犬が素直に言うことを聞く飼い主の特徴5選
月日を重ねるうちに「愛犬が反抗的な態度をとるようになった」「指示を聞かなくなった」という話をする飼い主が増えます。犬が素直に言うことを聞かなくなる原因は、飼い主にあることが多いです。
ここでは、犬が素直に言うことを聞く飼い主の特徴を5つご紹介するので、今後愛犬とコミュニケーションをとる際の参考にしてみてください。
1.常に落ち着いた態度で接している
犬は従順な動物と言われることが多くありますが、集団行動する中で飼い主のことを親や群れのリーダー的な存在として頼りにしているからです。
しかし、飼い主が頼りない態度や理不尽な言動ばかりしていると、「この人は信用できない」「頼りにならない」と判断し、言うことを聞かなくなることがあります。
愛犬に指示に従ってもらうためには信頼してもらうことが重要です。信頼してもらうためにも、犬と接する際は常に落ち着いた態度を心がけるようにしましょう。
2.わかりやすく簡潔に叱ったり指示を出す
指示を出す際、犬にとって「わかりやすい指示」であるかどうか、また叱る際に犬の気持ちに寄り添っているかどうかという点はとても重要です。
長々とした説教や犬が理解しにくい指示の出し方をしていれば、素直に言うことを聞くかどうかという問題以前に、理解できていない可能性が高いからです。
犬にとって、「短い単語」「毎回同じ言葉」「ルールが一貫している」という3点が揃うことで、その幾度学習し理解しやすくなります。犬に気持ちや指示を伝えるためにも、犬が理解しやすい伝え方を意識しましょう。
3.ルールが常に一貫している
先ほど犬が理解するために重要な要素として「ルールが一貫している」ことを挙げました。飼い主の気分でルールが変わってしまうと、犬は繰り返し学習することができません。
また、「昨日は良かったのに今日はダメなのはどうして?」と理不尽さを感じて、信頼できないと判断する犬もいるでしょう。
「これはダメ」「これはOK」とルールは必ず一貫して守るようにし、家族がいる場合は、家族間でも共有しておきましょう。
4.愛犬の性格を考慮してペースを合わせている
犬に指示を覚えさせるためには、ある程度基礎的なトレーニングが必要です。トレーニングの内容を学習するスピードは、その犬の性格や犬種傾向によって異なることを理解しておかなければいけません。
「他の犬はこれくらいの期間でこれだけできる」という判断基準で愛犬にトレーニングを実施してしまうと、愛犬が追いつけず、飼い主に対して不信感や不安を覚えてしまう恐れがあります。
きちんと愛犬の性格やトレーニングに対する熱量、その日の様子などを見極め、愛犬に適したスピードや方法でトレーニングを行っていきましょう。
5.できたことに対してきちんと褒める
最後に犬が素直に言うことを聞く飼い主に共通している点として、良いことや何かをやり遂げた時、必ず褒めるという点が共通しています。
犬は大好きな飼い主に褒められることに幸せを感じます。嬉しいとポジティブな感情が芽生えることで、「もっと飼い主さんに褒めてもらいたい!」と素直に指示を聞くようになる犬は多いです。
叱る時はきちんと叱る必要がありますが、褒めるときは思い切り褒めてあげることも忘れないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬が素直に言うことを聞く飼い主は、愛犬がわかりやすいよう指示の出し方に配慮したり、普段から愛犬ときちんと信頼関係を築いていることがわかります。人間重視の考え方だけでなく、犬に寄り添ったコミュニケーションを大切にしましょう。