえ、与えすぎると逆にカロリーを取りすぎることになり、結果として肥満になってしまう可能性があります。
ダイエットのために豆腐をドッグフードに入れかさ増しする程度であれば問題ありませんが、豆腐の与えすぎには気をつけましょう。
犬に豆腐を与えるときの注意点
愛犬に持病がある場合や大豆アレルギーがある場合には、豆腐を与えないようにしましょう。持病が悪化したり体調を崩してしまうことがあります。
また、豆腐に調味料などを加えると塩分過多になってしまい、体調を崩す原因にもなってしまいます。豆腐は何も加えずにそのまま与えましょう。
たまご豆腐やごま豆腐などは、塩分や出汁、砂糖が含まれているので犬に与えるのはNGです。「大豆」と「にがり」以外が含まれている豆腐は与えないようにしましょう。
まとめ
豆腐は犬に与えても大丈夫な食材のひとつです。ただ、与えることへのメリットだけでなく、デメリットや注意点もあります。
愛犬に豆腐を与えるときは、今回お伝えした内容をぜひ参考にしてみてください。