犬が誤飲した時にあらわれる『危険な症状』10選 このサインが出たら一刻も早く病院へ!

犬が誤飲した時にあらわれる『危険な症状』10選 このサインが出たら一刻も早く病院へ!

私たちが生活する場所は、犬が口にすると危険な物であふれています。もしも犬が誤飲した際にはいち早く気づかなければなりません。今回お伝えする「犬が誤飲した時にあらわれる危険な症状10選」のサインが出たら動物病院へ向かってください。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬が誤飲しやすく中毒を起こしやすい物

犬と食べ物

まずは、犬が誤飲誤食しやすい物や有害な食べ物をチェックしましょう。どれも人間にとって身近な物ばかりです。

思わぬ盲点に気づくこともあるかと思いますので、ぜひ参考にしてください。

  • ネギ類(玉ねぎ、長ネギ、ニンニク、ニラなど)
  • チョコレート
  • 殺虫剤や除草剤
  • 観葉植物や花(チューリップ、ポトス、スイセンなど)
  • 布やひも
  • タバコ
  • アルコール
  • ボタン
  • ヘアピン
  • ペットボトルキャップ
  • 電池
  • 乾燥剤
  • 洗剤
  • ネジや釘
  • 子供の小さなおもちゃなど

ネギ類やチョコレートは犬が中毒を起こすことで知られていますが、観葉植物や花にも有害な種類があります。また、殺虫剤や消臭スプレーなどの使用にも注意しなければなりません。

また、犬がぬいぐるみやクッションの中綿を飲み込んでしまい、呼吸困難や消化管閉塞に陥る恐れもあります。

犬が誤飲誤食をしないためには、犬の生活範囲に物を置かないことが1番です。キッチンやベランダなど危険な場所があれば、柵をするなど対策を取りましょう。

犬が誤飲した時に現れる危険な症状10選

伏せをする犬

ここからは、実際に犬が誤飲してしまうと一体どうなってしまうのかをお伝えします。具体的な症状を知ることで、いち早く「誤飲かもしれない」と気付けるかもしれません。以下でまとめた「犬が誤飲した時に現れる症状10選」をサインのひとつとしてぜひ参考にしてください。

1.変な咳をする

犬が異物を誤飲してしまうと「カッカッ」「ゲホゲホ」のような変な咳をすることがあります。

飲み込んだ物によって気道閉塞を起こしている場合は命を落とす危険があり、早急な処置が求められます。

2.呼吸に異変

隠れる犬

呼吸がいつもより荒くなり、飲み込んだ物によっては呼吸困難に陥るケースもあるので注意しなければなりません。体全体を使って呼吸をしている場合は、喉や肺に何かを詰まらせた疑いもあります。

3.嘔吐をする

犬がえずいたり嘔吐を繰り返したりする時は、誤飲による中毒を起こしている可能性があります。食後であれば単なる食べ過ぎの場合もありますが、何も食べていないのに犬が吐く場合はおかしいです。

病気が原因で嘔吐をすることもありますが、嘔吐だけでなく多量のよだれやけいれんなどの症状も起こしている場合は早急に動物病院を受診すべきでしょう。

4.ゲップをする

ソファの上の犬と綿

犬がゲップを繰り返す時も誤飲の疑いがあります。消化しにくい食べ物を誤飲してしまい消化不良を起こしている可能性と、異物を飲み込んだ場合は痛みや違和感を感じている可能性もあります。犬がいつもより元気がない、ゲップの息の匂いが強い時はすぐに動物病院を受診しましょう。

5.食欲の低下

「理由はわからないけど犬の食欲が減っている」、こんな時も誤飲誤食を疑ってみてください。夏バテや老化など食欲低下を起こす原因は色々あるのでわかりにくく、異物を飲み込んでしまってもあまり症状が出ない犬も中にはいます。

違和感を覚えただけでも、動物病院に相談することはとても大切なことです。飼い主さんの行動によって命が助かることもあります。

6.多量のよだれ

ラブラドール

車酔いや歯周病など、犬が多量のよだれを出す原因はいくつかありますが、よだれ以外に荒い呼吸やけいれんなどの症状が見られる時は誤飲誤食による中毒の疑いがあります。

散歩中に除草剤を舐めてしまい中毒を起こした犬の例もあるので、異変を感じたらすぐに対処しなければなりません。

7.震える

寒くもなく老犬でもない犬が、急にブルブル震え出した時は誤飲による中毒の可能性があります。けいれん以外にも下痢や嘔吐、泡を吹くような症状も見られることがあります。

8.明らかに元気がない

横になる犬

犬がぐったりと横になっていて、明らかに元気がない場合は病気の可能性があります。さらに急激に様子がおかしくなったり、下痢や嘔吐のような症状がある場合は異物を誤飲してしまった疑いもあるでしょう。

いずれにしても早急に受診して原因解明をしなければなりません。

9.便の異常

犬が異物を飲み込んでしまうと、便に次のような異常が出ることがあります。

  • 血便
  • 下痢
  • 便秘

飲み込んだ異物がスムーズに便と一緒に出てくれれば一件落着ですが、物によっては臓器を傷つけてしまい緊急手術をしなければならないケースもあるので油断は禁物です。異物が消化管内にある場合、徐々に便の量が少なくなったり、サイズが小さくなることがあります。注意して便の状態を確認してあげましょう。

便の異常以外の症状も合わせてチェックすることで、いち早く異物誤飲に気づくことができます。そのため愛犬の健康チェックは毎日欠かさず行わなければなりません。

10.口をパクパクする

犬の様子がおかしく、さらに口をパクパクさせるのは中毒症状を起こしている可能性が高いので、早急に処置をしなければなりません。

歯周病やストレスを感じた時にも口をパクパクさせることもありますが、急に異常なぐらいのよだれがでて、嘔吐をする場合は中毒を疑うべきでしょう。

まとめ

動物病院で診察中の犬

人間の暮らしの中には犬にとって危険な物がたくさんあります。身近すぎて忘れてしまうこともあるため、犬を飼っている人は気を引き締めなければなりません。

それは家の中だけでなく、散歩中に石を飲み込んだり、除草剤のような薬物を舐めてしまったりすることも。

もしも今回のような危険なサインが見られたら、早急に動物病院を受診してください。

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