犬のトイレが近くなる理由4選 頻尿の原因と対処法を解説

犬のトイレが近くなる理由4選 頻尿の原因と対処法を解説

「何だか最近、愛犬が頻繁にトイレへ向かっている」と感じることはありませんか。犬のトイレが近くなると、病気が隠れていることもあるので注意が必要です。今回は、犬のトイレが近くなる理由を紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

何が原因?犬のトイレが近くなる理由4選 

トイレシーツにおしっこした犬

以前に比べて愛犬のトイレ回数が増えると「どうしたのだろう」と心配になる飼い主さんも多いでしょう。犬のトイレが近くなる理由には、体の変化や病気が影響している可能性があります。ここでは犬のトイレが近くなる時に考えられる理由を紹介します。

1.老化による膀胱機能の低下

老化に伴い、さまざまな機能が低下したり筋肉が衰えたりすることで、今までできていた行動とが難しくなることも多くなってきます。

高齢期に入ると、犬の膀胱付近の筋力が低下したり、筋肉が衰えることで膀胱が収縮しにくくなり、尿を長時間溜めておけない状態に陥ってしまうことも珍しくありません。

そのため、高齢期に入ってからおしっこの回数が多くなった場合は、老化による筋肉の衰えや膀胱機能の低下が理由に挙げられることが多いです。

2.細菌が入ることによる膀胱炎

トイレに座るフレブル

特にメスに多く見られる症状に、膀胱炎が挙げられます。大腸菌などの細菌が尿道から入ってしまい、膀胱に入ることによって炎症を起こす症状です。

膀胱炎を発症していると、膀胱粘膜が肥厚し残尿感が強くなります。そのため、膀胱内に尿がそれほど溜まっていないのに尿意を催し何度もおしっこを出そうとしゃがむようになります。また、おしっこをする際に痛みが生じることが多いので、一気に大量のおしっこを出しにくくなります。すると犬は、痛みを軽減するために複数回に分けて少しずつ排尿しようとするので、トイレの回数が多くなるのです。

3.膀胱に腫瘍や結石ができている

膀胱に結石ができてしまったり、腫瘍ができてしまったりすると、膀胱を結石や腫瘍が占拠してしまうため、尿を溜めづらくなることがあります。

また、腫瘍や結石によって尿路が狭くなってしまうこともあり、犬自身が「おしっこしたい」と感じていても、なかなか排尿できない状態に陥っていることもあるので注意が必要です。

膀胱に結石や腫瘍ができている場合、頻尿だけでなくトイレに向かうのにおしっこが出なかったり、血尿を排出するようになったりすることもあります。

4.水を飲みすぎていることにより排尿回数が増加

水を飲む犬

水を飲みすぎていると、当然排尿回数が多くなります。ある時期を境に突然多飲するようになり、おしっこの回数が多くなった場合は、何らかの病気が関係している可能性が非常に高いです。

多飲多尿は、さまざまな病気で見られる症状です。糖尿病や尿路結石症、腎臓病、クッシング症候群など多くの病気が考えられるので、早めに動物病院で診察・検査を受けることをお勧めします。

老化や病気による頻尿の可能性…対処法は?

診察される犬

犬のトイレが近くなる原因として、老化や病気が関係している可能性が考えられます。

今までに比べて明らかにトイレが近くなったり、トイレに行っているのにおしっこが出ていなかったりといった変化が見られる場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。必要に応じて検査を行い、病気の早期発見・早期治療につなげることができます。

また、老化に伴い膀胱の機能が低下していたり筋力が衰えている場合は、適切な運動方法やドッグフードを切り替えるなど、少しでも状態を改善するためのアドバイスをもらえることもあります。

まずはかかりつけの動物病院に相談し、指示に沿って対処することが重要です。

まとめ

トイレに座るレトリバー

いかがでしたか。犬のトイレが近くなる時は、老化現象、あるいは病気が隠されている可能性があります。そのまま放置せず、まずは動物病院に相談し、愛犬の健康状態に合った対処法で改善しましょう。

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