『犬が反応する言葉』ランキングトップ5
それぞれのご家庭によって犬にかける言葉は違います。しかし、多くの犬が同じような似た言葉に反応していると、飼い主さんたちの声からもわかるでしょう。
ここでは『犬が反応する言葉』ランキングのトップ5を紹介するので、皆さんの愛犬がどのような言葉によく反応しているのか、思い出しながら楽しんでください!
1.「〇〇〜(名前)」
まず、最もよく反応してくれる言葉は「〇〇〜」と飼い主さんが愛犬を呼ぶ『名前』です。犬は名前という概念を持ちませんが、この言葉が聞こえると「何か良いことが起こる」「飼い主さんがかまってくれる」と認識している犬が多くいるとのことです。
名前を呼ぶとパッと嬉しそうに振り返ってくれる犬や、寝ていてもピクッと耳を動かして注意をこちらに向けてくれる犬など、反応もさまざまです。
2.「ごはん」「おやつ」
犬が反応する言葉の上位に必ずランクインする言葉が「ごはん」や「おやつ」といった食べ物に関する言葉です。
直接的な言葉はもちろん、「ごはん」や「おやつ」の後に続く「食べる?」といった言葉だけでも反応するという飼い主さんの声も多くありました。
3.「散歩」「行く?」
犬にとって、散歩は1日の中で唯一外の空気を楽しめる時間です。そのため、散歩を毎日楽しみにしている犬は多くいるでしょう。
そんな犬たちは散歩に行く前に飼い主さんが発する言葉もよく学習しています。「散歩」や散歩に続く「行く?」という言葉にパッと反応し、嬉しそうな表情や仕草を見せてくれる犬は多いです。
4.「さてと…」
意外にも多くの飼い主さんから「こんな言葉にも目ざとく反応する!」と挙がった言葉が、飼い主さんが発生する何気ない「さてと…」や「よいしょ…」という言葉でした。
これから行動を起こそうとする時に何気なく出てしまう言葉ですが、実は犬たちはこの言葉を合図に「何か面白いことが起こるかも!」「散歩かも!」と学習していることが多くあります。
そのため、飼い主さんが立ちあがろうと「さてと」「よいしょ」と発すると、パッと立ち上がったり、振り返ったりと素早い反応を見せてくれるのです。
5.「〇〇(家族の名前)帰ってきた」
家族の一員として犬は家族の呼び名を覚えていることも多いです。「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」「お母さん」「お父さん」など、呼び名が聞こえると「帰ってきたのかな!?」と反応してくれる犬はたくさんいます。
また、犬は遠くから聞こえてくる家族の足音を聞き分けているとも言われています。そのため、家族の呼び名と足音から「大好きな〇〇が帰ってきた!」と喜んで反応しているのでしょう。
犬には短く聞き取りやすい言葉で伝えて
ここまでに紹介したように、犬はさまざまな言葉を今まで起こった事柄と関連づけて学習しています。そのため「ごはん」や「散歩」といったわかりやすい言葉はもちろん、「さてと」「よいしょ」といった何気な言葉にも反応するのです。
犬に「この言葉を覚えさせたい」と希望がある場合は、なるべく短く聞き取りやすい言葉を選ぶことが大切です。あまり長々とした文章で伝えても、犬は理解しにくく諦めてしまいます。
「散歩」や「おやつ」「ごはん」のように、なるべく4文字以内の言葉を選び、覚えさせたい動作や指示と一緒に発しましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬が覚えている言葉は、それぞれのご家庭でよく使われる単語が多いです。皆さんのご家庭では愛犬がどのような言葉によく反応しているでしょうか。ぜひ「うちの子はこんな言葉に反応する!」というご意見をコメント欄などでお聞かせください。