犬がテーブルの下でくつろぐ理由4つ!隠れている時は接し方に注意が必要?

犬がテーブルの下でくつろぐ理由4つ!隠れている時は接し方に注意が必要?

『犬がテーブルの下でくつろぐ理由』についてまとめました。なぜテーブルの下をくつろぐ場所として選ぶのか、犬がテーブルの下でくつろいでいる時の接し方など解説します。

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犬がテーブルの下でくつろぐ理由

テーブルの下で笑う犬

犬はテーブルの下のような薄暗く狭い場所を好んでくつろぐことがあります。

犬が野生であった頃、地面に巣穴を掘って生活していた名残りなのではないかと思います。犬にとって、くつろぐ場所であり、食事をする場所であり、体を休めるために眠る場所でもあります。

つまり、安心して落ち着いて過ごすことができる場所であるということです。

  • クレート
  • キャリーバッグ
  • ドーム型ベッド
  • キューブ型ベッド

普段からこのような薄暗く狭い自分だけの専用スペースを与えられている犬の場合、くつろぐ場所として好んでいると思います。与えられていない場合、テーブルの下のような薄暗く狭い場所を自ら見つけ出して利用するのです。

また、クレートやキューブ型ベッドよりも風の通りがよく涼しい場所を必要とする時にもテーブルの下を好むのではないかと思います。

1.飼い主と離れてひとりの時間をゆったり過ごしたいから

犬がテーブルの下でくつろぐ理由は、飼い主と離れてひとりの時間をゆったり過ごしたいからです。

とくに独立心や自立心の強い犬の場合、飼い主と過ごす時間が長かったり、スキンシップやコミュニケーションが過剰だったりする時、ストレスを感じやすいようです。そのため、どうしてもひとりの時間をほしがるのです。

飼い主のそばを離れても安心して落ち着いてくつろぐことができるということは、その犬にとって適切で快適な環境作りができているということでもあると思います。愛犬からの嬉しいサインですよね。

テーブルの下でくつろいでいる時は、声をかけることなくそっと見守ってあげることが、飼い主としてできる愛犬のための配慮だと思います。

2.光が遮られて眠りやすいから

テーブルの下で眠る犬

犬がテーブルの下でくつろぐ理由は、光が遮られて眠りやすいからです。

犬は薄暗く狭い場所を好むと話しましたが、テーブルの下は確かに薄暗く狭い場所ですよね。ダイニングテーブルやワークデスクよりもローテーブルを選んでくつろぐ犬が多い傾向にあるのではないでしょうか。

例としてこんなこともあります。冬が終わり、こたつを片付けようかと悩んでいる時、犬がまるで「片づけないで!」と言っているかのように占領することがあります。

こたつが必要なほど寒くもないのですが、テーブルにこたつ布団がかけられた状態であると、犬が好む薄暗く狭い空間になりますよね。昼間であっても薄暗いというよりも真っ暗なのではないでしょうか。

光に邪魔をされることなく、くつろいだり眠ったりすることができる空間なのです。

3.飼い主の気を惹きたいから

犬は飼い主の気を惹きたい時にテーブルの下でくつろぐことがあります。「今は構ってもらえない時だ」ということを理解し、テーブルの下で待機しているのです。

愛犬の姿が見えない時、テーブルの下から出てこようとしない時、声をかけて呼び寄せますよね。犬はそれを待っているのです。「待ってました!」と言わんばかりに嬉しそうにテーブルの下から出てくるはずです。

ローテーブルであると、勢い余って頭をぶつけてしまうことがありますので注意してあげてください。

4.作業をしている飼い主のそばにいたいから

飼い主がテーブルで何か作業をしている時、犬がテーブルの下でくつろぐことがあります。

(わざわざテーブルの下じゃなくても隣に座ればいいのに…)と思うかもしれませんが、飼い主のそばでありつつ、やはり薄暗く狭い場所を好んでくつろぐのでしょう。

飼い主が作業をしている間、テーブルに響く「カタカタ」という音にも安心感を得られるのかもしれません。ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)と言って、聴覚に与えられる刺激によって心地よさを感じるということが犬にもあるのではないでしょうか。

まとめ

テーブルの下から見つめる犬

犬がテーブルの下でくつろぐ理由を4つ解説しました。

  • 飼い主と離れてひとりの時間をゆったり過ごしたいから
  • 光が遮られて眠りやすいから
  • 飼い主の気を惹きたいから
  • 作業をしている飼い主のそばにいたいから

基本的には、犬がテーブルの下でくつろいでいる時は放ってあげてもよいのかなと思います。

ただ、「お散歩に行こう」「ごはん食べよう」などの声かけにも反応しなかったり、起きてはいるけれどテーブルの下から出てこようとしなかったりする時は、具合が悪いのではないかということも疑ってみた方がよいかもしれません。

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