犬が飼い主に褒められたときに見せる仕草や行動8つ
「犬は褒めて伸ばす」といいますが、実際に犬を「よし!」「いい子!」と褒めると「うれしい〜♡」とばかりに喜んでくれますよね。そんな可愛い愛犬の反応を見るのが、飼い主さんにとって何よりの楽しみではないでしょうか。
また、犬によって褒められたときの反応は少しづつ違います。中には「これは一体どういう気持ち?」と思う反応を見せる犬もいるので戸惑う飼い主さんもいることでしょう。
今回は、そんな犬が飼い主に褒められたときに見せる仕草や行動8つをまとめてみました!
1.口元をゆるめて舌を見せる
犬を褒めると口元をゆるめた表情を見せますよね。まさに笑っているかのような可愛らしい愛犬の表情に、ノックアウトしてしまう飼い主さんは多いのではないでしょうか。
犬が軽く口元を開けて舌を見せている状態は、とてもリラックスをしているときです。飼い主さんから褒められて、デレデレしてしまっているのかもしれませんね。
2.しっぽを軽快に振る
犬が軽く左右にしっぽを振るときはご機嫌な状態です。顔はクールな表情をしていても、「しっぽだけはどうしても振ってしまう・・・」なんていうツンデレな犬もいます。
褒められたことが嬉しくて、しっぽを振る愛犬の姿はとても愛らしいですね。犬の気持ちはしっぽに表れるので、褒めたときの振り方にぜひご注目ください。
3.走り回る
嬉しさのあまり走り回る犬もいます。興奮状態からダッシュしてしまうこの行動は、もしかすると「走り回ると飼い主さんが喜ぶ」と勘違いしている可能性も否めません。
もし家の中を走り回ってしまいお困りなら、犬がダッシュしても無反応をして「走っても何も起きない」ことを覚えさせます。ケガや転倒の危険がある場合は、リードを装着してしつけトレーニングを行った方がいいでしょう。
犬が落ち着くまでじっと待ち、少しづつ「待て」や「お座り」を聞き入れられるようしつけを続けてみてください。
4.目をキラキラさせる
犬を褒めると目をキラキラ輝かせて見つめてくることがあります。犬は飼い主さんを見つめて感情を読み取ろうとするのですが、穏やかな表情で見つめてくるときは「うれしいな!」と喜びを噛み締めているのかもしれません。
犬がアイコンタクトを取るのは信頼関係が深まっている証拠です。ぜひこれからも、愛犬とよい関係を築いてください。
5.息を弾ませる
「じょうず!」と愛犬を褒めたときに、息をハッハッと弾ませたことはないでしょうか?これは、嬉しさのあまりテンションが上がった犬のよくある行動です。口元をゆるませて口角をあげているその表情はまさに、笑っているかのようですね。
6.舐めてくる
褒めると手足や顔をペロペロ舐めてくる犬もいます。とくに顔を舐める犬は、飼い主さんのことを心から信頼しているのでしょう。「いつもありがとう」と愛情を伝えているのかもしれません。
ただ、執着するように舐めてきたり、手足をやたら舐め続ける場合は「おやつちょうだい」「もっと遊んで!」というおねだり行動である可能性もあります。舐め癖を直したいなら、「やめて」と低い声で制止させましょう。
7.お腹を見せて寝転がる
「いい子だね〜」と褒めると、「もっと褒めて〜!」とばかりにお腹を見せてゴロン!とヘソ天ポーズをする犬もいますね。お腹を撫でられるのが大好きな犬なら、ぜひ優しく撫でてあげてください。犬も飼い主さんも、お互い幸せな気持ちでいっぱいになりましょう。
8.芸を見せてくる
犬は飼い主さんのことをよく見ています。愛犬を何気なく褒めたら突然おまわりをしたり、お手をしてきたりして驚く飼い主さんも多いです。
これは「もっと褒めて!」という犬のおねだり行動なのでしょう。飼い主さんの注目を集めたい気持ちでいっぱいなんだと思います。ほかにも、「ちょうだい」や「ゴロン」など変わった芸を覚えてくれるかもしれませんね。
まとめ
愛犬を褒めたときの可愛い行動は、見ているだけで癒されますよね。犬は飼い主さんに褒められるために生きていると言っても過言ではなく、それだけ信頼を寄せています。
嬉しさのあまり興奮状態に陥ってしまう場合は対策が必要ですが、褒めて伸ばすしつけトレーニングをぜひ続けてください。そして犬の「うれしい〜♡」という仕草に癒され続けましょう!