愛犬に『幸せ』を感じてもらうためにすべき4つのこと

愛犬に『幸せ』を感じてもらうためにすべき4つのこと

愛犬は日々、たくさんの幸福感を与えてくれますよね。愛犬にもたくさん幸せを感じてほしいけれど、どうしたらいいのか分からない…。そんな飼い主さんのために、愛犬に幸せを感じてもらうためにすべきことをご紹介します。犬が幸せを感じているときのサインもあわせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

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愛犬に幸せを感じてもらうためにすべきことは?

ボールをくわえて走るジャックラッセルテリア

愛犬にはできるだけたくさんの幸せを感じてほしいですよね。では愛犬に幸せを感じてもらうために、飼い主さんはどのようなことをすべきなのでしょうか。

1.なるべくストレスを与えない

犬も人もストレスだらけの毎日では、幸せを感じることなんてできません。人間社会で生きている以上、犬のストレスをゼロにするのは難しいでしょう。

しかし、飼い主さんの努力によってストレスを軽減してあげることはできます。そしてストレスが少なければ少ないほど犬は安心感を得らえ、それが幸福感へと繋がっていくでしょう。

大声を出さない、構いすぎない、生活環境を整えるなど、愛犬になるべくストレスを与えないために、飼い主さんが注意すべきことや出来ることはたくさんあります。いろいろな刺激に慣らしてあげることもそのひとつです。

犬は苦手なものが多いと、その分ストレスを感じることも多くなります。そのため他人や他犬、生活音や屋外の刺激など、人間社会のさまざまな刺激に慣れさせるのはとても大切なことです。

社会化期(生後3週〜12週の間)は恐怖心が少なくいろいろなことを受け入れやすいので、この時期にいろいろな刺激を経験させて慣らしていくのが理想的です。

2.散歩とは別に遊ぶ

毎日愛犬を散歩に連れて行くけど、毎日遊んでいるという飼い主さんは案外少ないのではないでしょうか。大好きな散歩タイムに幸せを感じる犬は多いですが、犬は飼い主さんと一緒に遊ぶことも大好きです。

毎日散歩とは別に遊んであげれば、より幸せを感じることができるはず。おすすめの遊びは、投げたボールやおもちゃを犬に追いかけさせて持ってこさせる、モッテコイ遊びです。

元々は狩猟動物で、動くものを追いかけたい欲求を持っている犬にピッタリの遊びと言えます。ロープをまるで生き物のように動かして遊びに誘ってから引っ張りっこというのも、きっと喜んでくれるでしょう。

加齢によって足腰や体力が衰えてきている犬には、嗅覚を使う遊びがおすすめです。おやつをどちらかの手の中に隠して犬に当てさせるゲームは、嗅覚や脳を刺激することができます。

「忙しくて遊びの時間まで作れない」という飼い主さんもいるかと思いますが、スキマ時間のほんの5分でもいいので全力で遊んであげてください。それだけでも愛犬の心は満たされて幸せを感じてくれるでしょう。

3.たくさん褒める

犬は飼い主さんにほめられることに喜びや幸せを感じるかわいい生き物です。それは何歳になっても変わりません。ところがしつけが一段落すると、飼い主さんは愛犬を褒めることを忘れてしまいがちです。

そうすると、愛犬が幸せを感じる機会が減ってしまいます。犬はほめられる度に喜びや幸せを感じるのですから、できることを当たり前と思わずにきちんと褒めてあげましょう。

意識すれば愛犬を褒める機会はたくさんあります。物音や玄関のチャイムに反応しなかったときや、散歩中に他の犬に会っても興奮しなかったときなどにも、どんどん褒めてあげましょう。

4.飼い主の笑顔をたくさん見せる

犬は大好きな飼い主さんのことをよく見ていて、雰囲気や表情から感情を敏感に読み取ります。飼い主さんがイライラしていたり不安な顔をしていたりすると、犬も不安になって幸せを感じることはできません。

逆に飼い主さんがニコニコ笑顔だと、犬は安心することができて幸せな気持ちになれます。ぜひ愛犬にたくさん笑顔を見せて安心感と幸福感を与えてあげてください。

飼い主さんも日常生活の中で嫌なことやつらいこともあるかと思いますが、せめて愛犬と接するときだけは肩の力を抜き笑顔を心がけましょう。それによって、きっと飼い主さんも明るい気持ちになれますよ。

犬が幸せを感じているときのサインは?

笑顔の柴犬

犬は幸せを感じているとき、それが仕草や行動に表れます。意外な仕草や行動が幸せサインだったりするかもしれません。ここからは、犬が幸せを感じているときのサインをご紹介していきます。

1.笑顔のような表情を見せる

犬はうれしいときや幸せなときに、笑顔のような表情を見せます。口元が緩み、舌を出していることもあります。目はキラキラと輝いていたり、穏やかに細めていたりしていて、見るからに幸せそうな感じがするでしょう。

2.尻尾を高い位置で大きく振る

尻尾は、犬の体の部位の中で最も感情が表れやすい場所です。楽しいときやうれしいとき、幸せな気持ちのときには尻尾を高い位置で大きく左右に振ります。尻尾を振りながら腰までくねくねさせているときは、幸福度がかなり高いです。

3.満足そうにため息をつく

ため息というとネガティブなイメージがあるかもしれませんが、気持ちが満たされて幸せなときにもため息が出ます。犬が満足そうな表情で「ふぅー…」と深いため息をついているときは「あ〜幸せ♡」という気持ちです。

4.耳を寝かせる

穏やかな表情で耳をペタンと寝かせるのも、犬が幸せを感じているサインです。うれしいときや満足しているときに、耳をぺったりと寝かせます。このときの耳の形が飛行機の翼に似ていることから『ヒコーキ耳』と呼ばれることも。

耳を寝かせていても尻尾を下げていたり、股の間に巻き込んでいたりする場合は、幸せとは真逆の状態です。恐怖や不安を感じているので勘違いしないように注意しましょう。

5.床に背中をこすりつける

仰向けになって床に背中をスリスリ…。謎の儀式のようにも見えますが「幸せ〜♡」という気持ちを全身で表現しています。気持ちが満たされたときや、犬にとってうれしいことが起こる前に見せる行動です。

ただし背中をこすりつけているのがシャンプー後である場合は、シャンプーのにおいを消そうとしています。またいきなり背中を床にスリスリするときは、背中が痒いのかもしれません。

まとめ

うれしそうに男性に飛びつくゴールデンレトリーバー

今回は愛犬に『幸せ』を感じてもらうためにすべきことを4つご紹介しました。恐らく、大好きな飼い主さんのそばにいられるだけで幸せという犬は多いと思います。でも愛する愛犬には、できるだけたくさん幸せを感じてほしいもの。

ぜひご紹介したことを参考に、愛犬が幸福を感じられる時間を増やしてあげてくださいね。飼い主の皆さんが愛犬の幸せサインをたくさん見れますように!

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