犬が悲しんでいる『飼い主の行動』4選
犬は家族や飼い主をとても大切に想っています。そのため飼い主の行動に一喜一憂しやすく、行動によっては深く悲しんでしまうこともあるのです。ここでは、犬が悲しんでしまう『飼い主の行動』を4つご紹介します。
1.あまりにも留守番時間が長い
犬は社交的な動物なので、基本的にひとりの時間を苦手とします。そのため、留守番があまりにも長いと悲しみや寂しさから強いストレスを感じてしまう犬も多いです。
最近の研究では、人間の1日は犬の感覚で3日に相当することが判明しているため、1日12時間以上家を空けてしまうと2日ほどひとりにされている感覚を味わうことになります。
仕事がある人は仕方のない日もあると思いますが、なるべく早めに帰宅するように心がけましょう。
2.「かまって」アピールを無視される
犬からの「かまって」アピールは可愛らしいですが、中には家事など忙しくかまってあげられない時もあるでしょう。しかし、あまりにも「かまって」アピールを無視されると犬たちも落ち込んでしまいます。
「もしかして嫌われたのかな?」「僕に興味がなくなったのかな」と悲しくなってしまうので、一言「ちょっと待っててね」と声をかけたり、後からきちんとフォローしてあげたりしましょう。
3.家族が喧嘩している
犬にとって、仲間である家族内で喧嘩が起こることは何よりも大きなトラブルです。大切な家族同士が喧嘩をしている場面を見ると、途端に悲しくなり強いストレスを感じる犬は多くいます。
なるべく犬の前ではギスギスした雰囲気を出すことは控え、愛情あふれる温かい家庭を愛犬に与えてあげられるよう努力しましょう。
4.期待していたことが裏切られる
犬はとても純粋で素直な動物です。そのため飼い主の行動で大きく喜んだり、反対に大きく落ち込んでしまったりします。期待していたことが裏切られた場合、その落差はとても大きいので悲しい気持ちが強く出やすいのも特徴です。
例えば、飼い主がいつもの散歩グッズを手に取ったため、散歩に行けると喜んでいたところ飼い主は他の用事ができてしまい散歩に連れて行ってくれなかった…という状況は、犬にとって大きなショックを受ける事態です。
こうした期待を裏切られたことに対する悲しみは、犬にとって強いストレスになります。なるべく愛犬の期待を裏切らないよう、言動には注意しましょう。
犬が悲しんでいる時の対処法は?留守番時はどうケアするべき?
上記で紹介したような理由で犬が悲しんでいる様子を見せている場合、きちんとフォローしてあげることが大切です。
家族で喧嘩してしまった後は家族同士仲の良い様子を見せたり、家族で愛犬を交えて遊んだりすると良いでしょう。
「かまって」というサインにすぐに応じることができなかった際も、後々愛犬との時間を設けてあげてください。
留守番時は少しでも気を紛らわせる方法を模索して
留守番が苦手な犬は多くいます。留守番時には愛犬が少しでも気を紛らわすことができるよう、さまざまな対策を取り入れて寂しさを軽減してあげましょう。
- 留守番前に体力を使う遊びや散歩を行う
- 飼い主の匂いが染みついたものを渡しておく
- 暇つぶしになるようなおもちゃを用意しておく
- テレビをつけっぱなしにする
最も良い方法は留守番前に体力を消耗させ、留守番の間は昼寝の時間に費やしてもらう方法です。散歩やおもちゃを使った遊びなどを活用し、たくさん体力を使い昼寝へと誘導してあげましょう。
飼い主の匂いが染みついたタオルや使わなくなった衣類を渡すのも1つの方法です。匂いを感じることで安心できる犬は多いので、留守番時はぜひ試してみてください。
まとめ
いかがでしたか。犬は飼い主に関することで感情が大きく上下します。悲しんでいると感じた時は早めにフォローや対策をとり、愛犬がより悲しまないよう配慮してあげましょう。