犬がご飯を残す時の理由は?5つの原因と適量を食べてもらう方法

犬がご飯を残す時の理由は?5つの原因と適量を食べてもらう方法

食は健康のバロメーターといいますが、犬の場合も同じです。犬がご飯を食べ残す際には不調が起きていないか探りましょう。この記事では、犬がご飯を残す時の5つの原因と適量を食べてもらう方法をご紹介します!

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬がご飯を残す時の理由は?5つの原因

ドッグフード

犬の食事について「愛犬の食いつきが悪い」「ちょっとだけドッグフードを食べ残す」など悩みをもつ飼い主さんは多く、毎日続く食事だからこそいち早く解決したいものですね。

犬がご飯を残す時に考えられる理由を探ることは、愛犬の心身を知る第一歩です。まずは以下でまとめた、犬がご飯を残す時に考えられる5つの原因から探っていきましょう。

1.ご飯やおやつの量が多い

犬が毎回ご飯を残す場合は、シンプルに量が多いから食べ切れないのかもしれません。ドッグフードに記載されている食事量は、あくまでも目安です。犬によって食が細い場合もあるので、まずは食べ残した分量だけ次回は減らしてみてください。

また、おやつが多くてお腹が減っていないということも考えられます。1回に与えるおやつの量を減らしながら、犬の食事量を調節していきましょう。

2.好みのご飯じゃないから

野菜と肉

犬がご飯を残すと「味に飽きたのかな」と受け止めてしまう人が多いですが、犬は食に対して飽きることはほぼないといわれています。ご飯を残すたびにトッピングを加えたり、ドッグフードを変えたりするのは逆効果です。

普段よりおいしいドッグフードの味を知ってしまった犬は、「残せばもっと美味しいご飯が出てくる」と学習してしまい、わがままになってしまいます。

3.加齢による食の変化

「最近徐々に食べるのが遅くなっている」と感じる場合は、犬の加齢にともなう食の変化が関係しているのかもしれません。成犬期は食いつきがよくても、犬は人間と同じように年を取ると食の好みや食べる量やスピードに変化が起きます。

犬も加齢とともに運動量が低下し、それにともなって食事量も減っていきます。また、年齢とともに歯周病が進行すると硬いドッグフードよりも柔らかめを好むようになります。

加齢以外にもメス犬であれば生理や妊娠出産の影響で、食欲が低下する場合も。毎日見ていると気づきにくい愛犬の食の変化には、いち早く気づいてあげたいですね。

4.体調不良やケガによる食欲低下

寝そべる犬

犬が急にご飯を食べ残したり食べ方に異変を感じたりする時は、体調不良やケガを疑ってみてください。犬が食欲不振になりやすい例をあげてみます。

  • 夏バテ
  • 発情
  • 内臓のトラブル
  • 口腔内のトラブル
  • 感染症など

人間のように犬も季節の変わり目に食欲が落ちることもあります。犬は発情期も食欲不振になることがありますが、一定期間を過ぎれば回復することが多いです。

ただし、一向に食欲が戻らなかったり、寝ている時間が多くなったり、さらに下痢や嘔吐がある場合は内臓疾患など病気の疑いも出てきます。

また、片方の歯だけで食べたり、食べこぼしたり、食べるのが遅いなどいつもと違う時は、口腔内にトラブルがあるのかもしれません。歯や口の中が痛くて食べられない可能性があれば、すぐに動物病院を受診してください。

5.ストレスによるもの

犬がご飯を残す原因がわからない時は、「ストレスが溜まっているのかも?」と疑ってみることも大切です。ストレスといっても原因はさまざまで、生活環境の変化や犬が嫌いな音や対象物があるなど手がかりを探してみてください。

いつまでも食欲不振が続く場合は、便の状態や日々の体調をチェックした上で早めに相談しましょう。

犬に適量のご飯を食べてもらう方法

テーブルにつく犬

愛犬がご飯を残してばかりいると心配になりますよね。病気やケガの原因がみられなければ、食事の与え方に工夫をしてみましょう。ただし犬によって食べ方は異なるので、あくまでも参考として頭に入れてください。

食事時間を30分以内にする

まず、犬の食事時間にメリハリをつけましょう。食事時間の目安は30分程度、食べ残しても1時間以内に下げるようにします。

「食べ残したから」といって置いたままにすると、犬が「また後で食べよう」「ご飯はいつでも食べられるもの」と勘違いしてしまいます。また、衛生的にも犬の食べ残しは下げてしまいましょう。

犬が食べ残したドッグフードは傷みやすいので、犬の健康を守るためにも勿体無いようですが捨ててください。「食事の時間に食べないとお腹が空いてしまう」と犬に教えることが大切です。

運動量を増やしてみる

運動量が低下すると空腹を感じにくくなるため、食欲減退につながります。雨の日や冬場など外でお散歩ができない時も、家の中で体を動かすのがベストです。

ご褒美のおやつも与えすぎないよう、一口大に小分けしておくと食べ過ぎ防止になります。おやつとご飯のバランスを見直し、愛犬の腹具合にちょうどいい与え方を探ってみましょう。

柔らかいフードへ変えてみる

犬と女性

シニア期を迎えた犬であれば、柔らかめのフードに切り替えてあげてみましょう。ドッグフードを水でふやかしてもいいです。

愛犬の年齢や体調に合うフードに迷う場合は、動物病院など専門家に相談するといいですね。1回の分量が多くて食べられない場合は、食事回数を増やして小分けで与えてみましょう。もし2日以上食べない状態が続いたら動物病院を受診してください。

まとめ

お皿と犬

大切な愛犬に食欲低下がみられると不安でいっぱいになるものです。ただ今回お伝えしたように、犬が食事を残す原因は必ずしも病気とは限りません。

まずは食事量や与え方を見直しましょう。それでも「やっぱりおかしい」と感じる場合は早めに動物病院へ相談することをおすすめします。

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