犬が夜泣きをする原因
犬の夜泣きで眠れない。近所迷惑になるのではと心配。何か病気なのでは…と悩むことがあります。原因が分からないと、どんな対処をしても泣き止んではくれません。
新しい家族として迎えたばかりの子犬が夜泣きをすることがあります。成犬が突然、夜泣きをするようになることがあります。そして、老犬の夜泣きは飼い主のほとんどが経験するものです。
夜泣きの原因は様々ですが、どれも解決することができます。子犬や老犬の夜泣きであれば、事前にやりたい対策がありますので、ぜひお役立てください。
1.お腹が空いてしまった
子犬が夜泣きをする原因は、お腹が空いてしまったことが原因になることがあります。寝るまでの間にお腹が空いてしまい、ごはんやおやつのおねだりをして夜泣きをすることがあります。
消化の早い子犬はお腹が空きやすく、食べ物がもらえるまで泣き続けることがあります。与えれば泣き止むかもしれませんが、泣けば食べさせてもらえるという風に覚えてしまっても困りますよね。
やりたい対策は、夜ごはんを少し遅めにしてみることです。そして、泣き止ませるために食べ物を与えないようにすることです。
2.排泄をしたくなった
子犬が夜泣きをする原因は、排泄をしたくなり我慢ができない場合もあります。
まだ飼い主に誘導してもらってトイレに行っていたり、トイレの練習をしているところなのではないでしょうか。
飼い主がそばにいないと安心して排泄をすることができないのかもしれません。子犬は排泄の回数が多いため、夜中にトイレが汚れてしまい、次に排泄をする時に汚れていることが嫌で飼い主を呼ぶために夜泣きをすることもあります。
やりたい対策は、寝る直前にも排泄をさせることです。そして、トイレが汚れていないかどうか確認してから寝るようにするとよいと思います。
3.まだ遊んでいたい
成犬が夜泣きをする原因は、まだ遊びたいからかもしれません。
ケージに入って寝る犬であれば、ケージから出してほしくて夜泣きをすることがあります。夜中に活動したいほど体力が有り余っている場合、お散歩に行きたい、遊んでほしい、構ってほしいなどと夜泣きをすることがあります。
やりたい対策は、夕方(夜)のお散歩を充実させることです。体力を使い切る、もしくは満足するまでお散歩や運動をさせておくと、夜は疲れてぐっすり眠ってくれます。
一時的でしたが、私も愛犬が午前2時頃にお散歩に行きたくて夜泣きをすることがありました。夕方のお散歩では一緒に走ったり他の犬と遊ばせたり、寝る直前にも近所を1周(8分程度)歩くようにしたところ夜泣きはなくなりました。
4.気配を感じられず不安
老犬が夜泣きをする原因は、体の機能の衰えによって、飼い主の気配を感じられず不安になってしまうという理由が多いでしょう。
どこにいるの?と、飼い主を探すように泣くのです。視覚・嗅覚・聴覚が衰えると、夜の暗い室内では飼い主の存在を十分に感じることができなくなってしまうことがあります。
やりたい対策は、一緒に寝ることです。飼い主のベッドで一緒に寝てもよいです。ケージや犬のベッドで寝てほしい時は、同じ室内に置いてあげるとよいです。
泣きだしてしまった時は、声をかけたり、体に触れたり、犬が飼い主を感じられるようにしてあげると安心して眠ってくれると思います。
個人的には、手を握ったり肉球に触れたりしてあげると一番安心してくれたように感じました。
まとめ
犬が夜泣きをする原因を4つ解説しました。
- お腹が空いてしまった
- 排泄をしたくなった
- まだ遊んでいたい
- 気配を感じられず不安
もしも愛犬が夜泣きをしても絶対に叱らないであげてください。うるさいからとケージに閉じ込めるのもNG行為です。