興味ない?犬にもおもちゃの『好み』はある!
せっかく愛犬におもちゃを買って帰ってきたのに、なぜかこのおもちゃは見向きもしてくれない…という経験はありませんか。犬はしっかり自分の意思を持つ動物なので、もちろんおもちゃの好みも犬によって違います。
一般的に、ボールやぬいぐるみ、ロープ製のおもちゃなどが好まれやすいと言われていますが、これも一般論なのですべての犬に当てはまるわけではありません。
愛犬はどのようなおもちゃに興味を示すのかという疑問については、1つずつ様々なおもちゃを買い与えたり、店舗で興味を示すかどうか見せてあげたりして見極めなければいけません。
犬が『好きじゃないおもちゃ』に見せる反応5選
では、犬は「このおもちゃはあまり好きじゃない」と感じた場合、どのような反応を見せるのでしょうか。ここでは犬が『好きじゃないおもちゃ』に見せる反応を5つ集めてみましたので、愛犬へのおもちゃ選びの参考にしてみてください!
1.1〜2回触れただけで見向きしない
おもちゃを買って帰ってきた時に、1〜2回は触れてみたり匂いを嗅いでみたりしたものの、その後すぐに見向きもせずにどこかへ立ち去ってしまうという反応は、わかりやすく「これはそんなに…」という気持ちが態度に表れています。
飼い主さんも目の前で見ていて「え?興味ない?」とすぐさま気づくでしょう。しばらく様子を見ていると遊び始めることもありますが、基本的にすぐに立ち去ってしまう場合は、その後も見向きしない子が多い印象です。
2.「ふんっ」と短い鼻息を吐く
おもちゃを近づけた時に、特に興味を示す様子はなく「ふんっ」と短い鼻息を吐いて顔を背けるような反応を見せたことはありませんか。これは「興味ありません」という意思表示です。
犬の短いため息や鼻息には不満や退屈といった心理が表れています。つまり前述したような反応を見せた時は、対象のおもちゃに対しても興味がないのでしょう。
3.あくびをして見せる
おもちゃを見せた時にあくびをした場合は、そのおもちゃに対して不満や退屈さ、あるいは何か嫌な思い出がありストレスを感じている可能性があります。
「もうそういうおもちゃは飽きたよ」と年齢が上がるにつれて好みも変わっていく犬もいます。以前興味を示していても反応が見られなくなったという場合は、違う種類のおもちゃを試してみましょう。
4.一瞬躊躇してノロノロと近づいていく
犬によっては、飼い主さんが遊んでくれるからとりあえず一緒に遊ぶといった反応を見せる子もいます。その場合はノロノロとゆっくり近づいて行ったり、一瞬躊躇するようにこちらを見て近づいていくといった反応を見せることが多いです。
「本当にこれで遊ぶの?」「まぁ、行きますが…」といった声が聞こえてきそうなほどあそびに消極的な姿勢が見られるので、飼い主さん側も「あれ?乗り気じゃない?」と気づく人が多いでしょう。
5.お気に入りのおもちゃとは別の場所に放置されている
買った後、いつも遊んでいるお気に入りのおもちゃとは明らかに離されて、別の場所に放置されているおもちゃはありませんか。
遊んだ形跡もなく、ただ放置されている状態のおもちゃは犬が興味を失っているため、自分のお気に入りとは意図的に別の場所へと移動させている可能性があります。
まとめ
いかがでしたか。犬は『好きじゃないおもちゃ』に対して、比較的わかりやすく冷めた態度をとることがあります。一緒に遊びに参加していても消極的な態度が見られる場合は、別の種類のおもちゃを試してみましょう。