愛犬の口臭をひどくしている『飼い主のNG行為』5選
「愛犬の口臭がひどい」とお悩みの飼い主さんはとても多くいます。しかし愛犬の口臭の原因は、飼い主のあるNG行為やNG習慣が理由かもしれません。ここでは、愛犬の口臭をひどくしている『飼い主のNG行為』を紹介します。
1.歯磨きを習慣化していない
犬の口臭がひどくなる1番の原因は、食べかすなどが歯の間に挟まり、それが歯石や歯垢になってしまうことです。歯磨きが習慣化されていないとすぐに歯垢が溜まり、歯石になってしまうので口臭がひどくなる原因となります。
毎日、1日1回で良いので寝る前などに歯磨きを行う習慣をつけ、口内を清潔に保つよう努力しましょう。歯磨きが難しいという方は、歯磨きの方法を教えてくれる教室に行ったり、歯ブラシではなく歯磨きシートから始めるなど工夫しましょう。
2.水を十分に用意していない
犬の口臭の原因として、口内が乾燥していることも原因として挙げられます。清潔な水が十分に準備されていないと犬は水分で口内を潤すことができないため、口内が乾燥してしまい、細菌が増えてしまうことで口臭が発生するのです。
特に暑い時期は呼吸の回数が多くなりがちなので、より多くの水分を摂取する必要があります。必ず好きなタイミングで水が飲めるよう、常に清潔な水を用意しておきましょう。
3.夏場に室温を適切な温度に保っていない
夏場に室温を適切な温度に保っていないと、部屋で過ごしているだけでも体温調節のために呼吸回数が増え、口内が乾燥してしまいます。
夏場はエアコンや扇風機などを活用し、犬が快適に過ごせる室温を維持できるよう努めましょう。犬種によってエアコンの推奨設定温度は異なりますが、26℃〜27℃に冷房設定しておくことをおすすめします。
4.劣化したドッグフードを与えている
ドッグフードにも賞味期限があることをご存知でしょうか。ドライフードの場合は、製造から約1年〜1年半が賞味期限として設定されていることが多いです。
あまりに長く保存しているドッグフードを与えてしまうと、ドッグフードが劣化している可能性が高く、劣化したドッグフードが歯の間に詰まることでより強い口臭を放つこともあります。
あまりに長く保存されているドッグフードは劣化している可能性を考慮し、新しいドッグフードに買い替えましょう。
5.ドッグフード以外の食べ物を食べさせている
ドッグフード以外の食べ物を多く食べさせている場合、ドッグフードよりも歯の隙間に挟まりやすく口臭原因となりがちです。また、胃腸の調子が悪くなることで口臭がひどくなるケースも多いので注意しましょう。
犬には基本的に総合栄養食であるドッグフードを食べさせ、食いつきが悪いときだけトッピングをしたり、別のメニューを用意してあげたりすると良いでしょう。
口臭がひどいときの対処法
愛犬の口臭がひどい場合、以下の方法を実践してみましょう。
- 歯磨きを習慣化する(歯ブラシ、歯磨きシートなど)
- ドッグフードを新しく買い替える
- ドッグフードをウェットタイプからドライタイプに切り替える
- デンタルケア用のサプリメントを服用
- 病院で歯石除去を受ける
まず、歯磨きを習慣化することは大前提です。毎日寝る前などに歯磨きを行う習慣をつけることで、ある程度、歯垢が溜まることを防ぐことができます。
ただし、すでに歯垢が歯石になってしまい家でのケアが難しい場合は、動物病院なので歯石除去の手術を受ける方法も検討しましょう。年齢によっては全身麻酔がリスクになる恐れがあるので、若いうちに受けることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか。犬の口臭は、普段からの生活習慣が影響していることが多くあります。愛犬の口臭に悩んでいる飼い主さんは、口内ケアにつながる生活習慣を見直し、毎日の歯磨きを怠らないようにしましょう。