ドジな犬の性格や特徴
1.何かと気を取られがち
ドジな犬は何かと気を取られがちです。お散歩中、何かに気を取られ、そちらばかりを見ていたせいで溝に落ちてしまった、なんてことがよくあります。そんな特徴を持つドジな犬の飼い主も慣れてしまっているので、咄嗟の対応が上手い!という特徴があります。スッとリードを引き、犬が溝に落ちてしまうのを阻止します。
ドジな犬が気を取られて溝に落ちてしまいがちなのは、道の端っこギリギリを歩きがち、という特徴も持っているからなのかもしれませんね。
生活で気を付けるべきポイントは、階段などの高い場所からうっかり落ちてしまうことがないよう対策を万全にすることです。階段を落ちている途中で何かに気を取られてしまうことがあるかもしれません。
2.どこへ持って行ったかすぐに忘れる
ドジな犬は、飼い主から受け取ったばかりのおやつをどこへ持って行ったかすぐに忘れてしまうことがあります。ガムなどの「食べるのに時間がかかる系のおやつ」です。
例えば、一旦おやつをソファーの上に置きます。そしてなぜかお水を飲みに行きます。お水を飲み終えた後、「おやつがない!」「ぼくのおやつどこに行った?」と探し回ります。
探し回るくせに、なかなかソファーの上を探そうとはしません。そんなところには置いていないはず…とでも考えているのかもしれません。思いもしない場所から探しものが出てきたということが私たちにもよくありますよね。
生活で気を付けるべきポイントは、何日も前に置き忘れたおやつを発見し、食べてしまうことです。ガムが数日で腐ることはないと思いますが、基本的に開封後は要冷蔵のおやつですよね。傷んでいる可能性があります。
ガム以外の傷みやすいおやつにもご注意ください。おやつをもらったことさえ忘れてしまうことがあるのもドジな犬の特徴のひとつです。
3.何事にも全力!
ドジな犬は何事にも全力で取り組みます。頑張り屋さんでよいことなのですが、自分の体力や身体能力や限界を知りません。どれくらいできるかな?とりあえずこれくらいやってみようかな?ということも考えずに行動してしまいます。だからドジをしてしまうのです。
知り合ったばかりの犬を全力で遊びに誘ったら怒られてしまった、ボールを全速力で追いかけたら自分まで転がってしまった、ハードル(アジリティ)を全力でジャンプしたけど顔面からぶつかってしまった、などの悲劇がよく起こります。
生活で気を付けるべきポイントは、初めは飼い主がサポートしてあげることでしょうか。ドジな犬は何も考えずに全力で挑戦してしまうので失敗や怪我も多くなります。
少しずつ慣れるためにも、いきなり全力を出してしまわないためにも、遊び方や挑戦の仕方を教えるようにサポートしてあげるとよいと思います。
4.隙間に顔を入れてしまう
ドジな犬は隙間に顔を入れたくなってしまいます。入れることはできるのですが、出すことができずに泣き叫んでしまいがち。「助けてー!」という雄叫びが聞こえたらヒヤッとしてしまいますよね。
入れることができたのですから、そーっと顔を後ろに引けば簡単に抜け出すことができるはず。しかし、ドジな性格であるため焦って引き抜こうとするんですよね。
生活で気を付けるべきポイントは、家中の隙間を埋めておくこと。とくに犬が一度でも顔を入れて抜け出せなくなってしまった隙間は絶対に埋めておくことです。
お留守番中であっては大変です。首を痛めたり、大怪我をしたりする恐れがありますので注意してあげましょう。
まとめ
ドジな犬の性格や特徴を4つ解説しました。
- 何かと気を取られがち
- どこへ持って行ったかすぐに忘れちゃう
- 何事にも全力!
- 隙間に顔を入れてしまう
ドジな犬の仕草や行動って可愛いですよね。飼い主としては、常に不安や心配もあるかと思います。
危険や怪我や事故は日常生活の中に潜んでいます。それぞれにご紹介した「生活で気を付けるべきポイント」をお役立ていただけると嬉しいです。