コロナ禍3年目突入!ペット業界の現状は?
ご存じの方も多いかもしれませんが、新たにペットを迎え入れる人が2019年以降増加しています。
コロナ前の2019年と比較すると、犬は13%増加しています。コロナ禍でペットニーズは一層高まっているといえますね。
ペット需要の高まりに伴い、ペットオーナーが抱える問題とは?
テレビやWEBメディアからはペットに関する情報が大量に流れていますが、必ずしもすべてが正しい情報とは限りません。予備知識のないペットオーナーさんにとって、大量にある情報のどれが正しいのか、取捨選択をするのは難しいでしょう。
新しいペットオーナーさんが十分な知識を得ないまま、準備や心構えなく飼育を始めてしまうケースも多く発生しています。
『健康=病気ではない』は正しくない!ロイヤルカナンが考える『ペットの真の健康』とは?
ペットオーナーさんの中には、「病気ではない=健康」という風に思われている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ペットが「真に健康な状態」とは、毛ヅヤ・毛吹きが美しい被毛、素早い身のこなし、輝くような目と凛とした表情など、その本来の素晴らしさが引き出された状態なのです。
愛犬が生涯にわたり「真の健康」を維持し、豊かな生活を送るために最も大切なことは、ペットオーナーさんが健康に関する正しい知識を持ち、適切な行動を取ることです。ロイヤルカナンではペットオーナーさんなどへの支援を通じて、そのサポートをしています。
愛犬を真の健康に導くポイントとは?
ロイヤルカナンは、ペットを真の健康に導く5つのポイントとして、以下を掲げています。
- 犬・猫は人とは異なる動物であること、また同じ犬・猫でも種類や個体によって身体の特徴、性格、行動(癖)が違うことを理解している
- 犬と猫は品種・年齢・身体のサイズ・ライフスタイル・健康状態によって栄養ニーズが異なることを理解し、愛犬・愛猫の栄養ニーズを満たす最適なフードを適切な量で与えている
- 犬と猫は言葉を話せず、また、体調不良を隠す習性があるため、愛犬・愛猫を日常的によく「観察」し、変化に対して適切な対応をしている
- 犬・猫は人の4倍以上の早さで歳を取ることを理解し、愛犬・愛猫に定期的に健康診断を受けさせている
- 犬や猫、彼らの栄養や健康に関する正しい知識を持つ犬と猫の専門家(獣医師、動物看護師、ブリーダー、ペット専門店のスタッフ、トリマー、ペット専門サイト等)に日常的に相談し、愛犬・愛猫の健康に関するアドバイスを得ている
いかがでしょうか?ご自身の意識、行動を5つのポイントと照らし合わせ、改善することで愛犬を真の健康に導くことに繋がります。
愛犬を真の健康に導く取り組みとは?
「ペットの為に、確かな情報を得たい」と願うペットオーナーさんをサポートする、ロイヤルカナンの取り組みをいくつかご紹介します。
「ヘルス ニュートリション ラーニングプログラム」
ペットの健康を育むために必要な専門知識を学べるプログラムです。愛犬の身体のしくみ、必要な栄養素とその最適なバランス等をわかりやすく、かつ誰もがウェブ上で楽しみながら学ぶことができます。
登録・利用料が無料で、獣医師が監修した本格的な全18種のコンテンツを、クイズを交えて楽しく学ぶことができます。
URL: https://hnlp-s.jp
Team HOPE
ペットの予防医療と健康管理の普及・啓発活動を推進し、ペットに優しい社会の実現を目指す獣医師団体『一般社団法人Team HOPE』。ロイヤルカナンは、ファウンディングパートナーとしてTeam HOPEの活動を応援しています。
Team HOPEでは、「ペットの健康診断の日」(10月13日)にちなんで、毎年10月に「Team HOPE健康診断キャンペーン」を実施しています。また、獣医師やペットオーナー向けにセミナーの開催や動画の制作、SNS発信なども行っています。
URL:http://teamhope-f.jp/
その他、ペットの健康に関する各種イベントへの協賛、各種セミナーに、ロイヤルカナンのスタッフを講師として派遣するなどの活動も行っています。
まとめ
ロイヤルカナンでは、ペットオーナーだけではなく、獣医師、動物看護師、ブリーダー、ペット専門店のスタッフ、トリマー、ペット専門サイトなど、ペットを取り巻くあらゆる専門家の方々への支援を続けています。
また、そのような専門家の方々の協力を通じて、ペットの「真の健康」を叶え、「ペットのためのより良い世界」の実現を目指していきたいと考えています。
獣医師プロフィール
平 瑛美(ひら えみ)(学術担当・獣医師)
東京農工大学農学部獣医学科を卒業後、小動物臨床を経て2011年にロイヤルカナン ジャポンに入社。入社後はカスタマーケアにて獣医師・ペットオーナーからの問い合わせ対応に従事。
2020年より現部署。プロフェッショナル事業部の学術担当として、ブリーダー・シェルターに向けたセミナーの企画立案や実施を担当する。
栄養学はもとより、繁殖学、新生子学、衛生管理など、顧客の持続可能な事業発展のために必要不可欠な多岐にわたる科学的知見を提供している。
大の柴犬好きで、この春、柴犬の保護犬を家族に迎えた。