犬にするべきではない『NGコミュニケーション』3選 ダメな理由と正しい接し方

犬にするべきではない『NGコミュニケーション』3選 ダメな理由と正しい接し方

犬とのコミュニケーション。その方法は人それぞれですね。でも、中には犬が喜んでいない、または、人への不信感を募らせてしまう、などのコミュニケーションもあります。今回はこちらをクローズアップしてまいります。

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NGコミュニケーションとは

怒る白い犬

端的に申しますと、犬にとって心地の良い、また、気持ちが伝わるコミュニケーションは「良いコミュニケーション」とか「コミュニケーションが取れている」のだと思います。では、NGなコミュニケーションとは、どんなものでしょうか。NGな理由と、修正方法について触れていきます。

NGコミュニケーション3選

白ポメと人の手

1. 頭をポンポン

犬の頭をポンポンと叩く、というのは、お年を召した方に多いコミュニケーションの一つですね。これは好き、という犬もいます。しかし、そう感じる犬の多くは、この家で飼われ、幼い頃からこのように褒められてきた犬でしょう。

おそらく世の中の犬たちは、このコミュニケーションに慣れてない犬が多数派ではないでしょうか。うちの犬はこれが喜ぶから、という理由で、同じように他の犬にも行うことはNG。ほとんどの犬は、頭上から手が下りてくることに抵抗を示します。

みなさますでにご周知のように、犬とのコミュニケーションの手は、犬の下から差し出すのが、犬を怖がらせないためのテクニックです。

2 .顔なめと、マウンティング

好意的な気持ちを全開にさせ、人に飛びついて顔をぺろぺろなめさせるとか、人の手足へのマウンティングを好き放題させることが、最良のコミュニケーションだと考える家庭もあります。

しかしそれは、その家庭内だけで成立する犬とのコミュニケーション方法であり、他の家庭でもそうかというと、違いますね。いつも、このようなコミュニケーションを繰り返していると、来客や、散歩中に出会った人にもしてしまう可能性も。

家庭ではいいけど、他人にはダメ。というルールは、犬にとってとても分かりにくいものです。他人にされては困るコミュニケーションは、最初からご家庭でも癖付けない方が無難です。

3. 無駄に興奮させる

玄関に行くパグ

「散歩」「おやつ」「おでかけ」「ごはん」この4つは、多くの犬が反応するキラーワードです。ほのめかすだけでも、嬉々とした興奮を覚え、喜びを抑えきれずにクルクルと回りだしたり、しっぽを振ったりするものですね。

犬の喜ぶ顔見たさに、これをやたらと連発し、犬を舞い上がらせるだけ舞い上がらせ、実際には報酬を与えない、という行為は、コミュニケーションとは言えません。

飼い主さんとしては、つまらなく横になっている犬に対して、なにか刺激を、とか、なにか喜ばせたいから、と、こうした声掛けをすることでコミュニケーションを取っていると思っているのですが、それはNGです。

こうしたことが繰り返されれば、犬の気持ちとしては「この人は信用できないな」と、いう感情が積み重なります。飼い主さんの信用は、犬との関係性に大きくかかわります。すべてがその原因というわけではありませんが、時に問題行動と呼ばれる行動に発展することもありますから、注意が必要です。

まとめ

犬二頭と女性

では、犬が本当に喜ぶコミュニケーションとはなんでしょう。それは、自分の状態、感情をなんとなく読み取ってくれて、受け入れてくれること。これに尽きるのではないかと思います。完璧なコミュニケーション法など存在しません。それは犬それぞれによって違うからです。

ですから、気持ちがいいな。心地がいいな。犬と飼い主の双方がそう思える接し方が、つまるところ、良い接し方、コミュニケーションだと言えるのではないでしょうか。

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