犬にレインコートを着せる4つのメリット
1.皮膚病の予防につながる
ひとつ目のメリットは、皮膚病の予防につながることです。雨の日の散歩は、水たまりやぬかるみがあったり、歩くたびに雨水が肢やお腹に散るので犬の体は濡れて汚れてしまいます。
濡れた体をそのままにしていると、皮膚に菌が繁殖して皮膚病になってしまう可能性があるのです。しかし、レインコートを着せていれば全身がびしょ濡れになることもありません。レインコートで雨を防ぐことは、皮膚病のリスクを低下させることにもつながるのです。
2.体調不良を防ぐ
体調不良を防いでくれるのもレインコートを着せるメリットです。雨で全身が濡れた状態で散歩を続けていると、徐々に体温が低下していきます。体温が下がることで体調不良を起こしやすくなってしまうのです。
レインコートを着せることで、雨で全身が濡れて体温が下がり体調を崩してしまうのを防ぐことができます。
3.雨の日のお手入れが楽になる
雨の日の愛犬のお手入れが楽になるのもメリットです。雨の日に散歩に連れていくと、犬は全身が濡れてしまいます。よって、帰宅後に体を洗って乾かしてあげる必要がありますよね。しかし、お風呂やドライヤーが嫌いな犬は多いです。お手入れに手間がかかってしまうことも少なくないでしょう。
レインコートを着ていれば、ほとんど濡れずに済みます。また、レインコートからはみ出た部分が濡れていたとしても少しなので、短い時間で乾かせるのは大きなメリットです。
4.暗い道でも目立つ
暗い道で目立つといったメリットもあります。犬のレインコートは、発色のよい目立つカラーのアイテムが多いです。仕事から帰ってきてから散歩に連れていく方は多いと思いますが、雨の日はとくに暗く周りが見えにくくなってしまいます。
発色のよいレインコートを着せることで、道ですれ違う歩行者や車にも犬が歩いていることを認識してもらいやすくなるのです。
犬がレインコートを着るのを嫌がる時の対処法
犬にレインコートを着せるメリットをご紹介しました。しかし、中にはレインコートを嫌がって着ようとしない犬もいるでしょう。そんな時は以下の方法を試してみてください。
- 動きを制限しないレインコートに変えてみる
- 音のしない素材のレインコートに変えてみる
- レインコートを着られたらおやつをあげる
レインコートを嫌がる原因として、動きづらさやシャカシャカする音を不快に感じていることが考えられます。愛犬が嫌がる場合は動きやすいポンチョタイプのレインコートや、音がしない素材のものを選んでみてください。
まだ子犬の場合には、レインコートを見せた上でおやつを用意しましょう。きちんと着られたら、ご褒美としておやつをあげてください。子犬のうちから徐々にレインコートに慣れさせておくと、成犬になっても嫌がらなくなりますよ。
ただ、あまりにも嫌がっているのに無理に着せようとすると逆にストレスになってしまいかねません。かなり嫌がっている様子であれば、無理強いはしないようにしてください。
まとめ
犬にレインコートを着せるメリットについてお伝えしました。犬にレインコートを着せることで得られるメリットはさまざまです。
これまではレインコートを着せるのに躊躇していた方も、ぜひ今後は雨の日に着用させてみてください。