犬にとって効果的な褒め方5選!
犬は飼い主さんに褒められるために生きている、と言っても過言ではありません。実際、愛犬を褒めた時の反応は嬉々としているはずです。
犬は人の言葉を理解できませんが、声のトーンで相手の感情を読み取る能力があります。つまり、飼い主さんの行動は犬に与える影響が大きく、良い効果を与えるばかりか、よくない影響を与えてしまうこともあるということです。
何となく褒めるよりも、犬にとって効果的で、且つ自分にとっても効果を感じられる褒め方をしませんか?ここでは、犬にとって効果的な褒め方5選をまとめてご紹介します。
1.高い声のトーンで褒める!
犬は、相手の声のトーンで感情を理解しようとします。そんな犬自身も嬉しい時や穏やかな時は甘えた高い声で鳴き、反対に警戒や威嚇したい時は低い声で唸りますよね。
飼い主さんが大好きな犬は聞き耳を立てて、「飼い主さんは喜んでるの?怒ってるの?」と常に感情を読もうとしています。ですので、愛犬がいいことをしたらぜひ高い声のトーンで褒めてあげてください。
普段、あまり感情を出さない人はちょっと恥ずかしいかもしれません。でも、犬は大げさくらいの表現をしないと感情が伝わりにくいです。いつもより高い声のトーンで褒めるだけで、犬もすぐに「褒められた!」と喜ぶことができるので、ぜひ思い切って行動に出してみましょう。
2.名前を呼んであげる
犬に呼び戻しを教えるには、名前にいい印象を与えることが大事です。ぜひ、いいことをしたら愛犬の名前を呼んであげましょう。
逆に、犬を叱るときに名前は呼びません。名前を呼ばれることに負のイメージを与えないよう注意しながらお過ごしください。
3.褒め言葉は短く統一する
犬を褒めるときは、短くシンプルに!ご家族のいる方は褒め言葉を統一させて、犬を混乱させないようにしましょう。
- いい子
- すごい
- じょうず
- えらいね
このような短い褒め言葉がおすすめです。感情たっぷりの高いトーンの声で「いい子!」「じょうず!」などと褒めてあげましょう。
4.おやつのご褒美も一緒に
褒める際におやつも一緒に与えると、犬のモチベーションアップの助けになります。「犬をエサで釣るのはよくない」という考えもありますが、肝心なのはおやつの与え方です。
ドッグトレーナーのように小さなフードを携帯し、「いい子!」と褒めると同時におやつも与えてみてください。褒める前におやつを見せたり、与えてしまうのはNGです。
繰り返し行うしつけトレーニングも、犬にとって楽しい時間になるでしょう。犬がコマンドを覚えたら、おやつ以外のご褒美に切り替えてもいいですね。
ボディマッサージが好きな犬、おもちゃで遊ぶのが好きな犬など色々なタイプがあるので、満足しやすいご褒美をあげてみてください。
5.その場で簡潔に褒める!
犬を飼育する上で大切なのが、その場で褒める・叱るを繰り返し行うことです。何ごともその場で行わないと犬は混乱してしまい、タイミングが合わないと「吠えたらご褒美がもらえる」などと勘違いすることもあります。
「お座りができると褒められる」「待てを頑張るといいことがある」と覚えてもらうためにも、その場で簡潔に褒めましょう。
時には、犬が静かに過ごしている際にも「いい子ね」と冷静なトーンで伝えてみてください。犬はどんな行動を取ると飼い主さんに褒められるのか、ちゃんと覚えています。
アイコンタクトを取りながら褒めていくことで、「飼い主さんの感情」を犬自身もキャッチするようになります。
まとめ
犬を褒めることはしつけを身につけさせるだけでなく、飼い主さんと愛犬の絆を深めるための大切なコミュニケーションツールです。飼い主さんが大好きな犬は、褒められることを生きがいにしています。
今回ご紹介をした効率的な褒め方を取り入れながら、これからの生活で愛犬との仲を深めてみてください。