犬との意思疎通には正しい伝え方を意識して
愛犬と一緒に過ごしていると「きちんと私の気持ちは伝わっているのかな?」と不安になることはありませんか。
犬は人間の感情を読み取る能力や、人間の言葉を理解する能力に長けている動物だと判明しています。そのため、正しい方法でコミュニケーションを取っていれば、感情や言葉の内容を理解してもらうこともある程度は可能です。
しかし、間違った方法でコミュニケーションを続けていると、いつまで経っても伝わらなかったり、間違って伝わってしまい絆が育まれない原因にもなります。したがって、犬との意思疎通には正しい伝え方を意識しましょう。
犬に飼い主の気持ちを伝える『5つの方法』
犬に飼い主の気持ちを伝える際は、犬が人の感情や気持ちを読み取るときに見ているポイントや犬にわかりやすい方法を取り入れることが大切です。ここでは、犬に飼い主の気持ちを伝える5つの方法を紹介します。
1.きちんとアイコンタクトを取る
犬に気持ちを伝えるときは、きちんとアイコンタクトを取ることを意識しましょう。犬は飼い主にアイコンタクトを取られることで「何か指示される」「何か言いたいことがあるのかな?」と認識する合図となるからです。
アイコンタクトを取り、犬の注意がこちらに向いたところで声をかけたり指示をしたりとコミュニケーションをとるようにすると、より意思疎通しやすくなります。
2.決まった声かけを意識する
褒めるときやダメなことを伝えるときなど、決まった声かけを意識することで犬はその時の状況を学習し、言葉と意味をつなぎ合わせて理解しやすくなります。
例えば、褒めるときに「いいこだね」「えらいね」「すごいね」など、決まったワードを使うことで、「今ポジティブな感情を向けられている!」と理解しやすくなるのです。
3.感情を声のトーンや表情で伝える
犬は人の感情を読み取る能力に長けていると判明しており、感情を読み取る際は声のトーンや表情を見ていると言われています。したがって、犬に気持ちを伝えるときは、なるべく伝えたい気持ちに沿った声のトーンや表情を意識すると伝わりやすいでしょう。
例えば、褒めるときは声のトーンを高く笑顔を意識します。反対に、叱るときはなるべく低い声で少し硬った表情を作ると伝わりやすくなります。
4.体を撫でたりマッサージをして愛情を伝える
犬に愛情を伝える方法は多くありますが、やはり体を優しく撫でてあげたり、時折マッサージを含めてスキンシップを取ったりすることで、愛情が伝わりやすくなります。
犬は基本的に触れ合うことで相手に愛情を伝えます。犬自身も頭を擦り寄せたり、顔周りを舐めたりして愛情を伝えるため、同じように触れることで愛情が伝わりやすくなります。
5.犬のボディランゲージを参考にする
前述したように、犬同士が行っているボディランゲージというコミュニケーション方法を参考にすることで、より犬に気持ちが伝わりやすくなることもあります。
先ほど紹介した愛情の伝え方はもちろん、アイコンタクトで注意を引くという行為も親しい犬同士に見られる行動の1つです。
また、ボディランゲージを理解することで、犬の気持ちをより理解できるようになります。基本的なボディランゲージや、気になった行動や仕草にどのような意味があるのかを調べてみましょう。
まとめ
いかがでしたか。犬に飼い主の気持ちを伝える際は、今回紹介した5つの方法を参考にしてみてください。また、ボディランゲージを理解することで相互に気持ちを読み取ることができるようになるので、基本的なボディランゲージを知っておくことをおすすめします。