『犬を多頭飼いしてはいけない人』の特徴3選

『犬を多頭飼いしてはいけない人』の特徴3選

『犬を多頭飼いしてはいけない人の特徴』についてまとめました。犬種や性別や体の大きさに関係なく、一頭と二頭では大きく違います。新しく犬を迎える前に「自分は多頭飼いに向いているかどうか」をよく考えてみてください。

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犬を多頭飼いしてはいけない人の特徴

犬ばかりの部屋

1.多頭飼いできない家に住んでいる

賃貸にお住まいである場合、「ペット可」ではあっても多頭飼いできないことがあります。

「小型犬2頭まで可」という条件がある場合、中型犬や大型犬との多頭飼いはできません。所有者や管理者が定義する『小型犬』というのも曖昧で、チワワはOKで柴犬はNGとされる場合があります。

「小型犬1頭と猫1頭可」という条件や「ひとつのケースに入れば2頭でも3頭でも可」という条件が設けられている場合もあります。

ペット可の賃貸であっても多頭飼いできない場合がありますので、お住まいの家の所有者や管理者に必ず確認するようにしましょう。犬種によって断られてしまうケースもあるので要注意です。

2.愛犬のための十分な時間を確保することができない

散歩中の複数の犬

「忙しい」「時間がない」「あまり寝てない」などが口癖の人は、多頭飼いをしてはいけない人です。

仕事が忙しく、朝早く家を出て夜遅く帰宅する場合、犬は1日のほとんどをお留守番していなければなりません。お散歩へ行く時間もないと思います。ただ食事を与えられるだけの生活になってしまうのではないでしょうか。

  • 排泄を済ませたトイレを掃除する
  • 15分~30分程度のお散歩に行く
  • 汚れた手足のお手入れやブラッシングをする
  • 食事を与える
  • ケージやベッドを清潔にし、整える

朝起きてから、最低でもこれくらいのお世話は必要です。どんなに疲れて帰宅した夜にも行わなければなりません。

朝バタバタしてしまうと、部屋の片づけや掃除もできないのではないでしょうか。犬に危険な物を出しっ放しで出かけてしまうかもしれません。

愛犬のための十分な時間を確保することができない人は多頭飼いには絶対に向きませんし、犬を飼うこと自体、やめた方がよいと思います。

3.愛犬のための十分な予防医療費を確保することができない

予防接種する犬

犬にかかる1年分の予防医療費を計算したことがあるでしょうか。

  • 狂犬病の予防注射(年1回、義務)
  • 混合ワクチンの接種(年1回、任意)
  • フィラリア症の予防薬の投与(5月~12月、月1回)
  • ノミやマダニの寄生の予防薬の投与(1年を通して、月1回)

感染症を予防するため、最低でもこれくらいの予防医療が必要です。「犬種(体の大きさ)」「ワクチンの種類」「予防薬の種類」「かかりつけの動物病院」などにより、料金は変わります。

私は犬2頭と猫1頭の多頭飼いですが、3頭のフィラリア症の予防薬8カ月分だけでも35,740円かかります。軽度の心臓病を抱える犬もおり、1年分のお薬に28,800円かかります。今以上に症状を悪化させないための予防薬です。

予防医療を怠ると、治療・手術・通院など、より高額な費用がかかります。だからこそ、予防医療を徹底する必要があるのです。お金の問題だけではなく、愛犬の健康と長寿のためにも欠かせないものです。

感染症によっては、適切な予防や治療を受けることができなかったことで命を落としてしまう犬もいます。

犬にかかる費用は医療費ばかりではありません。経済的な余裕がなければ多頭飼いは絶対にできませんし、犬を飼うことさえできないと思います。

まとめ

不満げな複数の犬たち

犬を多頭飼いしてはいけない人の特徴を3つ解説しました。

  • 多頭飼いできない家に住んでいる
  • 愛犬のための十分な時間を確保することができない
  • 愛犬のための十分な予防医療費を確保することができない

私自身、子供の頃からずっと犬の多頭飼いをしていますが、引っ越しをする時も人ではなく犬を最優先に考えてきました。仕事を選ぶ時も同じです。犬を飼うことに相応しい生き方を選び続けているのだと思います。

一人暮らしでは多頭飼いできない。高齢者のみの家族には多頭飼いできない。このように言われることもありますが、解説した3つの特徴に当てはまらない人であれば、犬を飼うことも多頭飼いをすることも可能なのではないかと思います。

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