犬が窓から外を眺めている時の心理4つ

犬が窓から外を眺めている時の心理4つ

犬が窓から外を眺めている姿は、とても可愛らしいものですよね。この記事では、窓から外の景色を眺めている犬たちの心理について紹介したいと思います。

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1.外を通る人や物に興味がある

伏せて外を見るウェスティー

犬が窓の外を眺める理由として最も多く考えられるのが、「外の世界に興味を持っているから」というものです。基本的に室内で暮らしている犬は、1日2回程度の散歩以外は外に出ることがありませんし、自分の意思で外に出かけることもできません。

自由に出れないからこそ、外に強い興味・関心を抱くということはごく自然なことだと思います。通行人や散歩中の犬、猫、鳥、車など窓の外を通るものに対して、興味を抱いて眺めているのは、犬にとっても刺激となって楽しいものなのでしょう。

また、外からは様々な音が聞こえてきたり、においがしてきたりすることもあります。聴覚や嗅覚が優れている犬は、それを感じ取って外の世界に思いを巡らせているのかもしれません。

ただし、外を見て楽しんでいるだけでなく、警戒している場合もあるので注意が必要です。特に、窓の外を通る人や車などに対して吠える場合は、外を見せること自体をやめた方がいいでしょう。外を通り過ぎる人や動物に吠えると、「自分が吠えたおかげで目の前からいなくなった」と間違った成功体験をしてしまい、それが習慣化されてしまう可能性があります。

また、警戒心を持って番犬のように外を眺めて過ごしていると、犬の心の負担やストレスになる場合もあることを覚えておきましょう。

2.外に出たいと思っている

窓の外を見る犬と子ども

室内で暮らしている犬の場合、1日のなかで決められた時間のみ庭に出してもらったり、1日数回散歩に出たりすると思います。短時間しか過ごせない外に対して興味を抱いていたり、楽しさを感じたりしているため、「もっと外に出たい」「散歩に行きたい」と思っている犬は少なくないでしょう。

窓の外を眺めているときは、「外で遊びたいなぁ」などと考えている場合があるので、可能であれば散歩の時間や回数を増やしてあげると犬は喜んでくれると思います。

3.家族が帰って来るのを待っている

窓の外を見る犬の後ろ姿

犬が決まった時間になると窓から外を眺めるようになる場合などは、外出をしている飼い主さんが帰って来ないか確認していることが考えられます。外に出た飼い主さんが帰って来るのを今か今かと待ちわびている様子は、とても可愛らしいものですよね。

仕事などで飼い主さんが決まった時間に帰ってくることが多い場合は、犬もその生活サイクルを記憶して、帰宅時間頃になると外を眺めるようになります。しかし、1日中飼い主さんが帰ってくることだけを考えて窓に張り付いているようであれば、留守番に対してストレスを感じている可能性があるので注意が必要です。

犬がひとりの時間をリラックスして過ごせるように、そして安心して飼い主さんの帰宅を待てるように留守番の環境を整えてあげるようにしましょう。

4.ぼんやりとリラックスしている

椅子に座って外を眺める犬

犬が窓の外を眺めているとき、特に何も考えず、ぼんやりとしていることもめずらしくありません。私たち人間も、天気が良い日などに外の景色を眺めてぼーっとすることがあると思いますが、犬も同じような気分でいることがあるのです。

また、窓際は日差しが届きやすいので、ひなたぼっこをするために窓のそばにいたり、窓から入ってくる風に心地良さを感じていたりするのかもしれません。窓のそばで、愛犬が心地良さそうにリラックスしているときは、そのままそっとしておいてあげましょう。

まとめ

窓から身を乗り出すビーグル

犬が窓から外を眺めているときは、外に気になるものがあったり、外に出たいと思っていたりすることが多いでしょう。1日の大半を室内で過ごす犬たちにとって、窓の外から見える景色は魅力的で刺激的なものなのかもしれませんね。

愛犬が外の景色を眺めている様子を見たら、楽しみながら外の景色を見ているのか、それによってストレスを感じているのかということを意識してみてください。

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