️犬の「脳」の特徴は?
犬の脳の特徴として、大脳にあるニオイを分析する器官の「嗅脳」が発達しています。嗅細胞の数の多さもさることながら、脳のつくりが嗅覚に特化していることが分かります。
また、左右の脳の活動としては、右脳で言葉のイントネーションに反応し、左脳で言葉の意味を分析しています。犬の脳の処理機能は、人間と非常によく似ています。
️犬の『頭がいい』と感じる瞬間
1.言葉に反応する
犬が人間の言葉そのものを理解しているかどうかは定かではありませんが、好きな単語、嫌いな単語を聞き分けているように思います。
「おやつ」「散歩」など好きな単語と、「病院」「注射」など嫌いな単語では、聞いたときの犬の反応が明らかに違います。言葉の意味というよりも、音の響きで判断しているのかもしれません。
2.飼い主の帰宅を察知する
大好きな飼い主のことなら、犬は何でもお見通しです。姿が見える前に飼い主の気配を察知するのは至難の業ですが、嗅覚と聴覚を駆使すれば、犬にとって不可能ではないのです。
実際、私も足音を立てないようにこっそり帰ったことがありますが、玄関のドアを開ける前から、犬には気付かれていました。飼い主の帰宅時間が分かる「帰宅予知能力」があるという説もありますが、未だに真実は分かっていません。
3.家族以外に吠える
飼い主を悩ませる原因の1つである「犬の吠え」。自宅への来客や通りすがりの人に向かって犬が吠えてしまい、なんとなく居心地の悪さを感じた経験はないでしょうか。
吠えには困ってしまいますが、裏を返せば、家族のことはきちんと認識していて、家族と他人を判別できているということになります。家族とそれ以外の人で、敢えて接し方を変えているのです。
️賢い犬がわざとする行動は?
ちょっとしたいたずら
学習能力が高い犬は、やって良いことと悪いことをいち早く理解し、習得します。しかし、その賢さ故に、いたずらを覚えるのも早いです。
- 退屈でストレスが溜まっている
- いたずらしても怒られないことを知っている
上記のような理由があると、わざといたずらして飼い主の気を引こうとします。甘やかしてばかりいると、いたずらっ子な性格に育ってしまいます。
聞こえないふり
賢い犬には、あざと可愛い小悪魔のような側面があります。叱られて都合が悪くなると、「自分は悪くない!」とでも言いたげに、よそ見をして聞こえないふりをするのです。
実際は聞こえていない訳ではなく、声のトーンや表情から飼い主の心情を読み取っているのでしょう。こうなると、確信犯と言えると思います。
脱走
脱走防止として、玄関や窓付近に犬用ゲート・フェンスを設置しているご家庭もあるでしょう。
ある程度高さがあり、飛び越えることは容易ではないと感じるかもしれませんが、運動能力の高い犬であれば、軽く飛び越えてしまいます。
脱走により、迷子になったり事故に巻き込まれるケースがあります。室内の環境整備と共に、しつけ、迷子札の着用を心がけましょう。
️まとめ
脳の大きさは体の大きさに比例しているので、小型犬と大型犬では、大型犬の脳の方が大きいです。
しかし知能の高さはまた別の話になってくるので、小型犬でも覚えが早く賢い犬はいます。
犬が能力を発揮して活躍したエピソードは、後を絶ちません。頼もしいパートナーとして、皆さんも大切に育ててあげてくださいね!