犬は公園が大好き♡
多くの犬は、飼い主と公園に行くのが大好きですよね。仲良しの犬友達にあったり、芝生の匂いを嗅いだり、走ったり…。お散歩コースに公園を入れているという飼い主さんもたくさんいるでしょう。
犬の遊び場として定番の公園ですが、犬好きではない人や、アレルギーがある人も多く訪れます。犬連れの人も、そうでもない人も気持ちよく過ごせるように、公園でのNG行為はぜひ知っておきましょう。
公園でのNG行為7選
1.フンやおしっこをさせる、放置する
近年、問題になることが多いのが、犬のフンやおしっこです。2016年には、犬のおしっこで腐食した照明柱が倒れ、けが人が出る事故も起きており、各地で問題になっています。
公園によっては「敷地内で犬のトイレ禁止」にしている場所もあるので、そのような公園に行く前には、トイレは自宅でさせておくようにしましょう。たとえ禁止されていない公園であっても、フンやおしっこをそのまま放置するのはマナー違反です。
できればフンやおしっこは、持参したペットシーツにさせるのが理想的でしょう。周囲の人ができるだけ不快に思わないように配慮をすることが大切です。
2.ブラッシングする
「家で犬をブラッシングすると毛の処理が大変だから公園でやろう」などと思う人もいるかもしれませんが、これもNG行為です。
公園でブラッシングをすると、風で毛が飛び、周囲に散らかしてしまうことになります。犬の毛が舞っていると不快ですし、公園には犬アレルギーがある人もいるかもしれません。
ブラッシングは自宅でやるか、トリミングサロンにお願いしましょう。
3.ノーリードで散歩する
公園だけでなく、外に出るときは必ずリードを付けるようにしましょう。「うちの犬は呼んだら戻ってくるから」とリードを付けない人もいますが、絶対にしてはいけません。
どんなにしつけをしている犬でも、突然大きな音が鳴ったりすると、パニックになり逃げて迷子になったり、事故に遭う可能性があります。また、公園には犬が苦手、怖いという人も大勢います。たとえ小型犬であっても、苦手な人にとっては恐怖の対象です。
ノーリードの犬が、犬が苦手な人に蹴り殺されてしまうという悲しい事件も実際に起きています。しっかりリードを付けて、むやみに人に近づけさせないようにしましょう。リードを付けることは、「犬を守る」「周囲の人を守る」という両方の意味がありますので、ぜひ徹底してくださいね。
4.ベンチに座らせる
これはついやっている人も多いのではないでしょうか。散歩の休憩をしようとベンチに腰掛け、犬を横に座らせてしまうことです。
犬好きの人ならなにも気にならないかもしれません。しかし、地面に触れている足のまま乗せることを不快に感じたり、「犬を人が座る場所に乗せるなんて!」と思う人も世の中には大勢いるのです。
犬をベンチに乗せる場合は、犬用マットやブランケットを持参して、そこに座らせるようにしましょう。
5.花壇や砂場に入らせる
犬が入りたがるからと、公園の花壇や子ども達の遊ぶ砂場に入れてはいけません。
花壇は、犬が入ることで花が踏み荒らされたり、茎が折れてしまうでしょう。大切に育てられている花壇には、犬を入りこまないように気を付けてください。せっかく整えた土を掘り起こしてしまう可能性もあります。
砂場も、穴掘りが好きな犬にとっては魅力的かもしれませんが、そこは人間の子ども用の遊び場です。犬が入ると衛生的に心配になる人もいるので、入れてはいけません。
6.伸縮リードを伸ばしたまま散歩する
犬を伸縮リードを伸ばしたままの状態で歩かせている人がたまにいますが、これも良い行動ではありません。
何度も述べていますが、公園には犬が苦手な人もたくさん訪れます。伸縮リードで繋いでいたとしても、犬が飼い主から離れている状態は、犬が苦手な人にとってはとても怖く感じるでしょう。リードを伸ばした状態のままでは、犬が興奮した時などにすぐ対処もできません。
人がたくさんいる公園では、リードの長さは短く調整して歩きましょう。広い敷地で、周囲に人がいない時には、リードを伸ばしてたくさん遊んであげてくださいね。
7.水飲み場で直接水を飲ませる
喉が渇いた犬に、水飲み場で蛇口から直接水を飲ませるのもNG行為です。
どれだけ犬が可愛くても、同じ場所に口をつけて水を飲むのは衛生的によくありません。しかもそれが公共の場であれば、なおさらです。たとえ蛇口から口が離れていても、水飲み場を共有することに疑問を感じる人もいるかもしれません。
犬に水を飲ませる時は、お皿やペットボトルに汲んでから与えた方が良いでしょう。
まとめ
犬と一緒に公園に行くときの絶対NG行為7選をご紹介しました。
マナー違反の飼い主が1人でもいると、犬を連れた他の人達のイメージまで悪くしてしまいます。飼い主の見本になるつもりで、よく考えて行動しましょう。
また、周囲への配慮のない行動は、犬が嫌いな人や子ども連れの人達ともトラブルになる可能性が高くなってしまいます。
犬に対する感覚は人それぞれです。公園を訪れる人がみんな気持ちよく過ごせるように、飼い主として責任のある行動を取るようにしましょう。