犬を多頭飼いしている飼い主が意識すべき『留守番での注意点』2選 

犬を多頭飼いしている飼い主が意識すべき『留守番での注意点』2選 

犬好きの人にとって、多頭飼育はとても魅力がありますよね。でも実際は問題点が多く、特に「留守番」が悩みの種になりやすいです。この記事では、犬を多頭飼いしている飼い主が意識すべき「留守番での注意点」2選を解説します!

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多頭飼い飼育のご家庭での「留守番での注意点」とは

3匹の犬

犬は1匹よりも2匹、2匹よりも3匹と、たくさんいるほど可愛さも楽しさも倍増しますよね。また、犬が多い方が社会性の育みにつながり、犬が寂しさを感じにくいというメリットも生まれます。

そんな理由から犬の多頭飼いを始めた飼い主さんも多いかと思いますが、正直多頭飼いならでは、の問題も。中でも「家を空ける時はどうすればいいの?」という犬の留守番問題は、多頭飼いの飼い主さんを最も悩ませます。

留守番は1匹の犬でも大変なものですが、多頭飼育となればトラブルが倍増してしまう可能性もありますよね。また、つい見逃してしまう問題がある可能性もあります。

今回は、犬を多頭飼いする飼い主さんが意識すべき「留守番での注意点」2選とそれぞれの対策についてもまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

1.犬同士のケンカやいたずら

多頭飼育ならではの問題といえば、犬同士のケンカやいたずらです。犬が1匹しかいなかった頃は大人しく留守番ができても、やんちゃな後輩犬を迎えた途端に大騒ぎになることはよくあります。

とくに多頭飼いする飼い主さんが最も注意したいのが、「犬同士のケンカ」です。飼い主の目が届かない場所でケンカが勃発してしまい、ケガや流血沙汰にまでエスカレートする可能性があります。

最初はじゃれ合っていたつもりが、いつしか激しいケンカに発展することもあるでしょう。「仲がよさそうだから留守番させても大丈夫」と安易に考えるのは危険です。

2.近隣住民への迷惑

吠える二頭の犬

もう1つ多頭飼いをする人が注意したい点といえば「ご近所トラブル」です。1匹でも吠えやすい犬が混じるだけで、ほかの犬も釣られて吠えてしまうことがあります。

飼い主が外出する間、犬が吠えっぱなしになっていれば、当然近隣から苦情が入ってしまいます。たとえペットOKの集合住宅だとしても、近隣住民への配慮は決して忘れてはなりません。

多頭飼いの場合のおすすめ留守番対策

ケージの中の犬

1匹よりも複数の犬を留守番させる方が、どうしても不安が大きくなりますよね。

多頭飼い飼育の飼い主さんがお留守番に不安がある場合は、まずは以下の対策で試してみることをおすすめします。

ケージやサークルは1頭ずつ分ける

複数の犬を留守番させる際は、「1頭ずつケージやサークルに分けること」が鉄則です。犬にパーソナルスペースを与えることで、犬同士のケンカやいたずら防止対策になり、犬自身も休息しやすくなります。

(自由にさせた方がいいのでは?)と思うかもしれませんが、それは飼い主さんの目が行き届く場合のみにしましょう。多頭飼いをする飼い主さんは、必ず犬1匹に対して1つのケージやサークルを用意してください。

1頭ずつ留守番トレーニングを行っておく

チワワ

犬が何匹もあつまると共鳴吠えを起こしてしまい、それが留守番中に起きてしまうと近隣へ相当な迷惑をかけてしまいます。犬を多頭飼いしながらしつけを行うのは大変ですが、日頃から無駄吠えを防ぐトレーニングを重ねることが大切です。

まだ留守番に慣れていない犬がいる場合は、サークルの中にトイレを設置しておきます。退屈しないためのおもちゃも入れておくといいですね。

できるだけ留守番は短時間に

多頭飼いの場合だけに限りませんが、犬の飼い主さんは外出時間をできるだけ短縮させてください。

犬の頭数が多くなるほど留守番時のトラブルが多発しやすくなりますし、もともと犬は留守番が苦手なのでストレスを感じてしまいます。できるだけ早めに帰宅して、犬たちを安心させてあげましょう♪

まとめ

2頭の犬

何匹もの犬をお留守番させるのはなかなか大変ですが、決して無謀なことではありません。ただやはり、余裕をもって準備やしつけを行っておきたいですね。多頭飼いをする飼い主さんは、ぜひ今回ご紹介した留守番時の注意点を参考にしてください。

今回ご紹介した内容の他にも、以下のような対策があります。

  • 留守番の直前にお散歩をさせておく
  • 留守番中の温度管理は老犬に合わせる
  • 十分な水分を頭数分だけ用意する

犬によっては相性が悪く、留守中にケンカばかりする場合もあります。多頭飼育は1匹より何倍も難しさがあるので、1度ドッグトレーナーなど専門家に相談してみるのもおすすめです!

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