なぜ犬は散歩中に何度も立ち止まるの?4つの心理を解説

なぜ犬は散歩中に何度も立ち止まるの?4つの心理を解説

犬とお散歩にいくと、犬たちは歩いている最中に急に立ち止まることがあります。一緒に歩いていて急に立ち止まられるとびっくりしますが、そのまま何事もなく歩き出すこともあればしばらく動かなくなってしまうことも。犬たちが散歩中に何度も立ち止まるときの心理とはいったいどのようなものなのでしょうか。

お気に入り登録

犬が散歩中に何度も立ち止まるときの心理とは

リードを引っ張る犬

散歩中に犬たちが急に立ち止まることがあります。

とても不思議な行動ですが、その時の犬の心理とはいったいどのようなものなのでしょうか。

1.何か気になる

犬の聴覚は人間よりずっと敏感です。お散歩の際中に不意に立ち止まって、顔をあげて何かに集中するような素振りが見られる時は、人間には聞こえなくてもどこかで「何か気になる」音がしている可能性があります。

おおらかな性格の犬の場合は、音を拾っても(ふーん)で済ませてしまうこともありますが、子犬やちょっと警戒心が強いタイプの犬の場合、音の原因が分かるまで動こうとしなかったり、数歩いくごとに立ち止まって音の原因を探そうとしたりします。

2.怖い…

また音に対して立ち止まったとき、犬によっては「怖い」と感じていることも。

音が遠くであればよいのですが、近くの車の音などを怖がっている場合は、おやつを与えたり、「いい子だね~」と声掛けをして一旦音から注意をそらせましょう。少しずつでも「音がある状態」が怖くないもの、と教えながら慣らしてあげましょう。

3.なんか違和感がある…

犬

リードやハーネスの何かが身体に当たっていたり、足元で何か嫌な感触のものを踏んでしまっていたりして違和感を感じる時も、犬は何度も立ち止まります。足元に違和感があれば、人間だって歩きたくないものです。

肉球の間にオナモミなどの棘のある木の実が入っていたり、パッドを怪我していたりするときはもちろん、犬の性格によっては地面が濡れていると「イヤ」といって立ち止まってしまうことがあります。

地面が近くて熱気や湿気をもろに浴びることになる小型犬の場合、夏になると「地面が熱くてなんかイヤ」と歩かなくなってしまう場合もありますよね。

またハーネスで身体を不自然な方向へ引っ張られる感じがイヤだと立ち止まる犬もいますし、そもそも「ハーネスのバックルの当たり具合が変」と、度々立ち止まって気にする犬もいます。

4.痛い

普段は楽しそうに歩いているのに急に立ち止まるようになったり、はあはあ息を荒げるようになった場合は、体調が悪いサインかもしれません。

このような場合は、すみやかに獣医さんに相談をしましょう。

まとめ

散歩する犬

犬のお散歩は単なる運動だけでなく、犬にとっては情報収集やリフレッシュ、人間社会へ慣れる練習など様々な意味を持っています。何度も立ち止まってしまうのは「気になるモノ・コト」が多いためです。それらに遭遇することは犬にとって貴重な経験となりますので、時間の許す限り十分満足するまで付き合ってあげたいところですね。

しかし痛みや違和感で立ち止まっているときは、速やかにその原因を取り除いてあげましょう。

はてな
Pocket
この記事を読んだあなたにおすすめ
合わせて読みたい

あなたが知っている情報をぜひ教えてください!

※他の飼い主さんの参考になるよう、この記事のテーマに沿った書き込みをお願いいたします。

年齢を選択
性別を選択
写真を付ける
書き込みに関する注意点
この書き込み機能は「他の犬の飼い主さんの為にもなる情報や体験談等をみんなで共有し、犬と人の生活をより豊かにしていく」ために作られた機能です。従って、下記の内容にあたる悪質と捉えられる文章を投稿した際は、投稿の削除や該当する箇所の削除、又はブロック処理をさせていただきます。予めご了承の上、節度ある書き込みをお願い致します。

・過度と捉えられる批判的な書き込み
・誹謗中傷にあたる過度な書き込み
・ライター個人を誹謗中傷するような書き込み
・荒らし行為
・宣伝行為
・その他悪質と捉えられる全ての行為

※android版アプリは画像の投稿に対応しておりません。