愛犬の行動にイライラした時に考えるべきこと
あなたは愛犬のどんな行動にイライラすることがありますか?
- 注意しても吠えるのをやめない時
- 構って!遊んで!と、しつこい時
- 物を壊された時
- 粗相をされた時
- (自分の)機嫌や体調が悪い時
具体的にはこのような時にイライラするのではないでしょうか。人は犬が思い通りにならない時にイライラしてしまうようです。そんな時に考えてほしいことがあります。
1.そのような行動をする『理由』
愛犬の行動にイライラした時は「なぜそのような行動をするのか」を考えてみてほしいです。
例えば、人はよく「無駄吠え」と言います。しかし、犬が吠えることに無駄なんてありません。吠える理由は様々にありますが、ちゃんと理由があって吠えています。
- 警戒して吠える
- 怖くて吠える
- 知らせるために吠える
- 要求するために吠える
「やめなさい!」「うるさい!」「静かにして!」と怒鳴ったところで犬は吠えるのをやめません。そうすると、ますますイライラしてしまいますよね。
なぜ吠えるのか、理由が分かれば吠えるのをやめさせることができます。イライラして怒鳴る前に考えてみてください。理由を知ろうともせず叱ったり怒ったりすることは無意味なことです。
2.愛情不足の可能性
愛犬の行動にイライラした時は「何か不足していることがあるのではないか」と考えてみてほしいです。
例えば、「構って!遊んで!」と、あまりにもしつこい時がありますよね。愛犬と過ごす時間に余裕がない日々が続いたのではないでしょうか。
スキンシップやコミュニケーションが足りず、犬は不安になっているのかもしれません。構ってもらうことで不安を解消し、遊んでもらうことで心を満たしたいのだと思います。
あなたにも同じような経験はありませんか?大切な人とのスキンシップやコミュニケーションが減った時、構ってアピールをしたり、しつこくメッセージを送ってきたり電話をしてきたり等、一度は経験があると思います。不安な気持ち、分かりますよね?
一緒に遊んだ後、「おしまい」と言うようにしたり、おもちゃを片付けたり、終わりを教えてあげることも必要だと思います。
3.対応ミスの可能性
愛犬の行動にイライラした時は「間違った対応をしているからなのではないか」と考えてみてほしいです。
例えば、ラグやマットやソファーに粗相をしてしまった時、「何でここでしたの?」「トイレはあっちでしょう!」と、叱ったり怒鳴ったりしていませんか?
トイレの粗相を叱られた犬は、(失敗したから叱られたんだ…)ではなく、(ここで排泄してはいけないんだ…)と捉えてしまいがちです。そうすると、せっかくのトイレトレーニングも振り出しに戻ってしまいます。
なぜ粗相をしてしまったのか思い当たることはないでしょうか。トイレやシートが汚れていると排泄できないことがあります。お留守番の時間が長引き、排泄を我慢させていると粗相をしてしまうことがあります。
不安や恐怖から粗相をしてしまうこともありますし、飼い主の気を引くためにわざと粗相をして見せることもあります。
子犬の頃のようにトイレが上手にできたら褒めてあげてください。ご褒美におやつを与えてもよいです。嬉しくて、また上手にトイレができたことを飼い主に見せようとします。そうやってトイレの失敗を減らしていくとよいと思います。
まとめ
愛犬の行動にイライラした時に考えるべきことを3つ解説しました。
- そのような行動をする『理由』
- 愛情不足の可能性
- 対応ミスの可能性
私も愛犬の行動にイライラしてしまうことがあります。普段は全くイライラしないことにもイライラしてしまうことがあります。自分の機嫌や体調が悪い時が多いかなと思います。
イライラの直接的な原因が、愛犬の行動ではない可能性も無きにしもあらずですので、まずはその原因を冷静に判断できるようにしたいですね。