犬が嬉しい気持ちになる言葉6選
1.名前
飼い主さんに呼ばれる「名前」は、犬にとって嬉しい気持ちになる言葉のひとつです。愛犬の名前を呼ぶときは、遊んだり散歩に連れていくときが多いですよね。犬は、飼い主さんから名前を呼ばれると構ってもらえることがわかるので喜びます。
愛犬とコミュニケーションを取るときは、たくさん名前を呼んであげましょう。
ただし、叱る前に「◯◯!こら!」と名前を呼ぶと、名前を呼ばれると怒られると覚えてしまいます。愛犬がいたずらをして叱るときは、名前を呼ばないようにしてください。
2.おりこうさん
「おりこうさん」も犬が喜ぶ言葉です。しつけを守ったときや苦手な病院をがんばった時など「おりこうさん!」「えらかったね」と褒めると、犬はとても喜びます。
くり返し褒めていると「また褒めてもらおう!」と、良い行動をするようになります。愛犬が指示を守ったり苦手なものを乗り越えたときには、しっかり褒め言葉を伝えてあげましょう。
3.かわいい
「かわいい」も犬が嬉しくなる言葉です。愛犬と遊んでいるときなど、かわいいとよく言っている飼い主さんは多いのではないでしょうか?「かわいい」と言っているときは、自然と笑顔になっていたり愛犬をなでていることもあるかと思います。
そういった経験をくり返すうちに、言葉の意味自体は理解していなくてもポジティブな言葉だと認識しているのでしょう。
4.ご飯
愛犬にエサをあげるときに「ご飯だよ」と言っている飼い主さんも多いかと思います。毎日エサの時間のたびに「ご飯」という単語を聞くことで、徐々に犬も覚えていきます。
言葉を覚えると「ご飯」と聞くだけで、嬉しそうに近づいてきたりお皿の前に座って待っている犬もいます。
5.散歩
散歩に行くときに「散歩の時間だよ」と声をかけていると、犬は散歩が何の合図なのかを理解できるようになっていきます。「ご飯」と同じで毎日声をかけ続けることで散歩の意味を覚えるんですね。
散歩がだいすきな犬は多いので、言葉の意味がわかると「散歩」と聞くだけで玄関まで走っていったりリードをくわえて持ってくることもあります。
6.おいで
仕事から帰ってきたときや家事がひと段落すると「おいで」と愛犬に声をかけて遊ぶことがありますよね。そうすると、犬は「おいで」と言われると飼い主さんに遊んでもらえるんだと認識しはじめます。
だいすきな飼い主さんに構ってもらえる合図なので、犬にとって「おいで」は嬉しい気持ちになる言葉のひとつです。
ポジティブな言葉は犬にも伝わる
犬は人間と同じ言葉を話すことはできません。しかし、ハンガリーの大学で行われた研究によると、犬は飼い主の声のトーンで言葉のニュアンスを理解していることがわかりました。
つまり、飼い主さんのかけている言葉そのものの意味はわからなくても、ポジティブな意味であることは伝わっているのです。また、飼い主さんの笑顔や泣き顔で感情を理解するといった研究結果も発表されています。
前章でご紹介したような褒め言葉や愛情表現など、ポジティブな言葉をかけるときは、ぜひ高めのトーンで笑顔で話すようにしてみてくださいね。
まとめ
犬が嬉しい気持ちになる言葉についてご紹介しました。普段から愛犬によく言っている言葉もあったのではないでしょうか。
犬が喜ぶ言葉をきちんと伝えてあげることで、より深い信頼関係が築けるでしょう。愛犬が嬉しくなる言葉をぜひたくさんかけてあげてくださいね。