知らず知らずのうちに、愛犬の肌に負担をかけているかも?
犬の皮ふは私たちが思っているよりも繊細です。「ヒトの皮ふの1/3程度」といわれる敏感な愛犬の肌に対して、愛犬家の方たちはどのような意識を持っているのでしょうか。
愛犬の肌を気づかい低刺激シャンプーを使用する飼い主は57.1%!
ペット用品の製造・開発を行うライオン商事株式会社が全国の愛犬家9,822人を対象に行った「愛犬へのシャンプー習慣」に関するアンケート調査によると、「愛犬の肌を考えて、低刺激性のシャンプーを選んでいる」と答えた愛犬家は57.1%にのぼりました。愛犬の肌を気づかって、刺激の少ないシャンプーを選んでいる飼い主が多いことがわかります。
「洗い方」まで気にしている人は、わずか14.8%!
同じアンケートでは、「自分で洗うと、愛犬の皮ふを傷つけていないか不安」と回答した愛犬家は14.8%にとどまるという結果に。「洗い方」まで気にしている飼い主は少ないことが判明しました。
この2つのアンケート結果から、低刺激性シャンプーを選んで「愛犬の肌を気づかっている」という飼い主も、「実は、愛犬の皮ふに負担をかける洗い方をしてしまっている可能性がある」ということがわかるのではないでしょうか。
獣医師も薦める「もふもふ洗い」とは?
では、「愛犬のお肌に負担をかけない洗い方」とはどういったものなのでしょうか?
ここでは、先程のアンケートを行ったライオン商事が推奨している「もふもふ洗い」を紹介します。
泡タイプのシャンプーを使おう
獣医師の遠山洋美氏は「液体シャンプーなどでごしごし泡立てながら洗うことは、犬の薄い皮ふに負担をかける可能性がある」と指摘しています。
泡立てには、余計な力が入ってしまうもの。強い力でごしごしと洗ってしまうと、犬の敏感な肌にトラブルを起こしてしまうかもしれません。愛犬のシャンプーの際には、泡立ての必要がない「泡タイプのシャンプー」がベターだといえるでしょう。
泡立ていらずのシャンプー「ペットキレイ」の紹介
「ペットキレイ」は最初からきめ細やかな泡が出てくるペット用リンスインシャンプーです。泡立ての必要がないため、皮ふへの負担が少なく、手早くシャンプーすることができます。
さらにメーカーのホームページによると、洗浄成分は100%植物性。皮ふ刺激性試験によって、肌にやさしい(※)と評価されている商品だということです。
※モデル皮ふ刺激性試験結果より(全てのペットに刺激がないわけではありません)
「もふもふ洗い」を実践しよう
「ペットキレイ」を販売するライオン商事では、泡タイプのシャンプーを使い、泡でやさしくマッサージするような洗い方を「もふもふ洗い」と命名しています。下記のポイントを参考に、愛犬の肌をいたわったシャンプー方法を試してみましょう。
「もふもふ洗い」のポイント
- たっぷりの泡で包み込むように、もふもふとマッサージするように洗う
- きめ細やかな泡を地肌に行き届かせる
- 力を入れなくても、汚れニオイを泡で浮かせて落とすことができる
「もふもふ洗い」の解説動画や特設ページも
「もふもふ洗い」について、獣医師の遠山氏による解説動画や特設ページが公開されているので、こちらもぜひ確認してみてください。
まとめ
犬の肌はとてもデリケートだと知ってはいても、本当に愛犬の肌をいたわる「洗い方」を知っている人は少ないのではないでしょうか。
今回紹介した「もふもふ洗い」には以下のようなメリットがあります。
「もふもふ洗い」のメリット
- 犬の皮ふへの負担が少ない
- 皮ふや被毛のうるおいが残せる
- 汚れやニオイをしっかりと洗い流せる
- 泡立てがいらない分、シャンプー時間が短縮され、愛犬や飼い主側の負担軽減につながる
また、愛犬とのシャンプータイムは、大切なスキンシップの時間でもあります。「もふもふ洗い」がお互いにとって楽しい時間になれば、愛犬との距離もぐっと縮まるはずです。
愛犬の肌を気づかい、絆を深めるためにも、ぜひ「もふもふ洗い」を試してみてくださいね。