犬の名前人気ランキングTOP5
国内でのペット保険シェアNo.1のアニコム損保では、毎年11月1日の「犬の日」に犬の名前の人気ランキングを発表しています。アニコム損保で扱う保険を新規契約をした0歳の犬の名前を調査し、ランキング化しています。
2021年に発表されたランキングTOP5は以下の通りです。
1位…ムギ
2位…ココ
3位…ソラ
4位…モカ
5位…マロン
こちらは男の子と女の子を合わせたランキングで、男女別では男の子の1位は「レオ」、女の子の1位は「ココ」ということでした。
ちなみに、2020年と2019年の総合1位は「ココ」。2021年に1位になった「ムギ」は、2019年にはTOP5にランクインしていませんでした。
また、表記としては男の子はカタカナの名前が多く、女の子はより柔らかな印象を与えるひらがなの名前が多い傾向があるようです。
みんなはどうやって犬の名前をつけてる?
各家庭、犬の名前は様々な方法で決めていると思いますが、主に以下のようなことがヒントになっていることが多いようです。
犬の見た目の特徴からつける
愛犬の毛色や毛の模様、耳や尻尾の形など、体の特徴やチャームポイントをヒントに。印象的な見た目をしている場合などは、初めて会った人にも名前を覚えてもらいやすくなります。
例:シロ、ブチ、ハート、ビッグなど
食べものや飲みものの名前からつける
名付けの際、飼い主さんが好きな食べものや飲みものの名前を参考にすることもあります。以前は洋風スイーツの名前が多く見られましたが、近年では和風の名前も多く見られます。
例:チョコ、ココア、マロン、プリン、きなこ、あずき、おもちなど
植物や動物の名前からつける
愛犬の見た目から連想される動物や、誕生花が由来の名前も少なくありません。
例:レオ、タイガ、リュウ、さくら、リリー、ローズなど
好きなキャラクターや有名人の名前からつける
飼い主さんが好きなアニメのキャラクターや映画の登場人物の名前、有名人の名前から愛犬の名前を付けることも多くあるようです。
例:ミッキー、ルパン、悟空、嵐、イチロー、メッシなど
誕生日や出会った季節にちなんでつける
愛犬の誕生日や飼い始めた頃の季節にちなんだ名前をつけることも。呼ぶたびに出会った頃の気持ちを思い出させてくれそうですね。
例:ハル、カイ、マリン、もみじ、ゆきなど
愛犬への願いを込めてつける
人間の子どもの名付けをするときには、「どのような子に育ってほしいか」「どんな人生を歩んで欲しいか」ということを考えることが多いと思います。それと同様に、愛犬への思いや願いを名前に込める人もいます。
例:ハッピー、さち、ラブ、ピースなど
音の響きでつける
言葉そのものに意味はなく、呼んだときの音の響きの可愛さなどからつけることもあります。特に、同じ言葉をくり返すなどリズミカルな音が人気です。
例:ココ、ララ、リン、ちゃちゃなど
犬の名づけのポイント
犬の名前の由来やつけるときのヒントは様々ですが、どのような由来で名前をつける場合でも気をつけておきたいポイントがあります。
名前が長くなりすぎないようにする
愛犬の名前は1日に何度も呼ぶものだと思います。また、しつけトレーニングの際に呼んだり、危険があるときに名前を呼んで制止したりすることもあるでしょう。そうしたことを考えると、名前は長すぎず、パッと呼びやすいものにするのがおすすめです。
また、あまりに長い名前をつけてしまうと、結果的にあだ名でばかり呼ぶことになり、犬はあだ名にしか反応しなくなってしまうこともあります。
日常的にあまり使わない言葉にする
食べものや植物など、身のまわりにあるものから愛犬の名前をつける人も多いと思います。
しかし、家族の日常会話のなかであまりにも頻繁に出てくる言葉の場合、犬は自分の名前が呼ばれているのか、無関係に会話が行われているのか区別がつきにくくなることがあります。
犬が勘違いしたり、呼ばれても無視するくせがついてしまったりするので注意が必要です。
まとめ
愛犬の名前を考えるのは、とても楽しいことだと思います。好きなものから名前をもらったり、素敵な響きからつけたりと様々な名づけの方法がありますが、大切なことは飼い主さん自身が「呼びたくなるようなお気に入りの名前」をつけることでしょう。
大好きな飼い主さんから愛情を込めて呼ばれることで、犬たちはどんな名前でも好きになるはずです。呼ぶたびに幸せになるような、とっておきの名前をつけてあげてくださいね。