愛犬のテンションが低いときの心理
愛犬のテンションが低いと気になりますよね。心配にもなるでしょう。愛犬のテンションが低いときの心理はいろいろ考えられます。ではどのような心理が考えられるのか、一緒に見ていきましょう。
1.ストレスを感じた
犬はストレスを感じたとき、テンションが低くなってしまうことがあります。慣れない場所や苦手な場所へ出かけたり、嫌なことをされたり、怖い思いをしたりしたときなどにストレスを感じやすく、テンションも低くなりやすいです。
2.疲れた
思いっきり遊んだ後や、いつもより長めの散歩から帰ってきた後などにテンションが低くなるのは、疲れているからでしょう。この場合はゆっくり休んで疲れが取れれば、いつものテンションに戻ります。
3.ケガや病気をしている
ケガや病気をしているときにも、テンションが低くなります。特に疲れるようなことをしたわけでもないのにテンションが低く、寝そべってばかりいるようなときは要注意です。震えていないか、体を触って痛がる箇所はないか、食欲に変化はないか、下痢や嘔吐はないかなどを注視しましょう。
4.飽きた
飼い主さんとノリノリで遊んでいた愛犬が急ににスンと、テンションが低くなってしまうことはありませんか?飼い主さん的には「あれっ!?」と、なりますよね。
このようなケースは遊びに飽きてしまった可能性が考えられます。楽しい遊びも何度も繰り返していると飽きてしまうことがあるのです。この場合、最初は高い位置で大きく振られていた尻尾が、だらんと垂れ下がってしまっていることが多いようです。
5.がっかりしている
散歩を楽しみにしていたのに雨で行けなくなった、飼い主さんがキッチンへ行ったのでごはんかなと思ったら違った…。そんなとき犬はがっかりして、テンションだだ下がり状態になってしまうことがあります。
期待していたことが外れたときのがっかり感、分かりますよね。テンションが低くなるのも無理はないです。
愛犬のテンションが低いときに元気になってもらうためのコツは?
愛犬のテンションが低いときは、少しでも元気になってもらいたいと思いますよね。テンションが低い愛犬に元気になってもらうコツは、テンションが低くなってしまった心理を見極め、適切に対処することです。
まずは、テンションが低くなる前の出来事を振り返ってみましょう。心理を見極める手がかりになります。
もし思いっきりはしゃいで遊んでいたのなら、疲れてしまった可能性が高いです。しばらくゆっくり休ませてあげれば、けろっと元気になるでしょう。一時的にストレスを感じるようなことがあった場合も、同様に休ませてあげると元気になることが多いです。
がっかりするようなことがあったときには、愛犬の喜ぶことをしてあげると元気になるかもしれません。遊びに誘ったり、マッサージをしたりしてみましょう。散歩へ行けずにがっかりしているのであれば、家の中で引っ張りっこやモッテコイ遊びなど、体力を使う遊びをするのがおすすめです。
遊びの途中でテンションが低くなってしまう場合は、飽きる前に遊びを切り上げるようにするといいでしょう。愛犬が「もうちょっと遊びたいな」と思っているくらいのタイミングでおしまいにするのがポイントです。
テンションが低くなるような出来事が思い当たらないのなら、病気やケガをしている可能性があります。愛犬の様子をよく観察して、テンションが低いこと以外にも何か症状がある場合や、他に症状はなくても何日もテンションが低い場合は、動物病院を受診しましょう。
まとめ
今回は、愛犬のテンションが低いときの心理を4つご紹介しました。愛犬のテンションが低いときは、ご紹介したような心理状態なのかもしれません。
テンションが低い愛犬に元気になってもらいたいと思うのは、飼い主として当然のこと。しかしゆっくり休ませてあげれば元気になることもあれば、動物病院での受診が必要になることもあります。
愛犬に元気になってもらうためには、テンションが低くなってしまった心理を見極め、適切に対処してあげることが大切です。