ペットロスはごく普通のこと
みなさんにとって愛犬は当然ながら大切な家族ですよね?まるで本当の子供の様に愛しくて、大切に育てているのに必ずやってきてしまうのが「最期の時」。
愛犬の最期を看取るのは飼い主として重要であり、最も辛い「愛犬へのお世話」なのかもしれません。そんな大切な愛犬が亡くなってしまった時、ペットロスになってしまうのはごく正常なことでもあります。
ペットロスとは
ペットロスとはペットが亡くなってしまった喪失感から、精神的また身体的に不調が起こってしまうこと。
精神面では不安感が強くなり集中力がかける、ペットに対しての罪悪感を強く持ってしまったり孤独感が強くなるなどがあります。身体的にはすぐに泣いてしまう、食事がとれなくなる、めまい、倦怠感、しびれや頭痛などがあげられます。
ペットロスは特別珍しいことではなく、誰にでも起こりえることです。症状が2ヶ月以上と長く続いてしまうこともあり、この場合うつ病を発症している可能性もあります。
愛犬が亡くなってしまうことはもちろん苦しく悲しいことですが、飼い主さんが悲しみ続けることを愛犬は決して望まないはず。愛犬が亡くなった悲しみを乗り越える方法をぜひチェックしてみてください。
愛犬が亡くなった悲しみを乗り越える『5つの方法』
1.自然に任せる
愛犬を失ったことにより、何日も悲しい気持ちで過ごすのは当然のことだと思います。無理に元気になろうとする、頑張って笑顔を作るのではなく、疲れ果てるまで泣いてしまうのも悲しみを乗り越えるひとつの近道かもしれません。
たくさん泣いたことで気持ちが少しでも落ち着けば、愛犬が亡くなったことを受け止め、一緒に過ごした楽しい時間を思い出すことが出来るかもしれません。
2.同じ経験をした人と話す
人は誰かに共感してもらうと「嬉しい」また「ホッとする」などの気分になるもの。犬でなかったとしても、ペットを失った経験がある人とお話をしてみるのも悲しみを乗り越える良い方法のひとつだと思います。
誰にも会いたくない、ひとりで過ごしていたいと感じているのであれば別ですが、誰かに話を聞いてもらいたい気持ちになったのであれば、悲しみを共有できる相手にお話をしてみましょう。
無理に笑顔を作らなければいけない相手でないほうが良いでしょう。身近にいないようであれば、SNSやネットのコミュニティーサイトもおすすめです。
3.体を動かす
精神的に落ち込んでいるとなかなか外にも出たいとも思えないでしょうし、体を動かしたいとも思えないかと思います。しかし、ずっと家の中で過ごし続けるのも現実的ではありません。たくさん泣いた後は少しでもいいので外に出てお散歩をする、また軽い運動をして気分転換することも大切です。
定期的な軽い運動は脳の働きが活性化され、記憶力また集中力を向上させ前向きな思考にしてくれると言われています。運動により良質な睡眠も期待できるでしょう。
4.新しい家族(ペット)を迎える
愛犬を亡くした悲しみを打ち消すかのように、新しいペットを迎え入れる方も少なくはないようです。愛犬を亡くした悲しさから立ち直る方法は個人の性格により様々かとは思いますが、新しいペットと過ごし愛情を注ぐことも悲しみを乗り越えるひとつの方法かもしれません。
「亡くなった子に申し訳ない…」という気持ちもあるかもしれませんが、罪悪感を抱かずに、目の前の命にたっぷりと愛情を注いであげましょう。ただし、亡くなった愛犬の代わりではないので、きちんと気持ちを切り替えて接していきましょう。
5.カウンセリングを受ける
どうしても悲しみから抜け出すことが出来ず、辛い日々を送っているのであればペットロス専門のカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。
プロのカウンセラーが個人個人に合った解決方法を紹介してくれます。ひとりで抱え込まずにご自身の中にある辛さ、悲しさ、苦しさ、罪悪感などすべて吐き出して素直に相談してみると気持ちも楽になると思います。
まとめ
何年も一緒に過ごした愛犬を失ってしまう悲しみは計り知れないものだと思います。しかし体に触れることは出来なくても、姿が見えなくても心は愛犬と常に一緒なんだと思います。空に行ってしまった愛犬も飼い主さんが長い間悲しんでいると辛いはず。元気になれる方法を見つけだしましょう!