犬が飼い主を遊びに誘っている時の仕草や行動
1.おもちゃを鳴らす
犬がおもちゃを鳴らすのは、飼い主を遊びに誘っている時の仕草や行動です。
おもちゃの中に鳴き笛が入っていて、強く噛むとピーッ!と音がしますよね。飼い主を遊びに誘う時は何度も執拗に鳴らし、遊んで!とアピールすることがあります。
他の部屋でおもちゃを鳴らすことで「こっちで遊ぼう!」と言っていたり、他の作業をしている飼い主の目の前でおもちゃを鳴らすことで「いいかげん私に構ってよ!」と言っていたりします。
2.おもちゃを持ってきて渡す
犬がおもちゃを持ってきて渡すのは、飼い主を遊びに誘っている時の仕草や行動です。
「このおもちゃを投げてほしい」「このおもちゃで引っ張りっこをしたい」「このおもちゃ貸し手あげようか?」などと言っているのだと思います。
今は遊んであげられないという時でも、持ってきてくれたおもちゃを受け取ってあげてください。後で遊ぼうねとおもちゃを返したり、「持ってきてくれてありがとう」と言ったりしてあげると、またひとり遊びを始めるのではないでしょうか。
今すぐ遊んで!としつこくする時は、今はダメ!後でね!と強い口調で言ってもよいと思います。
3.庭に続くドアや窓の前に座って振り返る
犬が庭に続くドアや窓の前に座って振り返るのは、一緒に庭に出て遊ぼう!と飼い主を誘っている時の仕草や行動です。
広場やドッグランには行くことができなくても、犬は外に出て日向ぼっこをしたり、外の空気やにおいを感じながら遊んだりしたいようです。
室内では思いっきり走り回ったり、はしゃいだりしてはいけないと思っているのかもしれません。物にぶつかって落として壊してしまったり、お互いに怪我をしてしまったりすることがあるかもしれないですもんね。
4.プレイバウのポーズをする
プレイバウのポーズをするのは、犬が飼い主を遊びに誘っている時の仕草や行動です。
犬同士が遊びに誘う時にもよく見られるポーズです。手を伸ばすようにして頭を低くし、おしりを高く上げるポーズを「プレイバウ」と言います。相手の犬も同じポーズをしてくれたら「OK!一緒に遊ぼう!」とサインです。
飼い主さんが同じポーズをすることはないと思いますが、似たようなポーズをしてあげると遊んでもらえることが分かり、喜んでくれる犬もいるのではないでしょうか。自宅であれば私も似たようなポーズで応えてあげることがあります。
5.膝に手を乗せる
犬が膝に手を乗せるのは、飼い主を遊びに誘っている時の仕草や行動です。
ちょこんと乗せてアイコンタクトする姿って可愛いですよね。つい遊んであげたくなってしまうのではないでしょうか。そのことを分かって計画的にしている仕草や行動なのかも…と思ってしまうことさえありますよね。
ちょっと無視していると、膝をカリカリ引っかくようにしたり、膝に両手を乗せて顔を覗き込んできたり、分かってるよね?気づいてるよね?と言われているような気がしませんか?
6.吠えまくる
犬が吠えまくるのは、さっきからずっと誘っているのになかなか遊んでくれない飼い主に催促したい時の仕草や行動です。
吠えれば言うことを聞いてもらえると学習してしまったのかもしれません。うるさい!と怒鳴ったりはせず、わがままな要求なのであれば優しく「今はダメ」と言ってあげるとよいと思います。
まとめ
犬が飼い主を遊びに誘っている時の仕草や行動を6つ解説しました。
- おもちゃを鳴らす
- おもちゃを持ってきて渡す
- 庭に続くドアや窓の前に座って振り返る
- プレイバウのポーズをする
- 膝に手を乗せる
- 吠えまくる
犬が飼い主を遊びに誘うときの仕草や行動は、当然それぞれの犬によって異なるはずです。
飼い主さんの性格やご家庭の雰囲気によって、それぞれ特別な誘い方があったりするかもしれませんね。