頑固な性格の犬が見せる行動5選!
臆病だったり、のんびりだったりと、犬の性格は様々です。中には、「自分が嫌だと思うことは絶対にしない!」という頑固な犬たちもいます。
もちろん個体差はありますが、頑固な犬が多いといわれるのは、主に次の犬種です。
- 柴犬
- チワワ
- シーズー
- フレンチブルドッグ
- パグ
頑固な犬は、具体的にどんな行動をするのでしょうか?
1.呼んでも来ない
頑固な犬は、飼い主に呼ばれても「気分が乗らないなぁ」と思えば動こうとしません。自分から行きたいと思わない場合は、どんなに名前を呼ばれても聞こえないふりをします。
2.散歩中リードをひっぱる、動かなくなる
頑固な犬は自立心が強く、散歩も自分のペースで歩きたがる傾向があります。「今日はこっちの道を歩きたい!」と決めたら、リードを引っ張って進もうとしてしまうのです。こうなると、飼い主がいくら逆の道に行こうとしても、言うことを聞かなくなるでしょう。
また、「疲れたから動きたくない」と思うと、その場に座り込んで動くのをやめてしまいます。いくら飼い主が呼んでも、頑固な犬は素知らぬ顔で動きません。最後には飼い主が抱っこをして帰るはめになった、なんてことも頑固な犬あるあるなのです。
3.場所を譲らない
お気に入りの場所にいる時の頑固な犬は、たとえ飼い主であろうとも、場所を譲ろうとはしないでしょう。飼い主が「どいてね」と声をかけても、石のように動こうとはしません。それどころか、しつこい飼い主には唸って反抗することもあります。
4.おもちゃを渡さない
頑固で執着心が強い犬は、お気に入りのオモチャやガムを飼い主が取り上げようとすると、激しく唸り威嚇することがあります。「絶対に渡さないぞ!」と言っているのです。
しつけの観点からいうと、この状態はあまり好ましくありません。犬が口に入れると危険なものであっても、犬が気に入れば手放そうとしない可能性があるからです。できるだけ「ちょうだい」と指示を出したら、飼い主に渡すように練習しておきましょう。
5.トイレを外でしかしない
柴犬をはじめ、日本犬に多いのがトイレを外でしかしないという行動です。トイレをしたそうな素振りは見せるのに、散歩の時にしかしなかったり、「おしっこがしたい」と外に出たがったりします。
悪天候の日や、長時間のお留守番など、トイレを外でしかしない場合には問題が出てきます。頑固な犬をしつけるのは難しいかもしれませんが、トイレを室内でする練習はしておくと良いでしょう。
頑固な犬との上手な接し方と対策
頑固な犬にはどのように接すれば良いのでしょうか?上手な接し方と、頑固な犬への対策をご紹介します。
犬自身が「やりたい」と思う工夫をする
頑固な犬というのは、言い換えると『自立心がある犬』ということでもあります。飼い主に依存せずに、物事を自分で判断することに長けているのです。
そのため、頑固な犬になにか行動をして欲しい場合には、犬自身が「やりたい!」と思えるような工夫をすることが大切です。例えば、飼い主に呼ばれる=良い事(オヤツやオモチャ)がある、ということを認識させておくと、頑固な犬は呼ばれると自ら駆けつけるようになるでしょう。
しつけを統一し、毅然と接する
飼い主は頑固な犬に対して、毅然とした態度で接するようにしましょう。頑固な犬は、飼い主を「頼れる存在かどうか」よく観察しています。
気分によってしつけや態度をころころ変えると、犬はますます言うことを聞かなくなってしまいます。犬が反抗的な態度をしても、落ち着いて行動しましょう。
まとめ
頑固な犬は、自立心がありマイペースでもあります。しつけでカバーできる部分もありますが、性格というのはそう簡単に変えられるものではありません。ある程度は個性だと思って受け入れてあげましょう。
頑固な犬の良い面も、困ってしまう面も、丸ごと愛してあげてくださいね。