愛犬のトイレのサイズが小さくないですか?
愛犬のトイレサイズが小さいことに気付かず、そのまま小さいものを使い続けている飼い主さんは非常に多いです。ほとんどの飼い主さんが小さいトイレを用意して、その小さい範囲で「漏らさずにトイレをしてほしい」と犬に要求しています。
しかし、考えてみてください。もし自分がトイレをするときに、狭いトイレと広いトイレだったらどちらが使いやすいですか?狭くて用を足すだけのサイズしかないトイレと、広々として身動きが自由に取れるトイレだったらどちらがいいでしょう?
犬も同じです。排泄ができないことはないという程度のサイズではなく、広々と動きが取れるサイズのトイレを用意してあげてください。
そして当然ですが、トイレのサイズが小さければはみ出しやすくなりますし、はみ出して当然という状態だって起こります。
愛犬のトイレはキレイですか?汚れていませんか?
もしトイレを使うならあなたは清潔なトイレの方がいいですよね。まさか汚れたトイレの方が好きだという人はいないと思います。
犬も同じです。むしろ犬はとてもキレイ好き。食事とトイレの場所は分けるし、便と排尿の場所も分けるほうが好き、という犬も少なくありません。
小さいトイレにしろ大きいトイレにしろ、まだ汚れてないスペースがあると(まだそこが使える…)と判断し、そのまましてしまってたりしませんか?
ほんの僅かしか使っていなければ、確かにそれでも気にせずしてくれる犬もいますが、基本的には犬は汚れたトイレを嫌います。(汚れている部分はまだ少しだけだし…)とあなたは思っていたとしても、実際に使う愛犬は(こんな汚れた場所ではしたくないなぁ)と思っているかもしれません。
愛犬がトイレをするときの行動をよく観察してみてください。トイレに入るけどそこではしたくないような素振り、出たり入ったりしてむしろどこか別の場所を探しているような素振りが見られるかもしれません。
愛犬にとって適切なトイレの広さは?
犬にとって十分な広さと清潔なトイレを用意してあげることが重要だとお話しましたが、では具体的にどのくらいの広さであればいいのでしょうか。
結論からお伝えすると、小型・中型・大型犬のそれぞれのサークルサイズ1つをまるっとトイレにして丁度良いサイズです。
どうですか?すごく驚かれたのではないでしょうか。
しかし犬は、排泄をする前にくるくる回ったり落ち着きがなくなりますよね。そのように動きながら排泄をする場所を定めておしっこやうんちをするので、むしろそれくらいのスペースがないと愛犬は少々困るかもしれません。
また、スペースが広くなれば当然、「シートから漏れる」という状況も回避することができ、掃除も簡単で楽になります。
「それだと部屋のスペースが狭くなるのが嫌だ…」という声もあるかもしれませんが、犬を飼うということは、犬にとって心地の良い生活空間を提供すること。自分の生活が最も重要で、犬のことは二の次になるようであれば、そもそも…というお話になってしまいます。
しかし、それでも自分の生活スペースの方を優先したいという気持ちが強いなら、トイレからはみ出してしまうことに関しては目をつぶりましょう。
まとめ
今回は、以下の内容を解説いたしました。
- 愛犬のトイレのサイズが小さくないですか?
- 愛犬のトイレはキレイですか?汚れていませんか?
- 愛犬にとって適切なトイレの広さは?
愛犬のトイレ問題は、実はすごくシンプルなことが原因の場合が多いです。特に、排泄時になぜはみ出してしまう場合、その原因にはこれらの内容が当てはまる可能性が高く、これらをクリアすればはみ出してしまう問題もなくなるでしょう。
それでもはみ出してしまう場合は、他になにか要因がないかよく観察して、思いあたることを一つずつ解消していきましょう。