犬が家の中で騒ぐ心理
1.お散歩が足りなくて不満だから
お散歩から帰って来てすぐ、犬が家の中で騒ぐことがあります。本当はまだ帰りたくなかったのに飼い主に急かされて帰って来た時、「まだお散歩したかったのに!」と、不満をぶつけるように家の中で騒いでしまうのです。
体力が有り余っている時、その体力を発散させるために家の中で騒ぐこともあります。部屋を走り回ったり、クッションをホリホリしたり、犬それぞれに騒ぐスタイルがあるようです。
適切な対処法
お散歩の強度を上げてみるのがおすすめです。早歩きをしてみたり、小走りをしてみたり、ドッグランで自由に走り回らせるなど、いつもより体力を使うのがポイントです。
時間や距離を延ばせるのであれば、その方法でもよいと思います。ロープ系のおもちゃの引っ張り合いなど、おもちゃを使って遊びながら体力を使うのもよいのではないでしょうか。
お散歩の強度を上げてみるのがおすすめです。早歩きをしてみたり、小走りをしてみたり、ドッグランで自由に走り回らせるなど、いつもより体力を使うのがポイントです。
時間や距離を延ばせるのであれば、その方法でもよいと思います。ロープ系のおもちゃの引っ張り合いなど、おもちゃを使って遊びながら体力を使うのもよいのではないでしょうか。
2.次々に家族が帰って来て嬉しいから
犬が家の中で騒ぐのは、次々に家族が帰って来て嬉しいからです。
家族が多ければ多いほど騒ぐ回数も多くなってしまいます。例えば、ママが帰って来て騒ぎ、お兄ちゃんが帰って来て騒ぎ、お姉ちゃん、お父さんと続きます。その度に嬉しくてテンションが上がり騒いでしまうのです。
適切な対処法
犬を興奮させ過ぎないことです。人がテンション高く対応すれば、犬のテンションも上がってしまいます。
大きな声を出さず、大袈裟なリアクションをせず、とくに朝早い時間や夜遅い時間は物静かに対応するとよいと思います。
3.飼い主や家族が騒ぐから
飼い主や家族が騒ぐと、犬も家の中で騒いでしまいます。
せっかちな飼い主の態度や行動を見て、犬もつい騒がしくなってしまうことがあります。飼い主は遊んでいるわけではないと思いますが、犬は一緒に遊んでいるような感覚なのかもしれません。
家族に幼い子供がいる場合、犬も一緒になって騒いでしまうことがあります。私も小学生の頃は弟や犬たちと騒がしく遊んだものでした。大型犬と暮らしていると、戦いごっことかしたくなってしまうんですよね。
適切な対処法
飼い主や家族のライフスタイルに合わせて犬も暮らしているため、もしかすると家族全体が騒がしいのかも?と考えてみてはいかがでしょうか。ご近所迷惑になっていないか少し心配ですよね。
アパートやマンション暮らしだと、家の中で騒がしく遊ぶのは難しいと思います。犬と一緒に遊べる公園や広場に出かけるなど、家族みんなが思いっきり騒いで楽しめる機会を作るという方法もおすすめです。
4.犬種や性格によるもの
犬種や性格によって、家の中で騒いでしまうことがあります。
例えば、「興奮しやすい」ということが挙げられます。興奮しやすい犬種には、よくビーグルがあげられます。狩猟犬として活躍していた犬種で、ニオイ・音・声・振動など、家の中の様々なことに敏感に反応し、興奮してしまいやすいです。そのことが「騒がしい」と判断されてしまうのです。
騒がしいと言われる犬種にはポメラニアンもいます。愛玩犬でありながら番犬気質な一面もあり、物音に敏感で興奮しやすいことから騒がしいと言われるようです。家や家族を守りたい!という勇敢な性格なのでしょう。
適切な対処法
興奮を煽らないことです。「静かにして!」「うるさい!」と、飼い主まで声を荒げてしまうと、犬はより興奮して騒がしくなってしまいます。優しく声をかけてあげてください。
まとめ
犬が家の中で騒ぐ心理を4つ解説しました。
- お散歩が足りなくて不満だから
- 次々に家族が帰って来て嬉しいから
- 飼い主や家族が騒ぐから
- 犬種や性格によるもの
原因やきっかけがあり、興奮して騒いでしまう犬が多いようですが、興奮は時にストレスになることがあります。騒ぐことをやめさせたいのであれば、犬を興奮させないようにしましょう。