愛犬が安心して留守番できる環境を整えたい!
仕事や買い物などで飼い主が家を空けている間、どうしても愛犬には留守番してもらわなくてはなりません。なるべく愛犬が安心して留守番できる環境を整えてあげたいと、日々工夫している飼い主さんも多いでしょう。
快適に過ごせる環境を考える中で、電気などの照明器具の灯りをつけたまま出かけるべきか、または消して出かけた方が良いのか、悩んだことがあるという人も多くいるのではないでしょうか。
犬にとって留守番中は明るい方が良いのか、または暗い方が良いのか、その結論を導くためには犬の本来持つ習性を理解する必要があります。
犬の留守番中は照明をつけておくべき?
では、犬の留守番中は照明をつけておくべきなのでしょうか。それとも照明を消した状況で留守番してもらうべきなのでしょうか。
1.犬は元々夜行性…薄暗い方が落ち着く!
結論から言ってしまうと基本的に照明を消して留守番させた方が、犬にとって落ち着く環境を作り出すことができます。
元々犬は夜行性です。現在では人間と一緒に暮らしているため、人間と同じ生活リズムで暮らしていますが、野生動物として生きていた頃は昼間に睡眠をとり、夜間に行動していました。
そのため、犬は暗い方が落ち着く本能的な習性を持っています。実際、休む場所として薄暗い場所の方が落ち着いて休めている犬は多いです。
2.夜遅くまで留守番する場合は離れた場所に暗めの照明を
基本的に犬に留守番させる時は、照明を消して出かけて問題ありません。しかし、あまりに夜遅くまで留守番させる場合は、犬が過ごす場所から少し離れた場所の電気を暗めの明るさでつけておくと安心です。
元々夜行性であり薄暗い場所を好む犬たちですが、普段から私たちと一緒に生活していることで明るい環境に慣れている子も多くいます。
そのため飼い主が帰ってこない心細さと、いつもなら夜に電気の明かりがついている環境下で真っ暗な状況が生まれている不安から、よりストレスを感じてしまう恐れもあるのです。
3.明るい環境に慣れている場合は照明をつけた方が落ち着く場合も
先に紹介した通り元々夜行性の犬たちですが、現在では飼い主と同じ生活リズムを送っています。そのため、薄暗い環境は落ち着くけれど真っ暗な状況は不安と感じる犬も多いです。
普段から明るい環境に慣れているという場合は、照明をつけて出かけてあげた方が落ち着くという犬もいます。部屋の日光の差し込み具合などを考慮して、電気をつけて出かけるかどうか判断しましょう。
心配な飼い主さんはペットカメラを活用する方法もあり!
愛犬にとって照明をつけておいた方が良いのか、または照明を消して薄暗い環境を作って留守番させた方が良いのか不安に感じる飼い主さんも多いでしょう。
留守番中の愛犬の様子が気になるという方は、ペットカメラを取り付けて出先からスマホアプリなどで確認するという方法もあります。
もしも照明を消して出かけたところ、愛犬が不安そうな様子を見せていたという場合は、翌日から電気をつけて出かけてみるなど対応を変えてみることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。犬の留守番中、基本的に照明は消しておいて問題ありません。しかし明るい環境に慣れている場合は、真っ暗な状況に不安を感じる犬も多くいます。愛犬の様子を見て照明をつけて出かけるかどうか判断しましょう。